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睡眠について - Coggle Diagram
睡眠について
レム睡眠
通常は、レム、ノンレムを3~5回繰り返して覚醒する
眼球の急速運動をともなう
脳への血流量は多く、大脳皮質は賦活されているが、筋活動は低下する
脳幹、脊髄の運動神経核への抑制系入力増大と、興奮性入力減少の作用が持続的に起こる
レム睡眠時に起こすと、80%の人が夢を見ていたと答える
睡眠による記憶・学習の向上
ノンレム睡眠のステージ3,4の徐波睡眠とレム睡眠は記憶・学習に特に深く関与している
陳述記憶は徐波睡眠時に記憶の固定が進む
非陳述記憶はレム睡眠時に記憶の固定が進み、成績が向上する
場所記憶に関わる記憶研究では、海馬への血流量と睡眠依存性の成績向上には、高い正の相関が認められた。
海馬では、日中に学習した記憶を、一時的に貯蔵し、睡眠時に長期記憶として大脳皮質に送っている
ノンレム睡眠
覚醒・安静時に検出されるα波の消失時点が入眠時点
入眠するとノンレム睡眠パターンに入る
とくに脳の疲労回復に大きな役割を果たす
ノンレム睡眠の4ステージ
1.α波が50%以下
2.睡眠紡錘波が出現
3.2Hz以下、75μ以上のシータ波が20%以上
4.2Hz以上、50μ以上のシータ波が50%以上
1~4にかけて深くなる 3,4は徐波睡眠といわれ覚醒しにくい
サーカディアンリズム(24.5~25.5時間)
体内のこの時間とのずれは、明暗、温度変化、気温などの時間同調因子をてがかりに生体時計によって調節されている。
生体時計は主に視床下部にある視交叉上核である
おもに朝の受光を時間同調因子として、24時間時計をリセットしている。
松果体ではメラトニンが分泌され、それが体内時計を直接調節している。
メラトニンの合成は夜間に活発になる 光刺激が松果体に入力されると、メラトニンの合成は抑制される
なお、視交叉上核は時計遺伝子を持ち、ニューロン自体が時を刻むと見られている。
ノンレム睡眠とレム睡眠の周期は60~110分、平均90分くらい