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記憶について - Coggle Diagram
記憶について
記憶の種類の分類
まずは
陳述記憶(宣言的記憶)
意味記憶
言葉の意味や固有名詞などの一般知識
エピソード記憶
個人的な経験や出来事
非陳述記憶(非宣言的記憶)
自転車やギターなど、意識をともなわない技術や癖といった手続き記憶がある
意識をともない、覚えた知識や過去の体験を言葉やイメージによって表現できるかによって分類される
記憶の内容による分類
時間軸にもとづく分類
感覚情報保存
感覚器からの膨大な情報、一秒程度で記憶は消失する
短期記憶
何らかの理由で注意を向けた事象は記憶が保持される
電話番号をダイヤルするときなど
短期記憶がなんども繰り返されることにより、分単位から年単位で長期に記憶することを長期記憶という
ワーキングメモリー
すべての情報が海馬に送られるわけではない。
ワーキングメモリーの作業後、すぐに消失するものも多い
課題の難易度によって、活性化の度合いが異なり、適度なむつかしさのときに最も活性化することもわかっている
非常に高次の複雑な作業がおこなわれている。
その神経回路で調節機能を果たしているのが、ドパミン、セロトニン、ノルアドレナリンなどの各種神経伝達物質である。
前頭連合野、とくに外側部や眼窩部は計画性、社会性、感情のコントロールなど、ヒトの性格や社会的な行動などにも深くかかわっていると考えられる。
記憶の保持と想起の仕組み
記憶
短期記憶はリハーサルを繰り返すことで、長期記憶へと移行することができる 記憶の固定という
頻回刺激 何度も高頻度で刺激して、加算効果によって長期増強が起こる
関連記憶 二つのことを結びつけると記憶・想起しやすい
偏桃体への刺激 感情、喜怒哀楽にかかわる記憶は記憶、想起しやすい
海馬
感覚連合野や運動連合野から入力され固定されつつある情報を修飾している
つまり、エピソード記憶を順序と場所を整理して想起しやすくしていると考えられる
海馬では記憶の固定までは行っていない
その他
記憶が作られたり想起されたりするのを妨げるPP1(protein phosphatase)という酵素もある