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ユニークキャリア(書籍) - Coggle Diagram
ユニークキャリア(書籍)
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●3章 主観:エベレスト級の大きな目標を立てる
・若い頃にこそ、リスクを取るべき理由。年齢を重ねると、ライフイベントなどもあり、一人きりの人生でなくなるなど、物理的にリスクをとれなくなる。歳を重ねるとレベルアップするイメージがあるが、年齢と比例していない。人生は一度きりであり、若ければ若いほどリスクを取り、ハイリスクハイリターンをねらえ。
・目標が大きいと、もちろんリスクも大きい。エベレスト登山の動画を見てほしい(NHKでやってた)。垂直を上るくらいリスクすごい。酸欠にもなる。だからこそ、頂上の景色はとんでもなくすごいし、名声も手に入るのだ
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・著者は高尾山を高速で何度も上り下りをした。それはミドルリスクミドルリターンであり、それによって得られたものもある一方、やはりエベレストの狙うべきだったという想い、少しの後悔もあるから、読者にはおススメしたい。著者は今、エベレスト(富士山?)を狙っている。
・エベレスト級の大目標を立てる重要性。高尾山レベルの小さな目標ではなく、富士山やエベレストを目指す意義について。目指すのは自由だし、大きな目標を持つことで、周囲の人間関係や人生そのものが豊かになるなど、あまりあるメリットがたくさんある
●4章 客観:それを実現している人はいるか?
・「ビジネスストーカー」になれ。目標とする人、ロールモデルが自分の年齢の時に何をしていたのかを見る。すると、「全然違う」「背中が見えそう」など目標への道筋のイメージがつく。そのためには、ロールモデルのインタビュー、ドキュメンタリー、本など情報を集めろ。ある種、ストーカーみたいに追っかけろ。著者はM&A総研の佐上峻作氏などがどういうキャリアだったか。大学はどこだったか、新卒でどこの会社入ったか副業で何をやっていたか。副業のメディアを売却して先の会社はどこか、そこで何をやっていたか。その後になぜ独立をしたかなど追いかけた。そして「最善のタイミングで最善のカードを切ればこうなるんだ」など調べた。
・顧客と社会のニーズを調べ、目標に対する需要の有無を精査する。顧客や社会がその目標を求めているか、将来的にどのような需要が予想されるかを確認する。また、自分の目標が現在の会社や環境で達成可能かどうかも検討する。例えば、年収3000万円を目指す場合、現在の会社でその目標が達成可能かどうか。副社長が1500万円なら、その会社では達成できない、など。
・同じ目標を達成している人はいる? また、あなたのロールモデルも決め、ロールモデルをベンチマークしよう。成功者のキャリアから学び、自分の計画を立てやすくなる。同時に、モチベーション維持にもなる。また、業界標準を把握し、自己の位置づけも明確にしよう。
・逆ロールモデル、失敗例から学べ。「笑うセールスマン」のようなアニメから失敗のパターンを学び、同じ過ちを犯さないようにする。成功例同様にダメな例も参考になるし、失敗は再現してしまいやすい。野球の野村監督「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」とかいってた
・3章で立てた目標が、単なる無謀な目標になっていないか確認。エベレスト級の目標と、無謀な目標は違う。無謀な目標は、いつまでも進んでいる気がしないし、いつ達成できるかも分からず、しんどい。また、目標が自分に適しているのかも考えるべき。(エベレストと無謀の違いとは? それを読者に判断させる質問は?)
●5章 主観:武器を探して動け
・武器は一朝一夕では手に入らない。 実績を積み重ねるには時間がかかることを理解し、コツコツと取り組む姿勢が重要。また、小さな成功体験の積み重ねが重要となる。そうすることで自信となり、モチベーションを維持することができる。例えば、月間目標を設定し、達成するたびに自分を褒めるなど。
・障害を乗り越えるための心構え。挫折や失敗を乗り越えるためのメンタル強化術。挫折や失敗はキャリア形成において避けられない。それを乗り越えるためのメンタル強化の方法を説明。例えば、ポジティブなマインドセットの維持、失敗を恐れない姿勢など。
・目標が大きければ大きいほど、武器が必要になる。その解像度を上げなければならない。たとえば、ユーチューバー登録者1000人目指すのと100万人目指すのとでは、武器が変わってくる。専門的な知識や、高い動画編集スキルが必要だったり、そもそも別のことをやって語れる知識を増やしてから始めるなど、手段も異なる。そうでないと目標を突破できない。だが、そういうことを考えないでやってる人が意外と多い。会社を起業して上場すると目標を定めたなら、売り上げ規模や社員数が必要だし、それには何人規模のマネジメント経験ある人を入れないと不可能なども見えてくる
・ 目標達成のためには、特定の手段に固執せず、柔軟に対応することが重要。目標がコロコロ下方修正されるのは良くないが、目標達成への道は、状況に応じて最適な方法を選び、必要に応じて計画を修正する柔軟性を持つことが成功につながる。武器や戦略はどんどん変更してかまわない。自分に最適な方法はいきなりは見つからない。
・必要な「武器」と「装備」。目標に向けたアクションプランを作る。設定した目標から、その達成に必要な具体的なステップを逆算する。例えば、10年後にどのようなポジションにいたいのか、そのために5年後にはどのような実績が必要か、そのためにこれからやるべきことは、など。すると同時に、必要なスキルや知識も洗い出せる。例えば、マーケティングの知識、プロジェクトマネジメントのスキル、特定の業界に関する専門知識など。そして、具体的なアクションプランを立てる。長期目標を短期目標に分解し、それぞれの短期目標に対する具体的なアクションプランを作成。例えば、1年以内に特定の資格を取得する、半年以内にプロジェクトを完遂するなど。
●6章 客観:動いた結果を検証せよ
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・昔の成功話をし続ける老害になるな。行動やアウトプットをやめたり、フィードバックを受け入れるのを辞めてしまうと、成長が止まり、過去の成功話をいつまでも繰り返す老害になってしまう。「進撃の巨人」の壁の中に居続けるようなもの。それは家畜の安寧であり、おもしろい人生、ユニークキャリアではない
・行動して市場などからフィードバックを受け、痛みを伴いながら成長せよ。行動・アウトプットをすることで結果が出るし、他者からのフィードバックも来る。なかなか最初からうまくはいかないが、ちゃんと受け入れて修正し、また動くプロセスが重要。PDCAを高速で回す。批評を受けることは時に痛みを伴うけれど、それを改善し、成長の糧とする姿勢が大切。そうすることで、目標達成に近づくことができる。
・失敗を恐れて動けない人へ。若者の失敗はほぼ許される。なのに失敗に対する恐怖感が強すぎる。失敗したらどうなるか、具体的に考えろ。すると、どれも実はたいしたことないと気づくはず。誰もあなたの失敗を覚えていない。それに失敗したって死ぬことはないと分かるだろう。
・動きながら考えろ。5章でやることが決まったら、あとは計画に時間をかけるよりも、スピーディに行動を起こして結果を検証するのが大切。時代の変化は早いため、計画に1カ月も費やすのは無駄になるし、モチベーションもどんどん冷めていく。また、動き出すことで初めて見えてくる課題や必要な能力・武器もある
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