Please enable JavaScript.
Coggle requires JavaScript to display documents.
テンス 会話の時点(現在)を基準に、事柄がそれより前か後かを示す文法的手段。 - Coggle Diagram
テンス
会話の時点(現在)を基準に、事柄がそれより前か後かを示す文法的手段。
終止形の表すテンス
終止形のテンスは述語の性質によって異なる
「行く」「書きます」は現在形ではなく、辞書形・マス形と呼ばれる。
動作性述語(動作動詞) → 未来を表す。
状態性述語(状態動詞・形容詞・名詞) → 現在(および未来)を表す。
未来を表す状態性述語
動作動詞と状態性述語の時制表
日本語の時制は「ル/タ」の対立(非過去/過去)のみ。
行く」「書きます」は非過去形とも呼ばれる。
テンスのない文(超時制)
すべての文が「過去・現在・未来」のいずれかのテンスを表すわけではない。
過去から未来永劫変わらない真理を表す文は特定のテンスを持たず、「超時制」と呼ばれる。
述語が動作動詞であっても、未来を表すわけではない。
従属節のテンス(相対テンス)
従属節の「タ形」は過去ではなく、「主節の述語より前の時点」を指す。
主節の時点を基準にして、前後を決めるため、「相対テンス」と呼ばれる。
相対テンスの特徴
「タ形」を「ル形」に変えると、事柄の順序が逆転する。
日本語には英語のような「時制の一致」がない。
例外: 時制のズレがある場合、表現可能な例もある。