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オーブリーヌ - Coggle Diagram
オーブリーヌ
デメテール&ユーロリーフ&AB認証
1000円前後のデイリーワインから数万円もする超高級ワインを生み出すフランス銘醸地ボルドー。
そんな小規模生産者はさまざまなワインスタイルがあり、ブライ地区に存在するシャトー・サント・リュス・ベルヴューもそんな個性派職人のひとり。なにせこのシャトー・・・
国際的な巨大企業の大量生産や格付シャトーの世界を股にかけたビジネスが目立ちがちなボルドーですが、自ら畑を耕し、ワインを醸造する優秀な小規模生産者がいるのもボルドーの魅力。
●デメテール&ユーロリーフ&AB認証取得!
している根っからのビオディナミ生産者!にしてもオーガニック系認証を三つも取得するなんて並大抵の努力ではできません!
オーナーのブルーノ・マルタン氏は同じブライにシャトー・ローラン・ラ・ギャルドも所有していますが、こちらはジロンド河に近い区画のブドウを使用しています。
そのなかでもこのレ・オーブリーヌは、約1.35ヘクタールというほんのわずかな畑から取れたソーヴィニヨン・ブランとミュスカデルを使用。伝統ブレンドですね!
オレンジ系ボルドー
なぜ今回、レ・オーブリーヌを紹介しようと思ったか、というとヴィンテージ変更に伴い、少し作り方が変わったから。一言でいうなら・・・
●オレンジ系ボルドー!
ボルドーらしい木樽も使っているのですが、2017年からジャールやアンフォラといわれる素焼きの窯を少量熟成に使用しているのです!
これに長めのマセラシオン・ペリキュレール(果皮浸漬)も加わって、まさに流行のオレンジワインに近い作り方!
口当たりはピュアながら濃厚な味わい。爽やかながら凝縮感もあり、かすかに感じるタンニンと複雑な余韻は、従来のボルドー・ブランでは片づけられないものを感じます。
なにか口は説明しきれないような感覚。ちなみに次のヴィンテージの2018年はもっとジャールやアンフォラを使っているそうで、また味わいが変化しているそうです!
年産3600本
そしてさきほど畑の部分でも触れた1.35ヘクタールという大きさですが、ほんとうに小さい畑で、なんと・・・
●年間生産3600本!
これぞ職人のワイン!小規模で丁寧に作っているからこそのこの個性派スタイル!
このとおり生産量ごくわずかなので、この2017年ヴィンテージがいつなくなってしまうかわかりません!
認証済ビオディナミ生産者が作るオレンジ系ボルドー!
年間生産3600本の希少品をぜひお試しください!