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カラフル, 読んだ作品のテーマについて考え、まとめる, 読んだ作品に対する自分の意見と感想をまとめる - Coggle Diagram
カラフル
登場人物たちについて
僕(魂)
前世に大きな罪を犯したことで、輪廻のサイクルから外された魂。本来なら生まれ変わることはできないが、抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得る。小林真(こばやし・まこと)の体を借りて「ホームステイ」をし、自分が犯した「罪」を思い出すことができれば、再び輪廻のサイクルに戻ることができる。
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本のあらすじ
家族にも、初恋の相手にも絶望して、生きる意味を失った少年・真。魂の"ぼく"は真の人生を生きる過程で、彼が見ようとしなかった真実に触れる。紫に見えていたものが、実は赤と青が重なったものだったように。矛盾しているけれど、そのどれもが"ほんとう"の姿であることに気が付いていき僕が真の体を借りて過去の過ちを探るストーリーとなっている。
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読んだ作品のテーマについて考え、まとめる
テーマであるカラフルは、別にカラフルな人や表紙ではないものの、物語の中で使われている色表現の多様さがまさにカラフルという意味を持っています。 例えば、天使は瑠璃色の瞳を不気味に光らせて、2朝日を浴びた川面は淡い緑青色で、3草色の枕に顔を押しあて、ぼくにしかわからないくやしさをかみしめてるうちに…色再現は、JIS採録の色の値を参照4厚手のカーテンにはばまれ、煉瓦色の陽もさしこまない美術室 などとたくさんの色を多様性を使って表現しています。
読んだ作品に対する自分の意見と感想をまとめる
僕はこの作品を読んで、過去に起こした過ちや失敗などは人間生きていれば、それは正すことができる機械を持っている人がほとんどだけれども、主人公の僕のよう一生直そうとも直せない過ちを起こさないようにしなくてはならないという考えを自然と読者に与えるこの作品は素晴らしい傑作だと思います。