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免疫 (細胞の種類&役割, 抗原撃退までの流れ, 免疫細胞の生まれる場所), T細胞は胸腺で生まれる - Coggle Diagram
免疫
細胞の種類&役割
好中球
はたらき者
白血球の50%以上を占める貪食細胞で酵素の働きで食べた細胞を消化して殺菌する
生存は血液内で1日位と言われる
マクロファージ
免疫細胞の代表
外敵がカラダに入ってくると、何でも食べてしまうので大食細胞といわれている
抗原の情報を指令役T細胞に伝えるなど二次防衛にも貢献している大柄で頼りになる細胞
メモリーB細胞
記憶役
一度出会った抗原のデータを数十年にわたって記憶し続ける能力を持つB細胞
その生存は数十年にわたるといわれる
NK細胞
免疫細胞の処理役
ナチュラルキラー細胞と呼ばれる。
常時カラダの中を巡回して、細胞の中のウイルスや癌細胞を協力者なしで処理する。
生存は2週間くらい
形質細胞
抗体量産役
B細胞がヘルパーT細胞の刺激によって分化した抗体量産型細胞
抗原がいなくなっても、メモリーB細胞を作り出し、次の外敵にすぐに対応する
好塩基球
サポート役
好中球や好酸球の移動を助ける物質を作る
アレルギー反応にも広く関わっているとされ、生存は血液内で1日位
好酸球
寄生虫の処理役
貪食細胞
血流中より呼吸器や腸管などに散在していて、抗原を処理する
アレルギーに関わる。
生存は好中球よりながいと言われる
樹状細胞
情報役
外敵が体に入ってくると、多くの情報を自分のからだに枝状にはりつけて、T細胞にいち早く伝える。
生存は数日から数ヶ月
ヘルパーT細胞
指令役
毛細血管や脾臓・リンパ節では60~70%を占める免疫細胞の主役
ウイルスに感染した汚染細胞を見つけ出す専門家
生存は長くて半年位
キラーT細胞
細胞攻撃役
指令役のヘルパーT細胞から指令が下ると力を増し、ウイルスに感染した汚染細胞を処理する
生存は長くて半年位
制御性T細胞
停戦役
免疫細胞の活動の行き過ぎを防ぐためにB細胞の抗体生産を制御する役割
生存は他のT細胞と同じ位
抗原撃退までの流れ
①抗原が体内に侵入する
②マクロファージ、好中球などが抗原を食べる
抗原が増えてくる
③樹状細胞がリンパ液に乗ってリンパ節へ行き
抗原の侵入をヘルパーT細胞に知らせる
④知らせを受けたヘルパーT細胞が抗原を確認して増殖する
⑤ヘルパーT細胞はB細胞に抗体を作らせ
攻撃させる
⑥B細胞は形質細胞へ変化し、抗体を量産
さらに抗原を攻撃
⑦細胞が抗原にやられてしまうとキラーT細胞が細胞内の光源を攻撃して処理する
⑧抗原がいなくなると制御性T細胞が
攻撃終了の指令を出す
⑨メモリーB細胞が抗原を記憶して
次の侵入に備える
免疫細胞の生まれる場所
造血幹細胞
リンパ球系幹細胞
NK細胞
B細胞
メモリーB細胞
形質細胞
ヘルパーT細胞
キラーT細胞
制御性T細胞
樹状細胞
骨髄系幹細胞
赤血球
好酸球
好塩基球
好中球
マクロファージ
樹状細胞
血小板
T細胞は胸腺で生まれる