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ボルドー産地 - Coggle Diagram
ボルドー産地
右岸
ブライ
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2009年にそれぞれ別のAOCを名乗っていた4村がコート・ド・ボルドーに統合。それぞれの規定を満たした場合、各地区の名称を付記出来るようになった。狙いとしてはボルドーの名前を使って輸出強化する、というもので、元の名前は「プルミエール・コート・ド・ブライ」なので2009年以降はこちらの名前でラベル表記されています。
紛らわしいのが、一部コート・ド・ボルドーに統合されなかった地域というのがあって、赤ワインが作れるAOCブライと白ワインが作れるAOCコート・ド・ブライが残っています。ただ2020年の収穫までしか名乗れないため、今後目にする機会は減るでしょう。
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サンテミリオン
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ドルドーニュ川の右岸に位置し、1999年には街並みが世界遺産に登録されています。
土壌は大別してコート地区とグラーヴ地区とありますが、両方でトップ・シャトーが存在するため、そこに決定的な有意差はないようです。
メドックの男性的なワインとは趣が異なり、優雅で芳醇、柔らかさを感じられる、女性的なワインと表現されます。
このAOCで厄介なのが、10年に一度変更があり、そのたびに物議をかもす格付制度とAOCサン・テミリオン・グラン・クリュの存在でしょう。
格付のごたごたに関しては別途調べてもらうとして、グラン・クリュについて説明します。
概要としてはAOCボルドーに対するAOCボルドー・シュペリュールと同様に、生産地は同じで規定が変わるというものです。なので品質は高い傾向にあります。
ただ格付シャトーとは無関係なのですが、格付に認められるためには、AOCサン・テミリオン・グラン・クリュでなくてはならないという条項がある、というちょっと複雑な関係性。
なまじグラン・クリュの意味を知っていると勘違いしやすいところですね。
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ブール
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当初コート・ド・ボルドー構想に参加していましたが、途中で離脱。独自のAOCを守っています。
土壌が多岐にわたるため、フルーティなタイプからスパイシーなタイプまで千差万別。作付け面積的にマルベックがほかの地域よりも多いのが特徴です。
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カディヤック
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AOCとしてはカディヤック・コート・ド・ボルドー。旧名はプルミエール・コート・ド・ボルドー。
ワインの性質としては様々な資料を参照するに、一貫した性質がないように思われます。力強さが身上、という記述もあればフルーティでしなやか、という記述もあり、何とも言えないところです。
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カスティヨン
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サン・テミリオンの生産者がテロワールに目を付けて、カスティヨンに進出する、といったことが近年増えてきているので、より知名度が上がっていくことでしょう。
ワインの性質としてはサン・テミリオンに近く、柔らかさもありながらフルボディで長期熟成能力も持つタイプを多く作っています。
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フロンサック
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18世紀にはサン・テミリオンよりも高値が付けられていたフロンサックですが、19世紀末に害虫フィロキセラによって、ブドウの樹が全滅。
復活を果たした、と言えるのが1990年代とかなり悲劇の産地です。
ワインとしては近隣のポムロルに近く、フルーティながらスパイスのニュアンスもある複雑性のあうワインが仕上がります。
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ポムロル
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比較的新しい産地で格付もなく、面積も小さいポムロルがなぜここまでの地位にのし上がったのか。
それはジャン・ピエール・ムエックス氏の功績が大きいところです。彼の活躍はここでは割愛しますが、ムエックス氏なくして、シャトー・ペトリュスやシャトー・ル・パンが五大シャトーを上回る価格で取引される世界は実現しなかったことでしょう。
個々のシャトーが評価されているため、産地としての特徴は捉えづらいですが、厚みや魅惑的な香りを持つ、最上のメルローが取れます。
繊細でありながら濃密、リッチでありながらエレガント、という唯一無二のワインに仕上がります。
平均的に高価ですが、品質も高水準であまり外れのない産地ともいえるでしょう。
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ラランドポムロル
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ポムロルやサン・テミリオンという右岸のスター産地に挟まれている産地で、ワインの性質もよく似ています。
ただ比較的早飲みタイプで、価格も抑えられていることからコストパフォーマンスの良い産地と言えるでしょう。
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サンテミリオン衛星
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それぞれ、尾部に「サン・テミリオン」を付けられます。
いずれのAOCもサン・テミリオンと似た、柔らかく芳醇なワインを作る産地で、それに反して価格は抑えられていますが、同じAOC内でも品質にはややばらつきがあるのではないか、と思います。
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左岸
メドック
河口、つまり大西洋に近い下流域に広がるAOCメドック。
昔はバ・メドックと呼ばれていましたが、「バ」というのはフランス語で「下、低い」という意味があるため、侮辱的な地名と取られ、現在では単にメドックと呼びます。
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ムーリ、リストラック
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他の4村に比べ、ジロンド河からやや離れた位置にあり、格付シャトーも有していないことから、やや地味な存在ととらえられがちですが、ボルドー好きにとっては安息の地。コストパフォーマンスに優れたワインが多くある掘り出し物の産地です。
やや高めの価格設定をされることも多いですが、格付シャトーをしのぐともいわれる実力派シャトーもあり、有名シャトーのグレートヴィンテージなどは垂涎モノ。それでいて価格は抑えられるのだから、より涎が垂れるというものです。
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マルゴー
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格付シャトーも最大数のマルゴーの特徴は、なんといってもエレガンス。力強さを身上とするこの村からは異彩を放って、繊細でふくよかなワインが出来上がります。格付外のシャトーも多く、目にすることも多いでしょう。
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ぺサック・レオニャン
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少しわかりづらいのが赤だけ、白だけ、赤白両方の3つの認定があることと、グラーヴ格付とは言いつつも、すべてAOCぺサック・レオニャンにある、ということ。ただしどのシャトーも威厳と風格を備えた、まさにグラン・ヴァンであることに疑いはありません。
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グラーヴ
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フランス語で「砂利」を意味するグラーヴは、もともとボルドーのワイン生産の中心地。今ではその座をメドックに譲った、とみるのが一般的ですが、メドックとは違う柔らかくエレガントな赤ワインと、ボルドーで実力トップの白ワインは健在です。
AOCメドックやオー・メドックに比べれば、目にする機会はそう多くないものの、日本人が好むのはおそらくグラーヴのワインではないかな、と思っています。赤も白も柔らかく豊かな果実味を持ち、若くから楽しめるワインが多くあり、日本の家庭料理に寄り添える懐の深さを持っています。
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まずは
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白ワインはメドック地区の各AOCでは名乗ることを許されていないため、AOCボルドーとなります。
逆にグラーヴ地区では許されているため、昔からボルドー・ブランの銘醸地として有名です。
いずれもソーヴィニヨン・ブランとセミヨン、ミュスカデルがよく使われます。最近ではソーヴィニヨン・グリも人気が出始めています。
それ以外
アントル・ドゥ・メール
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ボルドーでは珍しい白のみが認定された産地で、この地で赤を作るとAOCボルドーやシュペリュールになります。
ソーヴィニヨン・ブランを主体にセミヨンやミュスカデル、ソーヴィニヨン・グリを使った爽やかな白ワインを生み出します。
良くも悪くも品質のブレがなく、低価格で良質なボルドー・ブランが見つかる産地です。
隣接するオー・ブノージュは、ほとんど日本では見かけませんが、こちらもボルドー・ブランの産地。辛口を作るとAOCアントル・ドゥ・メール・オー・ブノージュ、甘口だとAOCボルドー・オー・ブノージュになります。
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グラーヴドヴェイル
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ドルドーニュ河の左岸にあり、ここだけが砂利質の土壌のため、アントル・ドゥ・メールの中では特異なテロワールを持ちます。
赤ワインは香り高く滑らかで、長期熟成には向かないが、華やかなスタイル。明確に特徴が出ているワインです。
白も同様に香り高くフレッシュで、アントル・ドゥ・メール産のものに引けを取りません。
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サン・フォア
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400ヘクタールほどの小さな産地ですが、ワイン産地としての歴史は古いようです。
赤ワインは主にメルローが使われ、骨格のしっかりとした力強さが売り。若いうちでも十分楽しめますが、タンニンも豊かなため長期熟成も可能です。
白は辛口タイプも生産可能ですが、現在では作られておらず、甘口のタイプが主流です。
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