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濱畑 (トーマス・チャン, 新卒生え抜き, 設計部門→アジア統括部長, 豪快朗らか且つ、ラグビー経験を生かした人脈形成,…

- - - - 正社員28名
      - 契約現場作業員は最大数百名
      - シンガポール拠点の最大所帯
  - - - 人脈が広いため、人伝で日本本社の特色を分かっていた？
  - - - これまで設計部門は
        日本からの出張、リモートでカバーされていた
        
        本社設計部門の力が強く、設計部門を各拠点に配置していなかった？
      - 海外拠点初の現地設計部門
        
        シンガポール拠点は
        全社の中でも先進的な海外拠点
- - - - 1995年立ち上げ
      - シンガポール空港ターミナル拡大計画成功
        
        現地人材の獲得に苦戦
        
        日本企業にブランドは感じるものの
        入社する現地出身者は少ない
        
        「経営層は全て日本人で
        自分たちは使われるだけではないか」
      - 売上高1千億円
        
        全社の7.8％
        
        海外売り上げの25％
      - 日本顧客⇒現地顧客の増加
        
        現地人材の健闘
        
        日本人による顧客マネジメントが不要に
        
        需要と供給のミスマッチ
        
        現地企業
        先鋭的・安価・シンボリック
        
        帝国建設
        高品質・品格・独創性
        
        帝国建設のデザインへの拘り
        
        本社設計部門が海外の動きについていけていない
        
        他の海外拠点では
        「顧客＝海外に進出した日本企業」と推察される
        
        現地出身者を拠点長に
        
        初の生え抜き人材の拠点長
        
        本社人事部・経営層からの反発
        
        新卒一括採用
        
        メンバーシップ採用
        
        経営陣も全てメンバーシップ採用されている
        
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        年功序列
        
        終身雇用
        
        本社人事制度と現地販売会社の人事制度が独立している
        
        拠点長＝本社理事相当
        
        前例がない
        
        本社理事も全てメンバーシップ採用されたメンバー
        
        濱畑の動き
        
        考えの根拠
        
        アジアの事業環境
        
        現地人材の活躍・士気の高さ
        
        行動
        
        人事要件の整理
        
        評価に基づきチャンを拠点長候補として選定
        
        何故チャンだった？
        
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        各部門との交渉
        
        本社グローバル人事部
        
        国内人事部門
        
        関連役員
        
        2019年にトーマス・チャンがシンガポール拠点長に
        
        濱畑はアジア統括長に
        
        濱畑の将来性を見込んで通った人事案である
    - - 何故本社は気づかない？
      - 南米拠点
- - - - 帝国建設の組織的な不具合？
        
        おそらくこの会社はトップダウン
        
        メンバーシップ採用から地続きになった同質的な文化
        
        一方海外事業は拠点の裁量に任せざるを得ない側面がある
        
        トップダウンの経営と、海外事業の裁量という組織的不整合
        
        むしろ「裁量を持たせないといけない」からこそ
        「同じカルチャーを兼ね備えた日本人」を
        海外拠点長に据えないと安心できないのでは？
- - - - 新卒入社で顔なじみ
  - - - 古臭い
        
        行きつけなんだろうなぁ
        
        近くに行きつけの居酒屋とかありそう
        
        そこで打ち合わせしてそう
      - 温泉
      - 夕食会
        
        顔なじみ同士の話し合い
        
        最初は英語だが次第に日本語に
        
        次の日の方向性のすり合わせや情報収集をしていたのでは？
        
        日本語で自己紹介や、シンガポールの直近の状況を話すものの、元来の性格もあって話が続かない
        
        夕食が終わると退席
    - - 午前中
        
        社長や経営企画室の説明
      - 午後
        
        オープンディスカッション
        
        チャンは真っ先に挙手した
        
        非日系顧客の獲得強化の重要性を主張
        
        しかし、議論は続かなかった
        
        司会者が米国拠点長を指名
        
        拠点長歴任期間最長
        
        最もシニアな人間から発言をするという慣例
        
        年功序列
        
        濱畑はちゃんとフォローや事前の刷り込みはしていたの？
        
        日系顧客への集中と更なるコアクライアント体制の確立
        
        英国拠点長
        
        ドイツ拠点長
        
        全拠点間の連携強化と主要日系顧客におけるシェアの拡大
        
        濱畑は、この状況を見て何も言わなかったのか？
        このままだと時代に乗り遅れると警鐘を鳴らしていなかったのか？
        
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        自分たちのデザインを気に入ってくれる企業しか相手にしたくない
        
        技術志向の会社特有の思考に陥っている？
        7Sのスキルが偏っている
      - 最終日
        
        グループに分かれた会議
        
        タスク毎の方針の具現化
        
        日系企業をターゲットにした議論
        
        チャンの顧客は非日系企業
        
        出番なし
        
        自身の利益の最大化
        
        アジェンダのない会議
        
        阿吽の呼吸によって進む
        
        チャンにとって、大きな不全感が残る会議であった