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オーモンジャ - Coggle Diagram
オーモンジャ
グラーヴドヴェイル
●珍産地グラーヴ・ド・ヴェイル!
ボルドーを学んだり飲んだりする際に必ず出てくる「右岸」「左岸」のキーワード。
五大シャトーを擁するフィネス溢れる左岸とサン・テミリオンやポムロルを代表するエレガンス醸し出す右岸の対比は、ボルドーの多様性を奏でています。
しかしそれ以外にもボルドーには産地はあるわけで。その代表格アントル・ドゥ・メール。ガロンヌ川とドルドーニュ川にはさまれ、「二つの海の間」という意味を持ちます。
なぜか右岸にも左岸にも分類されない(川には接しているので岸は存在します)第三の生産地として紹介されることの多いアントル・ドゥ・メール。コストパフォーマンスの良いボルドー白が多くあるおなじみの産地です。
今回紹介するのは、そんなアントル・ドゥ・メールの中でも異彩を放つ・・・
ボルドー白の銘醸地の中にあって、上質な赤ワインを生産する珍しさもさることながら、生産量が極めて少ないうえ、地元での消費が多く、日本ではほぼ見かけない産地でもあります。
粘土石灰質が多いアントル・ドゥ・メールでは珍しく砂利質土壌で、生産量のおよそ80%が赤ワイン。
驚愕のしなやかさ
●異次元の華やかさとしなやかさ!
今回入荷してきたシャトー・オー・モンジャは先に白ワインを紹介しまして、お客様よりかなりの高評価をいただいた期待のシャトー。
満を持しての赤グラーヴ・ド・ヴェイルの登場となったわけですが、期待通りどころか、軽く期待を上回ってくるクオリティの高さ!ざっくりといえば・・・
これが、セクシーなワインというやつなのか・・・?というほど魅惑的な香り、いっぱいのバラや小さなベリーの華やかさ、一瞬ボルドーを飲んでいるという感覚が霧散してしまうほどの香り高さ。
飲むと一転、ピュアで豊かな果実味にしなやかなタンニン。重心の高い繊細なボルドーの味わいが広がります。余韻にはこの土地特有と思われる、ほっとするような温かみ。
虜になってしまうような匂い立つ魅力を醸し出す1本。妖艶?色気?官能?しっくりとくる表現は見つかりませんが、とにかく心をつかまれてしまいました。
おそらく熟成してしまうとこの魅力は薄れてしまうだろうと思います。特にこの地のワインはあまり寿命が長くありません。そう考えると儚ささえ覚えます。
年間8000本
●年間生産8000本のみ!
その儚さとともに急いでほしい理由がもう一つありまして、実はこのシャトー・オー・モンジャ・ルージュ・・・
わずか3ヘクタールしかない畑から作られるワインなので8000本しか作れないそうです。そのなかで日本に入ってきているのが何本あるのか。。。
それにこれだけ小さな畑だとヴィンテージの影響をもろに受けるので、年ごとに味わいが違う可能性があります。白もヴィンテージによって味わいの方向性が変わっていました。
ですので、この味わいを皆さんと共有できるのももしかしたらつかの間かもしれません!
珍産地グラーヴ・ド・ヴェイルから年間生産8000本の希少品到着!
唯一無二の華やかしなやかボルドー!今しか飲めないこの味わい、お試しください!