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2章 気候ケインズ主義の限界, 既に4項目超えている - Coggle Diagram
2章 気候ケインズ主義の限界
「グリーン・ニューディール」という希望?
再生可能エネルギーや電気自動車関連産業への助成を行い、景気を刺激する新しい政策プラン(雇用創出・有効需要を高める)
「本当のコスト」が隠された資本主義社会の生活が対策を打つのを遅らせた 問題解決の先延ばしにも影響
(資本主義は負荷を外部に押し付けているに過ぎない)
グリーン・ニューディールは経済成長を前提としているから資本主義の限界を超えることはできない(=真の解決策にはならない)
エコな車を生産する過程で環境負荷を低減できないジレンマ
トヨタのスマートシティ構想、実際どうなの?問題
グリーン・ウォッシングと見せかけの環境への配慮
=「絶滅の道は善意で敷き詰められている」
気候ケインズ主義とは:政府の積極な市場介入・市場規制を行いつつ、環境問題に対処する立場?
市場の自由vs市場の規制のジレンマ
政治と法の問題としての『環境問題」?
ホッブズとルソーの国家論モデル
個人・民間企業の個人主義傾向をどう抑制できるか?
大衆のリテラシーの問題?
ポピュリズムの台頭
プラネタリー・バウンダリー(地球限界の限界)
by環境学者 ヨハン・ロックストローム
レジリエンスには臨界点/tipping pointあり
気候変動・生物多様性の損失・窒素、リン循環・土地利用の変化・海洋酸性化・淡水消費量の増大・オゾン層の破壊・化学物質による汚染の9項目
(経済成長を前提とするなら)プラネタリー・バウンダリーが、制度設計の基準になる
SDGs
日本は先進国の中でトップ水準で、地球規模での環境負荷のコストを多く負っている国
日本の異常気象、自然災害の激化の一要因
農林水産業全体への影響は?収穫高の減少、不作などには関連していないか?
別の方法で環境汚染を止めようとしても、
別のものに負担をかけてしまう
環境問題「解決策」がトラブルに、世界の事例
電気自動車の本当のコスト
CCSは意味がない
必要なのは経済のスケールダウンとスローダウン
環境問題解決のためには専門家・学者/政府・官僚/国際機関の意味のある連携が必要
解決策①科学的・技術的な解決策の提示②国家間の協調ネットワークの構築③市民・大衆への啓蒙活動
スケールダウン=1970年代後半頃の生活レベルに落とす
スローダウン=今以上の経済成長を望まないこと
「脱物質化」継続的な物質的成長は不可能、より少ない資源でより多くのことを行う(=脱物質化)としても物質的成長には限界あり(歴史家バーツラフ・シュミル)
経済の中核を非物質的なもの(サービス、IoT)に移しても、カーボンフットプリントは減るわけじゃない、完全に物質に依存しない社会・生活は作れない
「認知資本主義」評価・信用を資本とする新しい消費の形が環境保護に親和的とも言えるけど、完全にエコなわけでもない (?)
環境負荷低減と経済成長のデカップリングは困難
資本主義のシステム内では事実上、リカップリングしかない
ジェヴォンズのパラドックス
効率を上げても、結局他のものに使われてしまうから、
資源の消費量は減らない
脱成長
既に4項目超えている