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『遺跡が語る日本人のくらし』 佐原真 岩波ジュニア新書 2007年 - Coggle Diagram
『遺跡が語る日本人のくらし』
佐原真
岩波ジュニア新書 2007年
岩宿時代(旧石器時代)から始まる日本の歴史
2400年〜2300年前 弥生時代
土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム
300体ほどの弥生人の骨
1993年4月
金属の道具
武力崇拝が始まった
稲作
東京都文京区本郷の弥生町で見つかった土器が研究の出発点になった。
吉野ヶ里歴史公園
静岡市立登呂博物館
大阪府立弥生文化博物館
50万年前 旧石器時代
日本列島に人が住み始める。
1万2000年前 縄文時代
縄文土器が盛んに作られる。
1700年前 古墳時代
貧富の差ができる。
富を持つ人が死ぬと、古墳を作られるようになる。
1400年前 飛鳥時代
文化の三要素
「文化」とは何か?
「ふつうよりは質が高い」
文化講演会
文化住宅
文化的生活
「生活様式」
文化は三種類に分けて考えることができる
1 外来的要素
外国から入ってきたもの
2 伝統的要素
古い時代、前の時代から伝わってきたもの
3 固有的要素
その時代固有に発達しているもの
「どれかひとつの時代をとって、その時代の文化こそ日本文化のはじまりだというとらえかたは、結局かたよったものになります。あらゆる時代について、そのように外来的、伝統的、固有的という要素が認められますから、とうぜん日本にヒトが住みはじめた岩宿時代(旧石器時代)から日本文化は考えなければいけないことになります。」p.16
二つの頭骨 :
縄文人
顔が上下に短い
眉毛が太い
二重まぶた
耳たぶが大きい
耳垢が湿っている
脇に下に匂いがある
渡来人
弥生時代のはじめから奈良時代にかけての1000年間に、中国大陸や朝鮮半島から100万人の人が渡ってきたともいわれている。
顔の特徴
顔が長い
眉毛が薄い
目が一重
耳たぶは小さい
耳垢が乾いている
脇に下に匂いがない
北海道と沖縄には行かなかった。
人類学 :
蒙古(モンゴル)人種
本土の日本人
旧石器時代から住んでいた縄文人と、渡来系弥生人が混ざりあって、現在の本土のマジョリティになった。
顔だけでなく、体の特徴が縄文人と渡来人で入り混じっている。
日本人の99%以上
アイヌ
うちなーんちゅ
遺伝子など、目に見えない体の性質で比較研究を行っている
人間の歴史
300〜400万年、あるいは500万年
1万年前 農業が始まる
9500年前 戦争が始まる
「社会的に階級ができあがると、支配者は、服装であれ、建物であれ、お墓であれ、すべてをとくべつなものにしたてあげ、一般には許さなくなります。とくべつなものをつくることによって、自分の威信を高め、権威を示すわけです。」p.64