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ホームレス中学生, 作品のテーマについて考えをまとめる, 自分の意見と感想 - Coggle Diagram
ホームレス中学生
登場人物
田村ひろし
三人兄弟の末っ子として生まれたひろしは幼い頃にお母さんを亡くしたこともあり、自主性が強くなり、社交的で性格が明るい人物となり、小学生くらいからともだちがたくさんいたそうです。お笑い芸能人として数々の賞を取った麒麟の成功はひろしのホームレス生活で得たハングリー精神も関係しているらしいです。
田村幸恵
ひろしの姉として登場する高校生の幸恵は、田村家解散後の母親代わりとして、時には口うるさく、厳しく時には優しくひろしに接する思いやりを持った素晴らしいお姉さん。普段は明るく、おっとりとしていて、その天然ぶりは、伝説と化しているくらい無茶苦茶なエピソードもある。
田村研一
裕の兄として登場する大学生の研一はしっかり者で、田村家解散後、一家の長として、家族を支える。非常に頼りになる存在で、いつも裕のことを気にかけていてくれる。時にはバイトの給料が減って家族に渡すこずかいが減るが、ひろしと幸恵に優先してお金をあげる。家族との絆をすごく大切にする兄。
田村一郎
田村家の父親として登場する一郎は、突然、家族に冗談のような田村家解散宣言をする父親。無愛想に見えて、実は愛情表現が不器用なだけ。物語が進むにつれて、なぜ解散宣言に至ったのかが明かされていく。彼は家族解散した後の父親の消息は不明だったようですが、2007年9月25日に放送された番組『FBI超能力捜査官(日本テレビ系)』にて、アメリカのFBIの超能力者であるジョー・マクモニーグルによりその所在を突き止められて息子たちとの14年ぶりの再会を果たしたようです。
物語の時代背景
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バブル景気による過剰な経済拡大期があり、その後にはその反動としてバブル崩壊による大幅な資産価格下落や金融収縮などが起こり経済問題が多数噴出することによってお父さんの仕事が崩れホームレスになったことが関係する
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ホームレス中学生のあらすじ
そこそこ裕福な田村家で次男として生まれたひろしは小学五年生で母をなくしてしまう。その影響もあり、父まで病気やストレスが重なり、中学二年生になったある日突然父が三人の子供たちを置いて出て行ってしまう。大学生のお兄さんと高校生のお姉さんとは離れて一人で暮らすと言い公園の滑り台で暮らすことに。お金がない日は雑草や段ボールを食べていた。色々な人の助けにより無事兄弟三人で暮らし、人生において重要なことを教えてくれる自叙伝です。
作品のテーマについて考えをまとめる
この作品ではモラルというものがたくさん伝えられています。例えば、小学五年生の時に経験した母親の死から学んだ命の尊さや切なさについて深く考えることや自分も母親のもとに行くために死ぬ覚悟を持っていたひろしがそれは本当に母が望んでいるのか?という自分に対しての問いに気付くためにいろいろな人による意見を取り組むことも大切だと思いました。それと、ホームレス時代に学んだハングリー精神あるいは生きるための努力というものもすごく大事なモラルとして伝えられました。
自分の意見と感想
この作品を読んで、当たり前のようにいる家族たちが、突然いなくなるという最悪な事態に陥ったひろしのホームレス生活やそれからの生きざまを見ると改めて感動すると同時に自分の中でも日々食べてるご飯、風呂、ベッドなど当たり前のようにあるものに対する感謝を忘れないようにしたいです。