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心理療法 10章 個人の悩みを家族で解決する ~家族療法~ - Coggle Diagram
心理療法 10章
個人の悩みを家族で解決する
~家族療法~
基礎
特徴
セラピストの介入は積極的、能動的
各学派の共通点
システム論の考え方
円環的因果律
治療時間の短縮
経済的・時間的負担の軽減
家族を一つのシステムと
みなしていく心理療法
症状や問題行動は個人の問題ではなく、
家族システムの病理を反映
クライエントを
IP(identifed patient)
と呼ぶ
基礎治療の対象は個人ではなく家族そのもの
歴史
1956年
ベイトソン
二重拘束(ダブルバインド)
の仮説で
新しい視点を導入
家族ホメオスタシス
対人コミュニケーション理論(コラム参照)
1960~1980年
家族を一つのシステムと
みなす考え方が定着
背景
サイバネテックス理論
一般システム理論
ボウエンの家族システム理論
ヘイリーの戦略派家族療法
サティアの合同家族面接
ミニューチンの構造派家族療法
1900年代初め
フロイト
触れられるが治療対象は個人
1940年代
研究対象が父親や家族全体に発展
1980年代後半
構造主義
の考え方が発展
ブリーフセラピーと呼ばれる
ドゥ・シェイザーの解決志向短期療法
ホワイトのナラティブセラピー
理論
構造派家族治療法
ミニューチン
家族間の特有の
人間関係のルールに注目
種類
境界
勢力
提携
サブシステム
夫婦、親子、兄弟
境界線が固いor曖昧だと
機能不全→問題行動
技法
ジョイニング
マイム
葛藤誘導
好ましくない交流パターンの遮断と
別の交流パターン成立の技法
戦略派家族治療法
ヘイリー
家族にもゲームのルールに似た
家族システムのルールがある
セラピストは病理的な家族システム対し、
望ましい変化を生じさせるかの戦略を考える
家族関係の病理に対する考え方
家族システム自体が病んでいる
家族システムには常に関係支配をめぐる争いがあり、
問題はその争いの結果
戦略の種類
パラドックス
症状の処方
抑制
リフレーミング
メタファー
初回面接を重視
構成
①社交的段階
②問題確認
③相互作用の段階
④目標設定段階
解決志向短期治療
ドゥ・シェイザー
ブリーフ・ファミリー・セラピー・センター
(BDFC)を創設
解決志向モデルを提唱
解決に焦点をあてた短期療法
病理や問題点の治療や変化ではなく、
直接解決の状態を目指す
基本的な考え方
もし、上手くいっているなら、それを直そうとするな
もし、一度うまくいったのなら、またそれをせよ
もし、うまくいかないのなら、何か違ったことをせよ
一時的にでも問題が
解決されている状態=「例外」
例外を見つけ出す質問
ミラクル・クエスチョン
例外を見つける質問
スケーリング・クエスチョン
治療前の変化を見つける質問
コーピング・クエスチョン(サバイバル・クエスチョン)
介入課題の例
初回面接公式課題
予想の課題
予想の課題
プリテンド・ミラクル・ハプンド
Do More と Do something Different
クライエントとセラピストの関係
ビジタータイプ
コンプレイナント・タイプ
カスタマー・タイプ