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心理療法 9章 思いこみを修正する ~認知行動療法~ - Coggle Diagram
心理療法 9章
思いこみを修正する
~認知行動療法~
基礎
特徴
幅広い症状に適応
フリーマンのリスト
パッケージ治療法
重篤なうつ病、精神的うつ病、知的レベルの低いクライエント、
ホームワークをする意思のないクライエントには適応が困難
不適切な行動や不適切な生理-情動反応の原因を
「認知」という枠組みで捉え、
クライエントの持っている不適切な認知を
行動療法の技法を用いて適切な認知に変容させる
ここでいう認知とは
クライエントの習慣的思考や思い込み
考え方の基礎
認知心理学
刺激-認知-反応
他の治療法との相違点
クライエント中心療法
共通点
クライエントとセラピストは共同作業のパートナー
相違点
認知行動療法は精神病理学やアセスメント重視
精神分析療法
共通点
認知的洞察を目指すこと
相違点
認知療法は「現在の問題」に注目
治療期間が短く経済的などetc...
歴史
1970年代
認知心理学が台頭
内的プロセス重視
認知やスキーマ
ラング
3システムズ・モデル
刺激と反応を媒介するシステムは3つ分かれる
認知的、行動的、生理的
症状は3つのシステムに問題が生じた状態
強さ
システム間のズレ
バンデューラ
社会学習理論
モデリング
刺激-反応理論と認知理論の仲介
自己効力期待
行動達成の予想確率
要素
一般性
強さ
困難度
自己効力感が低いと精神病理を起こしやすい
相互決定主義
環境、個人、行動の三者が相互に影響を及ぼしあっている
行動療法では環境から
一方的に影響を受けるだけ
環境決定主義
治療では、歪んだ認知、不適応行動、悪化した環境のいずれかを変えていく
理論
エリスの論理情動療法
A-B-C(-D-E)理論
症状は、出来事から直接引き起こされたものではなく、
出来事の受け止めかたによって引き起こされた
A
ctivating event:出来事
B:Brlief:信念
合理的信念(ラショナル・ビリーフ)
非合理的信念(イラショナル・ビリーフ)
C:consequence 結果
D:dispute 論破・論駁
E:effective new philisophy:効果的な新しい人生哲学
治療方法
①ABC図式でクライエントの問題を調べる
②ディスピュート期
論駁法
③徹底的操作機
トレーニングの実施
ベックの認知療法
1976年
認知の歪み理論
抑うつの本質は認知の障害で、
感情障害はそこから二次的に生じてくるもの
抑うつと不安の相違
抑うつは喪失がテーマ
不安は危険がテーマ
ABC図式
素因ストレスモデル
抑うつへの脆弱性
抑うつになりやすい素因
=抑うつスキーマ
「~すべきである」
「いつも~だ」など
柔軟性に乏しい考え方
抑うつスキーマ仮説
抑うつをもたらす認知のレベル
① 否定的な自動思考
②推論のレベル
恣意的な推論
選択的注目
過度の一般性
拡大解釈と過少評価
自己関連付け
完全主義的・二分法的思考
③スキーマのレベル
治療方法
第一段階:行動的技法
自己モニタリング
活動スケジュール
第二段階:認知的技法
自問法
非機能的思考記録(DRDT)
第3段階:再発防止
スキーマ・ワーク
下向き矢印法
マイケンバウムの自己教示訓練
自分の言葉で自分に教示を与え、
その言葉が刺激となって行動を変容させる
認知モデリング
外顕的他者教示
外顕的自己教示
教示のフェイディング、外顕的自己教示
内潜的自己教示