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機器選定方法2, 中性点接地とは?, 送電における中性線接地方式の概要, 地絡発生した場合 - Coggle Diagram
機器選定方法2
継電器、計器
(64)地絡過電圧継電器(DGR)
一掃地絡電圧(3800V)に対する約7.5%で設定
過電流継電器(51)
例:発電機 定格50A
50A×1.3倍=65A
65A以上のCT:75/5Aを選定
変流比は15:1より
実際には50A流れるので、二次には変流されると、
50÷15≒
3.3333A
が流れる。
標準はこれの115%より、
3.333A×1.15≒
3.83A
3.83Aより継電器は基準が
4A
のものを使用。
動作するのはそこから
110%
の物を選定するので
4A×1.1=
4.4A
接地工事
A種
高圧、特別高圧などの電圧が高い機器の鉄台、金属製外箱などを接地するときに使用。
接地抵抗値
:10Ω以下
接地線
:引張強さ1.04kN以上の金属線 or 直径2.6mm以上の軟銅線
B種
高圧から低圧の変圧器の中性点(もしくは二次側の一端子)
接地抵抗値
:150を高圧側の電路の一線地絡電流で割った数値以下
接地線
:引張強さ2.46kN以上の金属線 or 直径4mm以上の軟銅線
C種
300Vを超える低圧の機器の鉄台、金属製外箱などを接地するときに使用。
接地抵抗値
:10Ω以下
接地線
:引張強さ0.39kN以上の金属線 or 直径1.6mm以上の軟銅線
D種
300Vを以下の機器の鉄台、金属製外箱などを接地するときに使用。
接地抵抗値
:100Ω以下
接地線
:引張強さ0.39kN以上の金属線 or 直径1.6mm以上の軟銅線
計器(マルチメータ)
VTからの(一次側と二次側の)電圧比で計測している。
アナログ信号(4~20mA)で出せる。
V:6600V→0~9900V
3300V→0~4500V
A:CT比で決まる。例100/5→0~100V
周波数:50Hz→45~55Hz 60Hz→55~65Hz
W:CT比×VT比で決まる。
例)CT→100/5A=20 VT→6600/110V=60 20×60=1.2kW
力率:-0.5~1~0.5
中性点接地とは?
(中性点)直接接地方式
送電における中性線接地方式の概要
アークなどによる地絡時の異常電圧防止、一線地絡事故時の健全相の異常電圧の防止、地絡保護継電器の確実な動作を行うために使用される方式。
接地抵抗が小さければその分地絡側の回路に電流が流れるため、保護継電器の動作が確実になるため、より安全な保護が可能となる。
二次側の電路の異常電圧を低減するために、低抵抗にする事が不可欠であるが、地絡電流が大きくなるので、接地付近の通信線に対して地絡電流の誘導障害を及ぼすことがある
地絡発生した場合
非接地
・抵抗が大きく
・地絡電流が小さい
・つまり
検出が難しい
接地