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5章Ⅰ・Ⅱ イノベーション - Coggle Diagram
5章Ⅰ・Ⅱ イノベーション
関連用語
プロセス・
イノベーション
より低コストでつくるイノベーション
製品・サービスを生産・配送する
新しい方法を導入すること
連続的なイノベーション
(斬新的イノベーション
インクリメンタル・イノベーション)
既存の技術・知識等の延長線上での小刻みな改善
連続的なイノベーションが成功するのは
斬新的に積み上げられた技術進化の累積的効果が
技術の進歩や普及を促進するから
プロダクト・
イノベーション
新製品・サービスの開発を目指すこと
非連続的なイノベーション
(急進的イノベーション
ラディカル・イノベーション)
これまでに存在しない画期的な製品や
生産方法を誕生させること
技術経営
(MOT)
技術に立脚する事業を行う企業や組織が持続的発展のために、
企業が保有する独自技術を持つ可能性を見極めて事業に結び付け
経済的価値を創出していくマネジメント
イノベーション
新しい販売先(新市場)の開拓
新しい仕入れ先(供給源)の獲得
経営革新計画の承認対象外
新しい生産方法の導入
新しい産業組織の実現
経営革新計画の承認対象外
新しい財貨(製品)の開発
生産ユニット
の進化過程
分析観点
製品革新
企業内の経営資源が、逆に開発の幅を狭め
イノベーションを抑制する要因になる
今までの知識・経験がジャマをする
工程確認
業界内のリーダー企業の経営資源が機能する
段階
①流動化段階
特徴
消費者が何を求めているか明確ではなく
製品の性能も基準が決まっていない
多数の異なった製品と工程の組み合わせが存在
製品革新は起こりやすいが
大量の製品を低コストで連続生産することはできない
組織
対応
製品の大きな変更が頻繁に行われるため
設計と製造部門の密接な連携が必要
部品毎に企業間で水平分業するのではなく
自社内におけるプロセスとすることが望ましい
業界の
状況
業界内で製品の機能や性能が定まっていない
イノベーション
のテーマ
製品革新による差別化が中心
②成長段階
業界の
状況
で御南とデザインのかくちるにより、競争の展開が変化する
特徴
製品革新は減少し始め、工程革新が増加
ドミナントデザインをもつ製品を
いかに低コストで生産するかについての
競争が展開される
組織
対応
前期
製品アーキテクチャが確立され製品革新は減少
低コスト生産や生産量拡大に対応するために
大幅な工程の変更が必要になる
後期
製品アーキテクチャが安定し不確実性が減少
専用的な原材料の利用へ移行し
供給源は垂直統合される
イノベーション
のテーマ
製品革新から工程革新へと移行
③特定化段階
業界の
状況
価格競争
コモディティ化された製品が市場を支配する
特徴
機能上も標準化されコモディティ化した製品を
高度にオートメーション化された設備と
管理労働による製法で生産する
当該製品の市場での需要の伸びも大きくなくなり
一応の工程革新を終えた生産工程は
業界内で標準的なものになる
製品革新は末端技術に限られ
品質向上や原価低減のための
積み重ね的な革新は行われているが
大きな革新は行われにくくなる
組織
対応
企業間分業が進む
再び流動化段階に脱成熟させるには
一定以上の垂直統合が必要
イノベーション
のテーマ
コスト優位を確保する工程革新の追求
ドミナントデザインの確立
関連用語
ドミナントデザイン
概要
新たな製品市場において
標準化・固定化されたデザイン
(支配的デザイン)
確立前後で、イノベーションの種類が
製品に関する非連続的なイノベーションから
工程に関するイノベーションや
連続的なイノベーションへ変化
確立に影響を
与える要因
補完的資源
ネットワーク
の外部性
直接的
効果
間接的
効果
補完財
産業の規制と
政府の介入
企業レベルの
戦略行動
オープン戦略
他社に公開またはライセンス
デファクト・
スタンダード化
cf.デジュール標準(公的標準)
低価格競争が激化することがある
cf.クローズ戦略
生産者とユーザーの
コミュニケーション
リードユーザー(先端的な提案型ユーザー)の意見の活用
外部情報の活用は事前知識(吸収能力)に依存
コモディティ化
参入企業が増加し、商品差別化が困難になり、価格競争の結果、企業が利益を上げられないほど(限界費用の水準)に
価格低下すること
3要素
モジュール化
中間財の市場化
顧客価値の頭打ち
コモディティ化により標準化した技術や
中間財が利用できる市場は
参入障壁が低いため多くの企業が参入
消費館の差別性が失われ
同質化(パリティ化)し
価格競争に陥ってしまう
技術進歩の
S字型曲線
一定期間の技術努力によって得られる性能向上の成果が
技術が成熟するにしたがって変化していく
S字型曲線になるのは、時間の経過とともに基礎となる
知識が蓄積され、資源投入の方向性が収斂するから