シャトー・ル・タンプル

メドックのラフィット

飲み頃2008年

クリュ・ブルジョワ

普通のボルドーだと軽すぎて、ちょっと物足りないし格付シャトーなんて値段が高すぎるし・・・

そんなときにもってこい!クリュ・ブルジョワ!

なんて謳い文句聞いたことありませんか?

クリュ・ブルジョワってなんぞや?という複雑な話は置いといて、この売り文句には落とし穴があるんです。実はクリュ・ブルジョワって選ぶのが難しい「玉石混交」状態!

確かに格付シャトーほど高くもならないし、いわゆる普通のボルドーよりも風格はあります。

ただコストパフォーマンスはどうかというと、それこそ様々。正直に言えば当たりはずれの振れ幅が大きいと感じています。

そんななか今回私どもが見つけたのは・・・

●間違いないクリュ・ブルジョワ!

その名もシャトー・ル・タンプル!

中世ヨーロッパの十字軍遠征時のテンプル騎士団に由来するシャトー名を持ち、ブドウ畑の歴史をたどれば、1700年代にまで遡れる由緒正しいシャトーです。

なぜこのクリュ・ブルジョワが間違いないのかというと、その異名を聞けばすぐにわかります。その異名とは・・・

●メドックのラフィット!

そう!ラフィットといえば押しも押されもしない格付1級シャトーのラフィット・ロートシルトのこと!

ちなみにこの場合のメドックとはいわゆるバ・メドックのことを指します。

それくらいの品格を備える名シャトーとして古来から名声を得てきました。もちろんその類まれなクオリティは折り紙付き。

カシスなどの黒系果実やバニラといったふくよかな印象と、熟成による緻密なタンニンに支えられている複雑味のあるワイン。

まさに上質なボルドーといったところ。

しかも今回入荷してきたのが・・・

●飲み頃2008年!

クラシカルな作りのボルドーなので、ボトリングしてすぐは、ポテンシャルを発揮しきれません。

10年以上熟成してやっと飲み頃を迎えるなんて、いかにも良いボルドーらしいじゃないですか。

飲み頃クリュ・ブルジョワ2008年!
メドックのラフィットと呼ばれるにふさわしい風格をご堪能ください!