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脳科学 - Coggle Diagram
脳科学
原理
赤ちゃんの脳を育てる8つのポイント
(by『赤ちゃんの脳を育む本』久保田競、久保田カヨ子)
1、発達にあわせてちょうどいい時期にふさわしい刺激を与える
2、繰り返し同じ刺激を与えることで、神経回路を強化する
3、早くできることより基礎が身につくことが大事
順を追って進めていく(特に運動は)
4、各分野の脳をバランスよく鍛える
6、途中からはじめても効果はある
5、嫌がったら無理強いしない。少し休む
7、うまくできたら必ずほめる
8、「ダメ」のあとは、赤ちゃんの甘えを受け入れて安心感をあたえる
オキシトシン
脳などではたらく「神経伝達物質」としての役割
主に人との親密な関係構築、愛情を深めたり、信頼を基礎とする対人関係に影響
スキンシップをすると脳内でオキシトシンがつくられる
スキンシップの効果
親子の愛着関係を深める(親の行動も変わる)
ストレス耐性が強くなる
ストレスホルモンの血中濃度を定価
また心拍数や血圧を低下、不安をやわらなげる効果も
セロトニンを活性化
セロトニンとはこころにやすらぎや満足感などを感じさせる脳内物質。ドーパミン(喜び・快楽・陶酔感)やノルアドレナリン(不安・恐れ・驚き)のはたらきをコントロールして心のバランスを保つ
自律神経に作用して、交感神経と副交感神経のバランスを適度に保つ
特に子どもが幼いうちにオキシトシンの影響をたくさん受けるとセロトニンが出やすい脳となり、一生つづくことになる
記憶力がよくなり学習効果が高まる
記憶には集中が大事だが「不安」がその邪魔をする
心身がリラックスして、集中力があがる
体の成長を促す
副交感神経が優位になる。ストレスからくる不調にも対応できるように
親とのスキンシップ
母とのスキンシップは情緒を安定させ
父とのスキンシップは社会性を育てる
部位
前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉の4つ
前頭葉の中の前頭前野が考え、行動する役割を果たす(人間と大型のエンジン類にしかなく、人は特に発達している)
ブロードマンの細胞構築地図 52の部位
色々な部位が複雑に連携しあって機能している
脳の表面は大脳皮質
大脳皮質の厚みは60歳くらいまで増え続ける。年れにに関係なく前頭前野を鍛えることはできる
シナプス
神経細胞(ニューロン)の先端にシナプスができ、神経細胞と神経細胞がつながり、神経伝達物質がでて情報が伝わる
新しい経験をすると神経細胞にシナプスができて回路が密になっていく。
このプロセスが育脳
シナプスは生後すぐ急激に増えて3~4歳がピーク
シナプスができなかった神経座細胞は不要とされ死んでいく。これを「刈り込み現象」
この時期にはすべての分野を鍛えるために刺激を与えることが必要
学習と記憶の鍵を握るのがシナプスの変化
長期増強(LTP)と長期抑圧(LTD)現象によって推進
赤ちゃんの脳を効果的に鍛える2つのシステム
(by『赤ちゃんの脳を育む本』久保田競、久保田カヨ子)
①ワーキングメモリーシステムを鍛える
ワーキングメモリーとは短期記憶
行動したら忘却するもので前頭前野にある
いないいないばあなどが効果的
3,4か月の赤ちゃんは3~4秒、10か月の赤ちゃんは平均10秒覚えている
②ドーパミンシステムを活用
ドーパミン
腹側被蓋野から分泌される
やる気を起こす + 快感がわかる
分泌されると思考をつかさどる前頭前野や、記憶(長期記憶)を助ける海馬、運動連合野の働きがよくなる
具体的には
何かができたらほめる
さする、だきしめるのスピンシップを頻繁に
おいしいものを食べさせる
「おいしいね」と声をかけて一緒に食べることも重要
メソッド
久保田メソッド
『赤ちゃんの脳を育む本』久保田競、久保田カヨ子
0~2か月
反射期
ポイント
よく眠らせる。繰り返し話しかける。生活音に慣れさせる。十分なスキンシップ
反射
吸てつ反射、把握反射、瞬目反射、屈曲反射、迷路反射
意志ではなく生まれつき備わっている反射
この反射を起こさせる色々な働きかけをする
何度も働きかけると、反射が強くなり、刺激を与えなくても自分からやるようになる。これが反射から反応に変わること
例えば、唇にふれたものに吸い付いていたのが、やがて自分からお母さんの乳房を探すこと。
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具体的には
手:
運動:
感覚:
知能:
2~4か月
首すわり期
ポイント
新しい刺激で好奇心を満たす。繰り返し刺激を与え、反応したらほめてあげる。腹ばいで、筋肉の緊張と弛緩を教える
赤ちゃんが自分から手を出してさわってみたくなるように働きかける
音にも反応する
具体的には
手:素材、形の違うものをいろいろさわらせる。自分からおもちゃなどに手を伸ばす働きかけをする。左右の手を同じようにつかわせる
運動:うつぶせから体をそらさせる。毛布ブランコで平衡感覚を養う。おすわりの練習。膝の上でたっちの練習
感覚:追試の幅を広げる(首すわりを早くする効果も)。いろいろなものをなめさせてあげる。音への興味を持たせる
知能:いないいないばあ。鏡を見せることで「自我」が始まる
脳の神経細胞がさかんに発達して探求心が芽生える時期
おもちゃや音で興味を誘う
4~6月
寝返り期