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クレマン・ド・サヴォワ - Coggle Diagram
クレマン・ド・サヴォワ
土着品種使用
さてフランス国内でもマイナーな産地ともいえる、そんなサヴォワですが大きな特徴といえば土着品種。
もちろんシャルドネやピノ・ノワールも育てられていますが、この地で大きな存在感を醸し出しているのが、ジャケールとアルテス。
フレッシュ&フルーティなジャケール、香り高くコクのあるワインを生み出すアルテス、このふたつが白ワインとスパークリングワインでよく使われる土着品種です。
このクレマンにももちろん土着品種が使われていて・・・
●ジャケールとアルテス主体!
ブルゴーニュやジュラの凛としたクレマンというより、アルザスやボルドーの丸みや柔らかさを持ったクレマンで、ジャケールらしい熟した果実味とアルテスらしい香り高さ、そして土壌由来でしょうか、ハーブのような清涼感も感じる、食事と合わせたい1本です。
クレマンらしい細やかな泡ももちろんあり、サヴォワらしい独特の味わいも出ている、という魅力的な1本です!
最新クレマン
2015年に新設されたクレマン・ド・サヴォワ。8番目のクレマン産地として当時話題になりました。
と、聞くとスパークリングワインの新興産地と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
クレマンが認定される前の、古いワインガイドや教本などの情報を見てみると、もともとサヴォワで作られる泡のなかでAOCに認定されているものは、瓶内二次発酵で作られていたことがわかります。
熟成期間にも9か月という規定があり、ほぼクレマンと同じ製法で作られていたようで、つまり満を持してクレマンに認定された・・・
●期待の大型ルーキー!
新しく認定された、という珍しさだけでなく、歴史に裏打ちされた実力も兼ね備えたクレマンといえるでしょう!
クレマン・ド・サヴォワ最安
そしてそんな上質なクレマン・ド・サヴォワがなんと・・・
●市場最安級!2021年2月現在
そもそもそれほど生産量も多くなく、国外への流通量も多くないクレマン・ド・サヴォワで、この価格は破格!
シャンパーニュと同じ製法で作られるワンランク上のスパークリングワインのクレマンというだけではありません!
夏はさっぱりとしたサラダやカルパッチョ、冬はポトフや塩味の煮込み、お鍋にも合うでしょう!