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本・科学的な適職 - Coggle Diagram
本・科学的な適職
幻想から覚める(7つの大罪)
①好きを仕事に
分析
現実的な困難・面倒ごと⇒期待外れ⇒モチベダウン
思い入れがないほうが、そんなものと納得しやすい
情熱は最初からなく、注いできた努力が情熱へ昇華されていく
情熱は注いできたリソースに比例する
短期的には幸福、長期的にはそうでない
天職は
なんとなくやっていたら楽しくなってきた(グロウス・パッション)
興味のないことも熱心に取り組めることが肝要
②給料
多寡は幸福度に影響しない
相関係数は0.15≒ほぼ無関係
婚姻は767%大きい
健康は6000%超
年収400万円からは上がりにくくなり800万円で頭うち
給与アップの効用は1年で切れる。3年で元の水準に
ランク所得感:他者と比較。周囲の収入が高ければ効用は下がる
③業界・職種
専門家も有望な業界を見抜けない
チンパンジーのダーツ程度:50%あたる
自分の興味の変化も予測できない
現在の価値観を妄信。過去の変化がまた起こることを認められない
④楽さ
ストレスは体に悪いが、楽すぎるのも幸福度を下げる
死亡率は二倍
能力を超えたものは不安、負荷が低すぎると退屈
ほどほどのストレスがよい
上の人ほど
裁量権
が増える
仕事・人・締め切りなどコントロールできる
⑤性格テスト
エニアグラム
結果をいかようにも解釈できる
安定と安心。どう違う?
タロット占いと大差ない
MBTI
一貫した結果が出ない。性格がコロコロ変わる?
RIASEC
職業選択理論はデータに基づかず、研究者個人のアイデアに過ぎない
⑥直観
直観が熟慮にかつ条件
①ルールが厳格
②何度も練習できる
③すぐにフィードバック
意思決定様式
①合理的(論理的)
周囲の評価は高い
②直観的
自己評価だけ高い。
自己正当化する傾向
③依存的(他者アドバイス)
④回避的(決定を引き延ばす)
⑤自発的(早く結論を出す)
⑦適性
ワークサンプルテストでも29%
パフォーマンスを左右する変数が多すぎる
組織のカルチャーによっても必要なスキルが変わってくる
リーダーが変わっても必要スキルは変わる
強み
仕事の満足度と有意はあるが相関は小さい
同じ強みの者がいなければ満足度は上がる
周囲との比較で市場価値が決まる
就職後に強みを分析することはとても有用
悪を取り除く
ネガティブはポジティブより600%強い
1回のミスの挽回に6回の成功が必要
一つマイナスがあったら6個の徳目が無になりかねない
ポジティブな部分だけ見ても、幸福にはならない
シカゴ大学1972研究
①時間の乱れ
②職務の乱れ
これらが乱れていると早死にしやすい(「うつ」や「がん」)
特徴1時間の乱れ
①シフトワーク
体内時計を破壊
糖尿病・コレステロール・脳機能5.6歳衰え
②通勤時間
長時間通勤のストレス=40%給与アップ
肥満が増え、離婚率が増加
1分ごと、0.2205分の睡眠時間が減少(1時間17分で年間63時間失う)
③長時間労働
週の労働41時間以上:脳卒中10%増大
週の労働時間55時間:脳卒中33%、心疾患13%、糖尿病30%
普段のストレス対策も効果なし
④WLBの崩壊
うつ病率:+166%
不安障害:+174%
幸福度:-40%
時間外に仕事のことを考えた人
ストレスレベル増大
運動・マッサージで軽減できない
本人はストレスに気付いていない
休日に上司が普通に連絡してくる職場はストレスまみれ
特徴2:職務の乱れ
⑤コントロール権がない
既出
⑥職場に不公平が多い
既出
⑦雇用が不安定
ギグエコノミー
自由で気分が上がるが長期的には心身の健康を損なう
不安定な賃金・スケジュール・次の仕事が見つからない不安
会社員よりも高い評判を保ち続ける必要
保険などのライフラインを自分で用意する必要
期待ほどの自由を感じられていない(評判維持に追われている)
高度プロフェッショナル⇒自由が上がり幸福度が増大
クラウドソーシングで安い仕事を受注⇒不幸になる
⑧ソーシャルサポートがない
最高のチームに必要なのは
「心理的安全」
=チームへの信頼感(googleの調査)
よい同僚に恵まれない⇒50%ほど早死に
チェックポイント
出世競争が厳しすぎないか
成果にフィードバックを与えるシステムがあるか
育児休業・健康維持の補助金など「困ったときに会社がどうにかする」メッセージはあるか
社内でどのような交流イベントがあるか
面接になると質問を遠慮してしまう
相手が口ごもったりいやな顔をする⇒危険信号かも
三つの意思決定ツール(イニシャルリストを絞り込み)
プロコン分析
マトリクス分析
ヒエラルキー分析
別途エクセル組んでみた
やりがいを再構築する
幸福につながらない要素を省き
満足度を高めるポイントを取り入れ
幸せを破壊するものを避け
バイアスをただす
精度は上がるが絶対ではない
この仕事が正解だったのかは判断困難
同期が辞めていく
将来性に不安
どうしても気に入らない者がいる
ぼんやりとした不安
①新たな評価値で職場を再評価
②失敗だったとわかれば転職
③さほど不満でなければ問題解決にリソース投下
判断手順
①再度ヒエラルキー分析(P183)
②仕事満足度尺度(P242)
ジョブクラフティング(やりがい再構築)
自分の仕事を価値観に基づいてとらえなおす
私は大聖堂を作っている
貢献ブーストで幸福度を上げる
ジョブクラフティング⇒手法
①ビフォースケッチ
仕事の割合を100%になるよう図を描く
②省察
①最初の頃と比べてバランスは変わったか
②割り当てを見て感じたこと
③驚いたこと
③動機と嗜好のピックアップ
①動機
達成したい価値観、駆り立てられる感情とは
②嗜好
発揮したい能力、価値観を達成する行動とは
④課題クラフティング
責任の範囲を広げる
バスを運転する⇒市民に生活維持の足を提供する
タスクをどう変えたいのか考え抜く
ビフォースケッチに動機と嗜好を書き足していく
⑤関係性クラフティング
ビフォースケッチにステークスホルダーを記載
いかにステークスホルダーを満足させるか、そこに使う自分の動機と嗜好
⑥認知クラフティング
日常の退屈なタスクに意味を持たせる
①これらのタスクが自分・組織の大きな目標につながっているか
②より上位のゴールに役立たせることができるか}
↑①②を念頭にビフォースケッチに役割を記載していく
⑦アクションプラン
ジョブクラフティングの図を見てやるべきことをリストアップ
アクションプランの評価・振り返りを行うこと
P267
留意点
①情熱と目的意識を増やし過ぎない
アクションプランを増やし過ぎる
燃え尽き症候群
②やりがい搾取に注意
好きでやってるなら構わない
前書き
価値感・ライフスタイル
研究成果(統計)
統合して自分の適職を考える
成功者の勧めはバイアスが(個人的意見)
歪みに気付く
脳のバグ(バイアス)に立ち向かうプロトコル
綿密なデータ分析よりも600%重要
分析が無意味というものではなく、良質なデータ分析の基にプロトコルが有用であるということ
バグ=バイアス
偏ったものの見方
一定のパターンの中でミスを犯す
〇確証バイアス
いったん信じたことの裏付けばかり集める
フリーランスが最高と思い込みこれらのコミュニティの情報ばかり集めてしまう
失敗した人の情報には目もくれない
〇アンカリング効果
選択肢の提示のされ方で意思決定を誤る
最初に気に入った会社が年収500万⇒なぜか年収500万にこだわってしまう。
〇真実性の錯覚
繰り返し目にしたことを信じてしまう
「個人の時代だ」というニュースを繰り返し見ることで、数字やデータの裏付けなくとも信じ込んでしまう。
〇フォーカシング効果
重要視するポイント⇒実際よりも影響力
大したことのないポイントでも重要なことであるかのような錯覚をもってしまう。
〇サンクコスト
過去のコストにこだわる過ぎる
これまでかけた時間と金にこだわりメリットのない選択をする
〇感情バイアス
感情を優先させてしまう
誤りに気付いていても、ポジティブな気分になる情報ばかりを信じてしまう。
気を抜けばすぐに意識を乗っ取られる
心理学専攻の学生を対象にした実験でも惨状
特定のバイアス対策をするのはキリがない
特定のプロトコルを決めてバイアス群から距離を置くことが合理的
時間操作系プロトコル
①10/10/10テスト
選択肢を取った時の10分後と10か月後と10年後の感情を考える
判断時にはその時「今」ばかり考えがち
未来に焦点をあて、「拡張された自己」で判断を行う
②プレモータム(事前の検死)
失敗を前提に意思決定を行う手法、未来予測精度が30%上昇
手順1:敗北の想定
3年後の完全な失敗を考える
主観で選び、紙に書き出す
自信過剰を除去する
手順2:原因の探索
完全な失敗が起きる原因を紙に書き出す
失敗の原因が思いつかない場合は、P214の質問に答える
例えば「見栄えだけにこだわっていないか?」
手順3:過程の想起
提示した失敗の原因のプロセスを考えて行く
2~3段階くらいで時間軸を区切りイメージする
どれだけリアルに失敗のイメージができるかが重要
ネガティブな気分になるが、確証バイアスに効く
手順4:対策の考案
提示した失敗の解決策を検討していく
失敗を防ぐための対策を作りこれに従い選択プロセスの再調整を行う
いかに合理的な人でもバイアスはある
判断への自信の多寡を問わず検証するべき
視点操作系プロトコル
③イリイスト転職シート
自分の
意思決定
をあたかも第三者のもののように記述する
手順1:自分がその日に行った意思決定の内容を三人称で書く
手順2:日記には最低15分。二段落ぐらいの文章を書く
ポイント:どんなことを決めたのか
ポイント:どのような流れでその決定に至ったのか
ポイント:その決定をするためにどのようなエビデンスを使ったのか
ポイント:その決定により、どんな結果を期待しているのか
ポイント:自己の決定にどのような感情を抱いたか
メリット1:意思決定の記憶を改ざんできない
メリット2:意思決定のパターン(傾向・クセ)がハッキリする
④友人に頼る
本人の自己申告より友人の性格判断が正しい。寿命も近く予測
自分のことは自分が一番よくわかるは誤り
自分を知らない他人の方が精度の高い判断をしたりする
一世を風靡した「弱いつながり」(1970年代)よりも「強いつながり」が最近(2014年)の主流
遠い人たちの持っているレアな情報は今はネットで回収できる
今は、「情報が多すぎてバイアスにのまれやすい」「応募が殺到しライバルとの差別化が難しい」
親密な者の方が、自身のバイアスを見抜く力が強い
利害関係のない近い者からの推薦の方が説得力もある
フィードバック効果を高める
1:360度フィードバック
知り合って1~3年(精度高)>1年>3年以上(精度低)
2:クローズドクエスチョン
仮説ベースでのクローズドクエスチョン
⇒(例)今の興味のない仕事を辞めて〇〇を始めた方がポジティブに取り組めると思っているけど、あなたは反対?
相手が答えやすくなる質問にするのがポイント
「この決定で何を期待しているのか」という問いを立て、相談してみるとよい。
3:親友イメージング
脳内の友人と話すだけでもバイアスがある程度除去できる
親友の身に起きたトラブル(自分が抱えているもの)を想像したら、判断力が良くなった
他人事と思うことで、客観性が増したからと考えられている
手順1:現在の悩みを一つだけピックする
手順2:一番の親友に降りかかったことを想像する
手順3:悩める友人にどんなアドバイスを行うか想像する
刺さった部分・活かすこと
興味のないことも熱心に取り組めることが肝要
職選びの基準として一般的なことも意味をなさない可能性があることを頭に入れておく
自由(裁量)と貢献感、明確さあたりが自分には合っているようであった。
プレモータム(事前の検死)と脳内友人(アドバイスするなら)あたりがバイアス対策に使えそう
視野狭窄
リサーチ不足
お金に釣られる
逃避で転職
自信の誤評価
一部のポイントにしか目がいかず、選択肢が抜け落ちている
二択で52%失敗、三択なら32%まで下がる
⇒徹底的に考え抜くべき
人間の脳
歴史的にも職業選択は不要だった
急に選択、それも複数回など困難
バグ
手軽で新しい情報だけに頼る
一人のエージェントのみ
利用可能性ヒューリスティック
転職しても改善するかどうか
現状維持バイアス
時間がたつうちに喜びがなくなってくる
インパクト・バイアス
戦略
①幻想から覚める
好きを仕事に、などが正しいのか分析する
②未来を広げる
幸福を感じる仕事の再定義
③悪を取り除く
不幸に追いやる職業を検討
④歪みに気付く
自身の意思決定のミス・バイアスに気付く
⑤やりがいを再構築
現状の幸福度を検証する
未来を広げる
幸福度を決める七つの徳目
①自由。裁量権があるか
作業は自分でコントロール、方向性を決め、自分の責任で他人は関係ない
スケジュールを自由に設定できる
タスクを選べる
ルールに意見を言える
チェックポイント
勤務時間の自由度
進め方・順序、仕事のペースの裁量度合い
②達成
サブゴールを設定
細かく達成感を積み上げ
モチベーションが高まるとき
少しでも前に進んでいると感じるとき
仕事に関するものであれば小さなものでいい
また錯覚でもいい(コーヒースタンプの実験)
★小さな達成感があると幸福であるということ
チェックポイント
フィードバックはどのように得られるか
成果とフィードバックが切り離されていないか
例えば作った料理をうまそうに食う客がみられるなど、即座にフィードバックがあるか。
③焦点タイプ
攻撃型(利益)と防御型(責任)に分ける性格診断
自分のモチベーションタイプに合った働き方が効率↑幸福↑
チェックポイント
攻撃型:進歩や成長を実感しやすい仕事
防御型:安心感と安定感を実感しやすい仕事
④明確
信賞必罰がハッキリしていること
賃金が不公平だと精神病になる
タスクが明確であること
手順・締め切りが明確であること
会社の価値観・方針
タスクがプロジェクトのどこに役立つのか明確
仕事のどこに責任感をもてばいいのか
×上司ごとに指示が異なる
社員が体を壊す環境
①何を求められているのかわからない
②上からの指示が一貫しない
チェックポイント
①明確なビジョンがあるか。ビジョンのためにどのようなシステム化が行われているか
②人事評価制度。貢献と失敗を目に見える形で判断するしくみ
⑤多様
特定のスキルに特化した方が効率は良いが
人間は変化に慣れてしまう
ポイント
自分のスキル・能力を幅広く生かせるか
業務がバラエティに富んでいるか
事例:ピクサー
役割固定
退屈感が蔓延
他所にヘッドハンティング
研修で様々なスキル
スタッフの飽きの来ないシステムづくり
チェックポイント
プロジェクトの川上から川下までかかわれるか
責任感が生まれ、意味が理解しやすい
⑥仲間
アメリカのサーベイ
3人以上の友達⇒人生の満足度96%アップ、給与への満足度二倍
モチベーション7倍、作業スピードアップ
マイナス
イヤな上司:心臓発作・脳卒中の死亡リスク60%アップ
イヤな同僚:受けたダメージは治るのに辞職後22か月かかる
人間関係悪い:高血圧・コレステロール、糖尿病:20%アップ
仲良くなれそうか。という観点で仕事を選ぶのもあながち誤りではない
チェックポイント
自分に似た人がどのくらい居そうか
考え方・性格
外見・ファッション
文化的背景
などなど
⑦貢献
満足度の高い職業
他人を気遣い・知見を与え・人生を守る要素がある
満足度の低い職業
他人にどう貢献しているのかが見えにくいもの
タスク重要性
その仕事が他人の生活に影響を与えるか
ヘルパーズハイ
ボランティア活動
うつ病患者が少ない
他人への小さな親切5回/日
6週間後に幸福度が大きく向上
3つの欲求
①自尊心:有能であることを感じる
②親密感:他人と近くなった気がして孤独感から逃れやすくなる
③自立性:他人のため⇒自分で選択できた
チェックポイント
他人の役に立ったが可視化されやすいか
エンドユーザーとのふれあい
クライアントとじかにやり取り
未来の可能性を広げる
①イニシャルリストを作成する
②徳目一つにフォーカスして転職先や職業を見る。いいものは追加する
③徳目クエスチョンでさらに広げていく
④8つの質問でブロックを外す
①イニシャルリストが否定されたら、ほかにどうする_
②金があったら、イニシャルリストから選ぶか?
③不安・心配なければ、ほかにどんな可能性が?
④今までの努力が無駄としたらどんな選択肢が?
⑤イニシャルリストが友人のものならどんなアドバイスをする?
⑥イニシャルリストの選択で、人生でできなくなってしまうことは?
⑦自分が尊敬する人はどんなアドバイスをくれるだろうか?
⑧自分のコネでほかのオプションが考えられないか?
自分の限界を世界の限界と思い込む傾向
視野狭窄
この仕事は良さそうだと思う
他の仕事が選択肢から消えてゆく
徳目を使って
なんとなくの方向性を決める
自分が描いている方向性の正否を検証する
自分の思考
目的
子供への適切なサポート
自身の転職の可能性を踏まえ(弱)
人事の人は読んだ方がいい気がする
各論