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妖怪退治, 一話だけストーリーを考える - Coggle Diagram
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一話だけストーリーを考える
プロット
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山の麓にある小さな神社に住む妖怪がいた。妖怪は神社にきた人間の幸せそうな人間の記憶を食って生きている悪霊だった。
そこに暗い顔をした子供が現れた。少年には妖怪を見る力があった。
人間の癖に妖怪を見るなんて生意気な。もっと苦しめてやろうと少年に声をかけた。
少年は自分の事を人間だと思い、同じ様に妖怪が見える友人が出来たと喜んだ。
その真っすぐな瞳に圧倒された。
少年は度々自分に会いに来て嬉しそうに出来事を話した。
妖怪を恨んでいるから祓い屋になりたいらしい。
少年に妖怪の祓い方、真名の存在を教えた。喜ぶ少年のその真っすぐな瞳にまた圧倒された。
それからしばらくして、祓い屋になった少年が神社に来た。
自分が妖怪である事を気づき、祓いに来たようだ。
いつから気づいていたんだろうか。
未熟な少年を食うことは簡単だった。
少年の記憶を覗くと辛い少年時代と自分と出会ったときの思い出と、キラキラと輝く真っすぐなな瞳が見えた。その思い出の中の自分はとても優しそうに笑って見えた。
食いたくない記憶は初めてだ。
私はそんな風に笑わないぞ。
私は少年に自分の名前を教えた。
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