動物園
導入*
あなたたちは休日を利用して動物園を訪れます。
今日は天気にも恵まれ、休日の動物園は家族連れで賑わっています。
あなたたちが人ごみに疲れ、園内のカフェで休憩していると、
奥にスタッフオンリーと書かれた扉が有り、半開きになっています。
そしてその奥に消えていく動物のしっぽのようなものが見えました。
もしかしたらカフェの隣のふれあい広場から動物が逃げ出してしまったのかもしれません。
あなたたちは、しっぽの主がなんであるか確認しようと扉に近づくでしょう。
ですが扉に近づいたあなたたちの背中を、どんっと誰かが突き飛ばします。
あなたたちは勢いで扉の中に倒れ込んでしまいます。
あなたたちが顔を上げると、そこは動物園でした。
ですがどこかおかしいようです…
*アイディア
空が暗い、というか、雲ひとつないのに太陽が見えないのだ。
それなのに園内はうっすらと明るい。
*目星
園内はどんよりと暗く静まり返っている
あなたたちの正面には立て看板式の園内MAPが立っています。
もう少し近づけば詳しく見ることができるでしょう。
*後ろを振り返る、気にする
あなたが後ろを振り返ると背後には何もない
もちろん今通ってきたであろう扉は愚か、ここが通常であるなら見えるはずの
風景や壁までもがない。後ろにはただ何もないのだ、まるで絵の具で乗り潰したようにただ真っ黒い空間だけが広がっていた sc 0/1d3
手を伸ばすと黒い空間には入ることが出来るとわかる。
しかし、その空間に手を入れたとたん全身を言いようのない悪寒が駆け巡ると同時に悟る、「ここに入ってしまえば命はないだろう」と(ロスト)
sc1/1d6
園内MAP前
あなたたちが園内MAPの前までやってくると頭上から声が聞こえてきた。
「おやおや、新入りさんかい?災難だねぇ」
見上げると、園内MAPの後ろにある檻の中から二つの瞳が君たちを見つめている。
檻の中にいたのは成人男性ほどもあろうかという大きさのコウモリだった。
その大きなコウモリが、檻の中にかけられた鉄の棒にぶら下がり君たちに理解できる言語、つまり人間の言葉で話しかけてきたのだ。sc0/1
MAP
園内のマップには簡易的な見取り図が書かれている
地図の内容は以下の通り
(特に並びに意味はないです。なにがあるかわかってもらえれば大丈夫です。)
獅子の像
猿の穴 猿の山 猿の海
空の檻 空の檻
猫の檻 庭園 空の檻
空の檻 木菟の檻
蛇の檻 蝙蝠の檻 休憩所
☆現在地
☆この園内のルール
この動物園では入ってきてから30分後にpow×5のロールを行う
ロールに失敗すると動物化が進んでしまう。
30分はかれ
動物化は全部で四段階あり、一度ロールに失敗する事に増えていく。
powの数値は最初の30分から徐々に減ってゆき、
一時間後のロールではpow×4
一時間三〇分間後のロールではpow×3
これ以降、どんなに時間が経ってもロールの数値はpow×3以下にはならない。
(難易度を下げるならpowの数値を減らすのを少なくするなど…)
動物化
*一段階目
どの動物になるかkpが1d8ダイスで決める、
探索者には「なんだか毛深くなっているように思う」等で伝える
動物の数は任意で減らしたり増やしたりしてもよいが、
すでに動物園にいる動物(猫、蝙蝠、木菟、蛇、猿、獅子)以外が良いと思います。
1うさぎ dex+2 聞き耳に20の補正 完全に動物化すると逃げていく
2犬 dex+1 嗅覚が鋭くなる 完全に動物化しても付いてくる
3熊 str+5 嗅覚が鋭くなる 聞き耳に10補正 目星が-10
完全に動物化すると襲ってくるので前の段階で檻に入れておくこと推奨。
4鷹 目星自動成功(クリティカルとファンブルは適用される)
暗闇ではもとの探索者の目星に-20補正 完全に動物化すると逃げていく
(実際鷹は鳥目ではないとも言われるが今回は鳥目扱いで)
5チーター dex+5 HP-3 嗅覚が鋭くなる 暗闇でも目星に補正がない
完全に動物化すると襲ってくるので前の段階で檻に入れておくこと推奨。
6象 str+2 嗅覚が鋭くなる 聞き耳に10補正 完全に動物化しても付いてくる
7ペンギン dex-2 水泳に+30 完全に動物化しても連れて行ける
8狐 dex+1 嗅覚が鋭くなる 暗闇でも目星に補正がない
完全に動物化すると逃げていく
一段階目は違和感のみでSAN値チェックは発生しない
*二段階目
それぞれの動物のステータス補正が加わる
(プレイヤー側にも把握しておいてもらうと楽だと思います)
その動物の特徴的な部分に体が変化する。
うさぎ→大きな耳が生える
犬→尻尾が生える
熊→さらに毛深くなり鋭い爪が生える
鷹→クチバシと羽が生える
チーター→斑点模様の丸い耳と尻尾が生える
象→長い鼻と大きな耳が生える
ペンギン→クチバシが生え足に水掻きができる
狐→2323の耳と尻尾
1/1d3のSAN値チェック
*三段階目
完全に体が動物に変わり、本当の動物に近い思考になるがまだ自我は保てるし会話もできる。
ただし人間のように手を使う細かい作業には-30の補正(鍵開けや修理)
1/1d6のSAN値チェック
*四段階目
完全に動物になり、このセッションが終わるまで自分の探索者を動かすことはできなくなる。
体の大きさは人間出会った頃とほぼ同じ大きさである。
凶暴な動物を檻に入れていなかった場合、補正の入ったステータスでのpvpが発生する
既に獅子の象の出口を開放していると、檻から出ていてもPVPは発生せず、動物たちはフラフラと出口へと入っていく。
全員が完全に動物化するとこのシナリオはクリア失敗となり探索者はロストになる。ED3へ
おり一覧
蝙蝠
☆蝙蝠の檻
※kp情報
気まぐれで嘘つきな蝙蝠。
質問には全て答えるが、それが嘘か本当かは気分次第。
嘘を付くときは大げさな口調になり同じ言葉を繰り返す癖がある。
あなたたちが檻の前までやってくると、蝙蝠は君たちのことをまじまじと見つめ、そして喋りだすだろう。
「見たところここに来てそう時間が経っていないようだね。
ならば急ぐといい。君たちに残された時間はあまりに少ないのだから」
(動物化の段階によって台詞を変えるといいかも)
蝙蝠はそう言うとケタケタと笑う。
あなたたちはその言葉の意味を訪ねてもいいし、この蝙蝠の話を無視し、進んでもいいだろう。
*蝙蝠に心理学
→人間相手ではないので、半分の数値でロール。
正し、二段階目まで動物化が進んでいるなら半減させなくてよい。
*言葉の意味
→「そのままの意味さ、このままココにい続けるのは君たちにとって良
くないことなのさ。嘘だと思うならここでしばらく待ってみたら?」(本当)
素直に待つなら次の抵抗ロールまで時間を進めロールする。
蝙蝠はロールに失敗して探索者が違和感や驚きを感じているのを楽しそうに眺めるだろう。
「ほらね!言ったとおりだろ早くここから出る方法を探したら?」
*他の檻の話
猫→
「あの猫は嘘つきも大嘘つきさ、その上手先が器用で頭も回るし人のものをスグ欲しがるんだ。
あいつが君たちの持ち物に興味を示すようなら気をつけたほうがいいね。」(嘘)
木菟→
「あの木菟はもう何も覚えちゃいない。物覚えのいい振りをしているだけさ。
あいつと話してたって有益な情報は得られないよ。時間の無駄無駄」
(時間がかかるのは本当だが無駄ではない)
蛇の檻→「あの蛇はいつも腹を空かせてるむやみに近寄らないことだね」
(本当)
空の檻→「あの檻はまだ誰のものでもない、でも近いうちに住人が出来るかもしれないね」(本当)
花園→「この園内の中央に広がる花園さ、いろんな種類の花があるよ」
(本当)
休憩所→
「ああ、あそこにはここを作った奴がよく来てたね。大層見目麗しい人間の男の姿をしていたよ。
そうだそうだ、きっと今日も来ているに違いない、あいつと鉢合わせなんて恐ろしい恐ろしい!!!」
(もうしばらく来ていないのは知っているので後半は嘘)
猿→
「あの三つの猿の事はよく知らないなぁ、でもあいつらはそれぞれ何か大切なものを持っている様だね。
それが君たちにとって必要なものかどうかは知らないけど。欲しいなら貰いに行けば?
あいつら簡単に渡してくれるさ!
そんな大切なものを無償でくれるなんていい奴らだなぁ!ほんといい奴らだよ!」(嘘)
獅子の像→
「あいつがなんなのかはわからないな。ずっとあそこにあるけど、
ただの置物じゃないかな?きっとあそこにあるのに意味なんてないよ!
きっと創設者の趣味でずっとあそこにあるのさ!」(嘘)
ちなみに獅子の像から手に入れた鍵で檻から解放するとぶっきらぼうにお礼を言って一足先に出口へ向かうだろう。
☆休憩所
休憩所はログハウスの様な外観で扉に鍵はかかっていません。
窓にはカーテンがかかっており、外から中の様子を見ることはできません。
中に入ると、木製の机と椅子がいくつか並んでおり、
奥には小さな図書コーナーと自販機、トイレ、喫煙コーナーがあり、一見普通の休憩所に見えます。
*木製の机に目星
ある机の上にノートと万年筆が転がっているのを見つけます。
*読む
ノートには箇条書きのような形でこう書かれています
・人間は動物を檻に入れた娯楽施設が好きな様だ、何が楽しいかはよくわからぬ が、まぁ暇つぶしに真似てみるのも一興か。
・施設は用意した、あとは動物だが普通のものではつまらんな
・あいつは賢いと何かと面倒だ
・面白いことを思いついた
・未だに脱出者は現れない、折角出口も用意してやったというのに
・マスターキーを無くした、まぁいい
・脱出者は現れないまま、動物が増えすぎた、半分は炉にくべた。もう半分は埋め ておくか。
・今回のは割といいところまで行ったが駄目だったな。もう飽きた。ここは破棄す ることにしよう。
気が向いたらまた覗きに来る程度にすることにする。
*椅子に目星
ノートのある机の椅子に金属製の箱がある。鍵が掛かっている。
マスターキーを使う、鍵開け、もしくは攻撃すれば開く(耐久15)
中には小さな鍵が四つ錠前が四つ入っている(空の檻の鍵)
自販機、トイレは普通だが機能していない。
お金を入れても何も出てこないし、トイレは紙はあれども水は流れない!!!
喫煙コーナー以外で喫煙すると急激な吐き気に襲われる
*図書コーナーに目星
(図書館使用でも構いませんが、図書館は時間がかかる技能ということを前置きしてあげましょう。
ここでは十分程度です。)
図書コーナーの本のなかから
動物の視界について という本を見つけることができるでしょう
内容は以下の通りです↓
「全く同じものを見ていても人間とある種の動物たちとでは目の仕組みの違いによって異なった世界が見えています。
動物の見る仕組みは、大きく分けて2種類の網膜にある細胞が大きく関わっています。一つ目は、感度が低く明るいところで色を認識する錐体(すいたい)細胞、もう一つは、色はわかりませんが暗いところで物の形を認識する桿体(かんたい)細胞です。」
ここで例に挙がっている動物は
猿、鳥、ヘビ、犬、猫、ハチのようです。
(猫以外は必要のない情報なので、難易度を下げるならいくつか削ってあげるといいと思います。)
*猿
サルは、ヒトと同じ視野を持っています。
ただし、サルの種類によって色の見え方が違うと言われています。
オスの方に色弱や色盲が多くみられるんだそうです。
*鳥
多くの鳥は「赤・緑・青・紫外線」を認識する4色型色覚を持っています。
また少数ですが、大型の鷹などは人間の約2.5倍ほど解像度で見ることが出来ます。
*蛇
蛇には2組の目があって、1組は他の生物と同様レンズのようなもの。
もう1組は熱を感知する視力穴というものがついている。
これによりサーモグラフィーみたいに温度で物体を判断するそうです。
*犬
犬は赤緑色盲です。ヒトが赤・緑・青の三色の光を感受することができるのに対し、
犬は2つの光波長429-435nm(紫青)と555nm(黄緑)周辺しか感受できず、
さらにはこの色の組み合わせの中でも緑と黄緑、黄色、オレンジ、赤の色合いを区別することができないと言います。
*猫
ネコは2種類の色を認識する2色型色覚のため赤色と緑色が混同して見えてしまいます。
また、明るいところでは、人の約6倍ほどぼやけて見えていますが、暗いところでは人よりもハッキリと見えています。
*ハチ
ハチは人と同じく3色型色覚なのですが、「赤・緑・青」ではなく「黄・青・紫外線」を認識します。
紫外線を認識できることで「花の蜜」へ誘導する花びらのスポット・パターンを見ることが出来ます。
☆蛇の檻
あなたたちが檻の前に行くと、そこには「蛇の檻」と書かれたプレートがかけられています。
また、檻は黒い布で覆われていて蛇の姿を見ることはできません。
※kp
中にいるのは忌まわしき狩人です。黄色い玉を持っていない場合は戦闘になります。
高いはずの知力はニャルラトホテプに奪われており、満足に食事を与えられていないため空腹である。
プレートに目星→小さな鍵が裏に貼り付けてある
檻付近に目星→檻には明かりを遮るかのように黒い布がかけられている。
布はプレートのある一面だけにかかっておらず、扉もこちらにあり、扉には小さな錠前で鍵がかかっている。
聞き耳→中から規則的な呼吸音が聞こえる、なかに何かいるのは確かなようだ。
黄色い玉なしで中に入る→
あなたたちが扉を開け中に入ると急に奥から唸り声が聞こえます。
それと同時に何かズルズルと這うような音がこちらに向かってきています。
(この時点ならまだ逃げられ、扉の外に出れば這う音は消え、相手が姿を表すことはないsc0/1)
そしてその音が近くまで来たとき、あなたたちはそのモノの姿を目にすることでしょう。
大きな蛇の形をした生き物…ですがその背中には羽が生えています。
それはあなたたちを視界に収めると雄叫びをあげ襲いかかってくるでしょう
sc0/1d10 神話技能+5
戦闘に入ります。
*檻に入る前、忌まわしき狩人を見る前、見たあと問わず黄色い玉を使う
あなたたちが黄色い玉を(檻の中に)投げると
黄色い玉は激しく光り輝きます。すぐにあなたたちは目を開けていることができなくなるでしょう。
そして大きな叫び声が聞こえたかと思うと徐々に光は消え、檻の中はもとの暗闇と静寂に包まれるでしょう。
*檻の中で目星
小さな箱を見つける。鍵はかかっておらず簡単に開き、中には白いプレートが入っている。
☆木菟の檻
あなたたちがミミズクの檻の前まで来ると、中でミミズクがうーん、うーんと唸っているのが見える。なにか考え込んでいる様子だ。
※kp
木菟は有益な情報をくれるが時間がかかる。
情報に書かれている時間分だけ時間を進める。
書かれている情報以外も欲しがられれば、重要な情報ほど時間を取るように。
(三つの玉の使い方なんかは15分くらい?)
檻に目星→木菟の檻と書かれたプレートが下げられており扉には小さな錠前で鍵が掛かっている
目星→どこか情けない顔をしたミミズクだ
聞き耳→「うーん、うーん、思い出せない。さっきまで覚えていたはずなんだけどなぁ。」
話しかけるとミミズクはあなたたちに気が付くでしょう。
「おや、新入りさんかね?まだ私たちのようにはなっていないようだが、
ん?私たち?私たちはどうしてここにいるんだったかなぁ?
ああ、ちょっと待って、思い出した思い出した。私も君たちとおんなじだ、
ここに迷い込んだ、そして閉じ込められた。私はもう出ることは諦めた、
でもせめてここに来る人たちの手助けがしたいと思っていたのに。
私の記憶はもう消えかけている。
君たちが望むなら君たちの時間と引き換えに有益な情報をもたらす事ができるかもしれないし出来ないかもしれない。」
と言い、じっと君たちを見つめる。どうやら君たちの質問を待っているようだ。
ここについて→
ここはある男が作った動物園だ。あの男は、ええと、人の姿をしているが人ではない。
…その力で、単なる暇つぶしでこの動物園を作り上げた。
私や君たちはその暇つぶしに巻き込まれたわけだ。急いでココカラ出なければ、私と同じになってしまうぞ。(五分)
出口について→
出口と入口は異なるところにある、入口はもちろん君たちが入ってきたところだ。
あそこからは出られぬ。もう知っているかもしれんがな。
北に獅子の像がある、あそこが出口だと言う事までは知っている、
だが私にはその出口をどうやって開くかはわからない。というか思い出せないだけかもしれないがな。(10分)
蝙蝠→
ああ、ああ、あのコウモリな、まさかあいつの言うことを全部信じているんじゃないだろうな?
あいつは気まぐれで嘘つきだ。
まぁ本当のことを言うこともあるがな。大体大げさな喋り方をするときは嘘をついているよ。(5分)
蛇→命が惜しくばあの檻に入るのはやめたほうがいいな。あそこに居るのは私たちとは違う、魔物、化物だよ。(五分)
猫→
あいつはなぁ、人懐っこくて素直なんだがどうも抜けているところがあってなぁ。
…ああ、昔の友人だよ、昔から手先が不器用でよく物を壊してな。
私の大事にしていたグラスを割られたときは絶交寸前まで行ったもんさ。
ああ、こういうどうでもいいことは覚えているのになぁ…(五分)
空の檻→
あそこには何もないさ。本当に空なんだ。
使いたければまず錠前が必要だぞ、んん、どこかにまとめておいてあったんだが、どこだったか…
ん、何に使うかって?…そりゃ、完全に動物になるにつれて本能に逆らえなくなるだろ?…まぁそういうことさ。(5分)
花園→あそこにあるのは全部つくりものさ。綺麗なだけの偽物だよ。
(五分 無駄情報)
休憩所→
もう久しく姿を見ていないが、あの男はよくあそこに出入りしていた。
まぁ普通に考えて拠点にしていたんだろう。行ってみればなにか見つかるだろうよ。
鉢合わせの心配もしなくていいだろう。(五分)
猿→
あそこには三匹の申の像がありそれぞれ三つの玉を所持している。
赤い玉、青い玉、黄色い玉だ。
赤い玉には再生の力があり、青い玉には呼び覚ます力、黄色い玉には魔を退ける力があり、
どれも君たちの助けとなるだろう。
だが気をつけたまえ、それを手に入れるには必ず代償が必要だ…
代償は・・・ええと・・・すまん。思い出せんな。(十分)
これ以外のことは思い出せないという。時間の経過はkpに任せる
ちなみに獅子の像から手に入れた鍵で檻から解放するとお礼を言って一足先に出口へ向かうだろう。
☆猫の檻
青い玉を所持していない場合は猫は寝ている。
声をかけても無駄ですやすやと眠り続けている。
檻に目星→猫の檻と書かれたプレートが下げられており扉には小さな錠前で鍵が掛かっている
*青い玉を手に入れて檻の前へ
「にゃーんにゃーんしってるにゃ、その玉、知ってるにゃん!」
あなたたちが声の方を向くと白い猫が(ペルシャ)檻の中からあなたたちの持っている玉を見ています。
目星→しっぽをピンと立てながららんらんとした目であなたたちを見ています。かなり興奮しているようです。
*近づいて話しかける
「にゃんにゃん、その玉知ってるのにゃん。えっとえっと、どれだったか忘れたけど物を直す力があるのにゃん、
お願いですにゃん貸してほしいですにゃん!!」
そう言って猫はバラバラに砕けた白い板のようなものを見せます。
「これ、すごく大事なものなのにゃん、これがあればえっとえっと、みみずくと一緒にお出かけできるにゃん!!」
猫は必死にそう訴えかけます。
あなた達は玉を差し出してもいいし差し出さなくてもいいでしょう。
*赤い玉以外を差し出す
あなたたちが玉を差し出すと、猫はしばらく考え込んだあと、
「んー…〇いたまじゃなかった気がするにゃん…」と言います。
*赤い玉を差し出す
あなたたちが赤い玉を差し出すと、猫はしばらく考え込んだあと、
「んー…こんな色じゃなかった気がするにゃん…」と言います。
*赤い玉だと主張した場合
「え?赤い玉?これが?うーん、もっとよく見せて欲しいにゃん」
猫はそう言うと肉球の着いた手を差し出します。
*休憩所で本を見つけなかった場合
生物学をロールしてもらう
あなたは猫の網膜には錐状体がほとんどなく、赤や緑を上手く識別できないということを思い出すでしょう。
*赤い玉を渡す
あなたたちが猫に玉を手渡した瞬間、玉はするりと猫の手を滑り落ち、
地面に叩きつけられカシャーンと音を立てて割れてしまうでしょう。
「にゃにゃにゃ!!!ごごごごめんなさいごめんなさい!!!!」
猫は大粒の涙を流して大声で泣き出します。
(何を言っても泣き続けます。もうひとつの赤い玉を差し出すまで泣き続けます。)
*もう一つの赤い玉を差し出すor注意を促す
猫はしっかりと玉を両手で受け取ると、バラバラに壊れた破片にそれを近づけます。
すると暖かい光とともに玉は消えてなくなり、代わりに白いプレートがそこにはあるでしょう。
「にやーん!直ったにゃ!これでお外に行けるにゃ!」
猫はそう言うとプレートを咥えて扉に向かいますが、扉には鍵がかかっており開けることはできません。
「にゃ、忘れてたにゃ、僕はもうここから出られないのにゃ…」
猫は悲しそうに目を伏せると、プレートを檻の隙間からあなたたちに差し出します。
「これは君たちにあげるにゃ。僕には必要のないものだったにゃ。」
あなたたちがプレートを受け取ると、猫はトボトボと檻の奥へゆき、その場にうずくまってしまうでしょう。
(以降は檻を開けるまで何も話してくれません)
獅子の像から手に入れた鍵で檻から解放するとお礼を言って一足先に出口へ向かうだろう。
☆空の檻
調べても何もない。ドアは空いている。
動物化すると襲ってくる探索者を一時的にここに閉じ込めておける。
鍵が必要。
出口が開いたあとに鍵を開けると、フラフラと出口に誘われるように入っていくだろう。
☆花園
※kp情報
特に何も見つからない。時間ロスのための罠。
あなた達は園内の中央に位置する花園へとやってきた、花園には色とりどりの花が咲き乱れているだろう。
アイディア→
咲いている花に違和感を覚える。
全く統一性がないのだ。春夏秋冬季節の全ての花がデタラメに咲いているのだ。
目星→花をよく見てみると、花にみずみずしさがない。どうやら造花のようだ。
鼻のきく動物になりかけの探索者がいたなら、全く花から匂いがしないことがわかるでしょう。
☆三つの猿
あなたたちが北へ進んでいくと、三つのトンネル状の建物があり、
その建物の入口一つ一つに猿の穴 猿の海 猿の山と書かれた札が掛かっているのと、猿の像が建っています。
☆猿の穴
入口には厚い扉がありますが、鍵はかかっていないようです。
猿の像→石でできた猿の像です。両手で目を覆っているポーズを取っています。
扉を開けると、土でできた暗い廊下にぼうっと明かりが灯っている。
明かりは弱々しく少し先までしか見えないようだ。
視覚に補正のない人は-20ある人は補正かけてから-20
チーターや狐は-補正を無効化できる。
*通路で目星
あなたが暗い廊下を見渡すと、土でできた壁には穴が空いており
その向こう側には隙間が空いているようだ。光源はどうやらその隙間の下かららしい。
あなたが興味本位でその穴から下を覗くと。
熱があなたを襲った。隙間の下では煌々と輝く炎、そして燃えているのは…骨だ。
いや骨だけではない。皮膚や髪の焦げる嫌な臭い。燃えている。
もう姿かたちすら分からないが生き物が燃えているのだ。これはここに迷い込んだものの末路なのだろか…
sc1/1d6 嗅覚の強い動物の場合 2/1d6+2
*通路の奥
通路の奥にたどり着いたあなたたちは、台座の上に鎮座する猿の像を見つけるだろう。
猿の像は入口にあったものと同じ材質、大きさでできている。
ただひとつ違うのは、その猿の像は目を隠しておらず、
手をだらりと横におろしており、目には赤い玉がはめられている。
*赤い玉を取る
赤い玉は特に力を入れなくても簡単に取ることができるでしょう。
しかし、赤い玉を取ったとたん。あなたの目は激痛に襲われるでしょう。
しばらくすればその痛みは収まりますが。
その頃にはあなたの片目(二つを一人がとったなら両目)は何も写さなくなっていることでしょう。
動物補正かけてから半減or失明
片目につき
1/1d3
玉を戻せば目ももどるが外すたびにSAN値チェック。
同じ人が二回目以降するなら0/1でよい。
☆猿の山
入口には厚い扉がありますが、鍵はかかっていないようです。
猿の像→石でできた猿の像です。両手で耳を覆っているポーズを取っています。
扉を開けると、岩でできた通路が緩やかな上り坂で続いています天井には照明があり、通路を明るく照らしています。
通路を行く途中で全員で聞き耳ロール
ふと下の方から誰かが囁く声が聞こえます。
あなたがそちらに目をやると、いくつもの顔と目が合うことでしょう。
あなたたちが今まで何気なく歩いてきた岩の床にはたくさんの顔、
いろいろな動物の顔が苦悶の表情で浮き上がっており、
そのどれもが口を動かし「苦しい、たすけて、たすけて」と呻いているのです。
sc1/1d3+1 聴覚の強い動物の場合 1/1d6+1
視覚を失っている場合は声が聞こえるだけ
sc0/1d3
*通路の奥
通路の奥にたどり着いたあなたたちは、台座の上に鎮座する猿の像を見つけるだろう。
猿の像は入口にあったものと同じ材質、大きさでできている。
ただひとつ違うのは、その猿の像は耳を隠しておらず、手をだらりと横におろしており、
耳には青い玉がイヤリングの様に付けられている。
*青い玉を取る
青い玉は特に力を入れなくても簡単に取ることができるでしょう。
しかし、青い玉を取ったとたん。急に激しい耳鳴りが起こります。
しばらくすれば耳鳴りは収まりますが。
その頃にはあなたの片耳(二つを一人がとったなら両耳)は何の音も聞くことはできないでしょう。
動物補正かけてから半減
片耳につき
1/1d3
玉を戻せば耳ももどるが外すたびにSAN値チェック。
同じ人が二回目以降するなら0/1でよい。
☆猿の海
入口には厚い扉がありますが、鍵はかかっていないようです。
猿の像→石でできた猿の像です。両手で口を覆っているポーズを取っています。
扉を開けると目の前に看板があり、
「この先私語厳禁」と書かれてあります。
看板の裏には明るい通路が続いており、下には床の代わりに水が張っています。
舐めてみるとしょっぱい※海水です
足を踏み入れるととぷん、と足が沈みます。
どうやら下は泥のようになっているようですが、ゆっくりなら進むことも可能でしょう。
水は丁度あなたの膝のあたりまであります。
※鳥になっている探索者が一人で行く場合
通路の突き当たりまで行くが何も見つけられない。
あなたが中程まで行くと、通路の真ん中にカーテンのようなものがかけてあり張り紙で
「一人ずつお入りください」と書かれています。
あなたがカーテンの奥に足を踏み入れると、突然体が沈んでゆきます。
足は泥に取られもがけども沈んでゆくばかりです。
一緒に来た仲間はカーテンのせいであなたの様子がわからないようです。
声を上げて助けを求めねば気づいてはくれないでしょう。
※鳥の人が先頭の場合二番目の人を落とす
※複数で入ろうとしたらsc発生させて入口に戻す
*声を上げる
あなたが声をあげようと口を開いた瞬間、
足下の泥があなたの口めがけてまるで意思を持っているかのように流れ込んできました。
いきなりのことで口を閉じることもできず、泥はあっという間にあなたの胃に肺に入り込み満たしていくでしょう。
呼吸ができなくなったあなたは意識を失い、気が付くと扉の前に立っていました。扉は既に開け放たれており。
目の前には「この先私語厳禁」と書かれた看板が…
今のは白昼夢でしょうか、いいえ、それにしては生々しすぎる感触だったはずです。sc0/1d3
*声を上げずに泥に沈む
あなたの体は水と泥のにとられどんどん沈んでゆくでしょう。
息もできずにもがくあなたですが、
急に水と泥の感覚は消え、かすかな浮遊感とともに硬い床へと放り出されるでしょう。
目を開けるとそこは2m四方の小さな部屋で、目の前には猿の像があります。
*ペンギンがいる場合
水泳ロールに成功したペンギンが最初にカーテンの向こうに行った場合、
水中に板のようなものが仰向けに設置されており「↓」と書かれている。
どうやらここに飛び込めということらしい。
(SAN値チェック無しで像の部屋に行ける)
*像の部屋
天井に目星→部屋の天井には泥が波打っている。どういうわけか重力を無視して浮いている。
貴方はあそこから落ちてきたのでしょう。
手で触れても押し出され、こちらから泥に入ることはできないようです。
猿の像は入口にあったものと同じ材質、大きさでできている。
ただひとつ違うのは、その猿の像は口を隠しておらず、手をだらりと横におろしており、
口の中には黄色い玉がひとつだけ転がっている。
*黄色い玉を取る
黄色い玉は簡単に取ることができるでしょう。
しかし、黄色い玉を取ったとたん。あなたの喉を激痛が襲います。
しばらくすればその痛みは収まります。
痛みに耐えるため閉じていた目を開くと、そこは先程までいた部屋ではなく、
あの口を抑えた猿の像がある入口でした。ほかの仲間もそこにいて不思議そうに顔を見合わせています。
あなたが仲間に声をかけようと口を開いても、声を出すことはもうできないでしょう。
貴方は黄色い玉と引き換えに声を失ったのです。
1/1d6
☆獅子の像
獅子の像の前にやってきた探索者達はその像の大きさに息を呑むだろう。
そこには動物園には似つかわしくない風貌の像が立っている。
像に目星→
獅子の像は体こそライオンの姿をしているが、その顔はどこか成端で人間味がある。
そしてその背中には翼が生えている。
首から下げられた飾りには何かをはめるようなくぼみがあるだろう。
歴史→
この像は古代ギリシャ、もしくはメソポタミア神話に登場する怪物、
スフィンクスを象ったものだということがわかる。
スフィンクスの形は文化によって違いはあるが、翼が生えているのはこの二つの文化である。
*飾りに青い玉をはめる
青い玉以外をはめると砂になって崩れ落ちる。
崩れ落ちた玉は元の場所に戻る。(失った視覚や聴覚は戻らない)
青い玉をはめると像の目がゆっくりと開き、どこからか声が聞こえる。頭の中に直接響くような声だ。
(聴覚を失っていても聞こえる)
『何度沈んだとしても何度でも現れるだろう。だがそれはここにはないものだ。』
そう聞こえたと思うと、像の前に石版が現れる。
石版には四角いくぼみが二つある。
*プレートをはめる
プレートをはめるとプレートの表面が波打つと同時に再び声が聞こえる
『何度沈んだとしても何度でも現れるだろう。だがそれはここにはないものだ。』
『私の問いに答えるなら書き示せ』
どうやらプレートに文字を書いて答えなければいけないらしい。(指で書けます)
※kp情報
答えは太陽。朝日や日光などでも意味合いが近く二文字なら正解にしても構わない
答えを入力すると、正解不正会に関わらず像は口を開く。
*口を開くとともにチャリンと金属製のものが落ちるような音がする。
目星成功で金色の鍵を見つける。(マスターキー)
檻に捕まっている猫、木菟、蝙蝠を開放できるようになる。
ED
☆ED1
(問題に正解し、動物と動物化した仲間を全て開放する)
あなたたちがプレートに文字を書くと同時に獅子の像は口を開く。
口の中は暗く、何も見えないが微かに風が吹いてくる。どうやらどこかに繋がっているようだ。
あなたたちが意を決して中に入ると中は急な坂になっていた。
足元に凹凸はなく滑りやすい。
あなた達はその床に足を救われ、慎重に進みたいという意志に反し、勢いよく滑り落ちてゆくだろう。
そして、坂の終わりとともに視界が光に包まれる。
そこは元いた動物園の中央広場に設置された巨大滑り台だった。
滑ってきた後ろを振り返ると、暗闇はなく、順番待ちをしている小さな子供と目が合うだけだろう。
恥ずかしげにそそくさと広場を後にしながら、そしてあなた達は思うだろう。帰ってきたのだと。
自分の体を見れば手足も耳も口も全てが人間の、自分のものに戻っており、
失ったはずの視覚や聴覚ももどっており声も出るでしょう。
☆ED2
(問題に正解し、動物化した仲間全て開放する)
ED1と同じだが後日談がない。
☆ED3
(問題に正解し、動物化した仲間を全て開放しない)
あなたたちがプレートに文字を書くと同時に獅子の像は口を開く。
口の中は暗く、何も見えないが微かに風が吹いてくる。どうやらどこかに繋がっているようだ。
あなたたちが意を決して中に入ると中は急な坂になっていた。
足元に凹凸はなく滑りやすい。
あなた達はその床に足を救われ、慎重に進みたいという意志に反し、勢いよく滑り落ちてゆくだろう。
そして、坂の終わりとともに視界が光に包まれる。
そこは元いた動物園の中央広場に設置された巨大滑り台だった。
滑ってきた後ろを振り返ると、暗闇はなく、順番待ちをしている小さな子供と目が合うだけだろう。
恥ずかしげにそそくさと広場を後にしながら、そしてあなた達は思うだろう。帰ってきたのだと。
自分の体を見れば手足も耳も口も全てが人間の、自分のものに戻っており、
失ったはずの視覚や聴覚ももどっており声も出るでしょう。
ですが、あなた達は気づくでしょう、本来ここに共ににいるはずだった仲間の存在を。
急いで休憩所に迎えども、あの扉は忽然と姿を消していました。
そしてあなた達は理解するでしょう。
「もう彼(彼女)には会えない、それどころか彼は一生あの動物園の檻の中にいるのだと…」
ロストした仲間の数だけ永久的にpow-1
☆ED4
(問題に不正解)
あなたたちがプレートに文字を書くと同時に獅子の像は口を開く。
口の中は暗く、何も見えないがどこかに繋がっているようだ。
あなたたちが意を決して中に入ると入口が閉まる。
そして暗闇の中声が聞こえる。
『不正解者は我が糧に』
そして重々しい音とともにあなたたちの意識は闇に飲まれる。
次に目を覚まと、あなた達は全員病院のベッドの上にいた。
看護師の話では、動物園の休憩所で倒れていたらしい。
原因は分からないが、体に異変はないので明日には退院出来るとのことだ。
だが何か違和感が有る。休憩所で確かに何かがあったとは思うのだがそれが何か思い出せないのだ。
本当にただ倒れただけなのだろうか…
あなた達は自分たちの記憶に疑問を抱えたまま日常に戻っていくことでしょう。
(成長ロールなしSAN値回復なし園内で手に入れたアイテムなし)
☆ED5
(全員が完全に動物化)
最後のひとりである貴方の意識が薄れゆく中どこかから声がきこえた
『やれやれ、久しぶりに見に来てみれば、やはり人間などこの程度か。
仕方ない。いつものように檻に入れて、暫くしたら炉にくべるなり埋めるなりしよう』
一体なんのことを言っているのだろう。あなたはそう思いますが、もはや関係のないことです。
だってあなたはもう、考えることなどしなくていいのですから。
全員ロスト
SAN値回復ボーナス
全員生還1d6
動物開放一匹ごとに1d3
完全に動物化していない1d3
後日談
kpに任せます
開放した動物たちも人間に戻れているので、出合わせてあげられれば是非。
例
人数と人選はサイコロ
あなたたちが休日に立ち寄ったカフェでコーヒーに舌鼓をうっていると、後ろの席が騒がしいことに気がつきます。
「だからさぁ!俺は言ってやったのよ!そんな事している暇があれば子供たちのことをもっと考えてやれってさ!俺は言ってやったのよ!」
「ずごい!格好良い!さすが先輩!」
「おいおい騙されるな!どうせいつものホラ話だ。実は小心者の先輩のことだから、頭の中で思っただけでしょう。」
「…なーんでお前にゃすぐバレるんだ?」
「先輩、気付いてないんですか?先輩が嘘つくときは語尾が上がるのと同じ言葉をどこかしらで繰り返すんですよ。」
「まじかよ」
「すごい!よくみてんな!さすが僕の親友!格好良い!」
「そういうのいいから、それより興奮しすぎてグラス落とすなよ!割ったらどうする。だいたい今日はこれから何するかわかってるのか?ここで一息ついたら来月の遠足の下見だってわかってるのか?」
「わかってる、動物園だよね!僕どうぶつ園大好き!猫ちゃんいるかな!」
「「いや、動物園に猫はいない」」
どうやら保育関係の仕事についている人たちのようです。
動物園と、いう単語を聞いて、あなたはあの時のことを思い出すでしょう。
そして、あの動物園で出会った動物たちのことを思い出しました。
すると後ろの席の一行が立ち上がり会計へと進んでゆきます。
会計に行くためにあなたの席の前を横切った三人の横顔が、あの三匹とダブって見えた。そんな気がしたのでした。
おわり