Please enable JavaScript.
Coggle requires JavaScript to display documents.
ロロン ピノ・ノワール - Coggle Diagram
ロロン ピノ・ノワール
ロロン
ひとつ目は輸出全体の話だから仕方ないとして、ふたつ目はなんとも贅沢な話です。ちなみにフランス国内でもあまり流通していないそうです。
ですがそんな地域に目を付けたネゴシアンがいました。創業はボージョレ、1821年からフランス各地でワインを手掛けるロロン・エ・フィス。
この名前にピンときた人はかなりのワイン通とお見受けします。実はこのロロン・エ・フィスは2002年に・・・
●天下のルイ・ジャドを買収!
そんな超大手ネゴシアンを支える重要人物がテクニカル・マネージャーのジャン・ピエール・ロデ。
彼は辺境オーヴェルニュの地にピノ・ノワールの聖地ブルゴーニュに似た気候があることに気づきます。
そうやって生まれたのがこのピノ・ノワール。果実味が豊かで酸味も穏やか、ブルゴーニュ的なエレガントな側面もありつつ、より可愛らしいワイン。なんといってもこの価格帯でこのクオリティはレベルが高い!
他の安いだけのピノ・ノワール飲むんだったらこのワインを飲んでみな、とは生産者資料にありましたが、まさにその通り!
オーヴェルニュ
フランスのオーヴェルニュと聞いてワインを想像する方はそうそういないと思います。オーヴェルニュと言えばフランスの中心からやや南に位置していたかつての地域圏。
フランスの中でも辺境の地とされ、特産品はチーズ、セップ茸やハムやソーセージなどの肉の加工品、またヨーロッパでは珍しく軟水の出る地域であり、日本にも輸入されています。
実はタイヤやレストランガイドブックで有名なミシュランもこのオーヴェルニュ地方の中心地に本社を構えています。
美しい自然に囲まれ、フランス有数の温泉地帯でもあるオーヴェルニュのワインがなぜあまり知名度が高くないのかというと、理由は大きく分けてふたつ。
ひとつはAOCの規定がなされている地域が少ないこと。もうひとつは食事が美味しく、そして温泉が湧くリゾート地だから・・・
●地元消費が多いこと!
マリアージュ
オーヴェルニュでは食事と合わせるようですから、肉料理と合わせてみました。
豚肩ロースのソテーオニオンソース。ソースを造る時に同じ赤ワインを使ったので相性バッチリ!食べる前はちょっと脂がくどいかなと思いましたが、オニオンソースがワインの果実味と肉の脂をがっちり結び付け、マリアージュ成功。
他にはマグロの刺身なんかも合うそうです!
ワイン王国ベストバイワインにも選ばれた隠れた名産地のピノ・ノワール!
他の産地に比べても破格のコストパフォーマンスを誇ります!是非お試しください!