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キティホークの失敗要因 - Coggle Diagram
キティホークの失敗要因
年表
1992年6月 キティホーク発売20MB・28グラム
1991年 初頭1.3インチ構想(バックボーン決断)
1994年7月
意思決定
堅牢さ重視の製品
2.5インチノートPC用製品(高価格帯)
50ドルのドライブ
発売に10~12ヶ月
かなりの投資が必要
チーム解散
1991年5月 中核プロジェクトチーム結成
1991年6月 プロジェクト開始
1991年6月2週目 コンシューマーエレクトロニクスショー
1992年6月25日 初出荷(250ドル)
1992年7月まで 6社のPDAに採用
1992年9月 コーバリス部門から採用不可(容量不足)インテグラル・ペリフェラル社)採用
1991年9月 最初の1.8インチ発売(インテグラル・ペリフェラル社)
キティホークⅡ発売43MB・耐衝撃性10%↑電力25%↓
1994年9月7日 キティホーク生産中止
登場人物
ディック・ハックボーン(PC製品事業部担当上級バイスプレジデント
レイ・スメルク(大容量記録装置部ループ)
ブルース・スペンナー(ディスク・メモリ部門DMDゼネラルマネージャー)
リック・セイモア(研究開発プログラムマネージャー
ジェフ・ホワイト(MBAマーケティング・マネージャー)
プロジェクト憲章
1年以内に発売
損益分岐時を3年
発売後2年以内に収益1億ドル
1.3インチドライブ第一号
収益成長率35%
市場可能性評価(セイモア・ホワイト)
PDA(モバイルコンピューティング)
耐久性
落下強度3フィート
ガラス基板で対応可能
市場調査会社
既存の顧客
業界の専門家
DMD身内の意見
爆発的成長と予測
軽量化と省電力化
コーバリス事業部と連携
ハンドヘルドPDAの可能性
特別設計の集積回路(5チップ)
容量
20MB
ガラス基板で対応可能
コスト
特別設計の集積回路(5チップ)
デスクトップPC(除外)
ノートブックPC(除外)
ゲームカートリッジ用
小型記憶装置(任天堂)50ドル以下
意思決定
意思決定1何を作るか
2.5インチディスクドライブ
1.8インチディスクドライブ
1.3インチディスクドライブ(バックボーン選択)
意思決定2
プロジェクト独立部門化(スペンナー)
ドライブ開発・新市場の発見・顧客基盤の開拓の自治権
意思決定3
優先:モバイルコンピューティングに適したドライブ設計(耐衝撃性重視)
コスト50ドル(後回し)
次世代製品の新規設計(イノベーション)後回し
意思決定4
製造外部委託(シチズン)15万個/月
人材
リスクを進んで冒す人材
新製品開発や新市場開拓の経験者を排除
DMDから優秀な社員を選抜(他社視点×)
外部要因
PDA市場の伸び悩み
技術不十分
手書き文字認識ソフト
集積回路(IC)
業務用にはキティホークでもメモリー不足
携帯型PCの成功
低価格
中庸な技術
中程度の記憶容量
市場
新市場で予測不能
耐衝撃性よりも市場のニーズは低コスト
競合の状況
フラッシュメモリー
堅牢
価格は高い(50ドル/MB)6GB300ドル
単位費用の下限が低く、低容量のコスト競争力あり
1.8インチディスクドライブ
容量大きい
消費電力大きい
1991年9月第一号発売(サブノート型PC用)
キティホーク開発の目的
HPをディスドライブ業界の主力企業にする
持ち運べるPC・超小型PC用の小型ドライブ
内部要因
製品
メモリー容量不足
高コスト製品
人材
リスクを進んで冒す人材
新製品開発や新市場開拓の経験者を排除
DMDから優秀な社員を選抜(他者視点×)
意思決定の仕方
バックボーンの決定に従う