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本願成就文（阿弥陀仏の本願で判らないところ） - Coggle Diagram

- - - - 設い我仏を得んに、十方の衆生、至心に信楽して我が国に生れんと欲うて、乃至十念せん。若し生れずば、正覚を取らじ。唯五逆と正法を誹謗せんことを除かん。
        
        十方衆生
        
        すべての人　差別なく約束をされている
        
        至心信楽欲生我国
        
        信心
        
        乃至十念
        
        念仏
      - さとりの５２位
        
        １段違えば人間と虫けらほど境涯に差がある。５２段の無上覚を開かれた仏の境涯は人間の知恵ではとても窺い知ることはできない
        
        阿弥陀仏は十法諸仏の本師本仏であるからその御心はあまりにも深く弥陀の３６文字を私たちが読んでもわからないことがあるのは当然
        
        人間の智慧で弥陀の本願わからないところ
        
        〇どうすれば助かるのか判らぬ
        〇自分でおこす信心か、他力より賜るものか判らぬ
        〇信心が正因か念仏が正因か判らぬ。或いはその二つか。
        〇若不生者の「生まれる」の意味が判らぬ　　　　　　
        
        ではどうすればこの判らないところがハッキリわかるようになるのか
        
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- - - - 「本願成就文」略して「願成就文」「成就文」「願成就」とも言われる。いずれも「十八願成就文」のこと
        
        本願成就文は至極＝一切経7千余巻の中で最も大事なお言葉
        
        弥陀がいかにすごい本願を建立されていても、釈迦の本願成就文によってのみ、その願意を正しく知ることができる。
        
        なぜ至極と言われるのか
        
        本願で判らぬことが成就文でハッキリするから
        
        「横超」とはすなわち願成就一実円満の真教・真宗これなり（教行信証信巻）
        
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        それについて三経の安心あり。その中に「大経」をもって真実とせらる。「大経」の中には第十八の願をもって本とす。十八の願にとりてはまた願成就をもって至極とす。（改邪鈔）
        
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        「本」と「至極」の関係
        
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