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eMMCのTAAC値が変更された (なにか対策できなかったのか (プロセス別 工程別 ((製造プロセスは内部承認を正式に得て実施されたものである。…
eMMCのTAAC値が変更された
なにか対策できなかったのか
4M観点
人
製造Operator
半導体工場のため、作業者がManualで製造作業しない
開発、品質部門
検証方法、開発方法の変更は無し
装置
個別の装置には変更や問題がない
(製造)方法
製品製造方法の変更はない
中国の特定顧客からの要望あり、TAAC値変更があった
TAAC変更品は正式な方法で社内承認され製造された
測定(検証)
個別の製品の検証方法に変更はなかった。
TAAC変更品は正式な手続きで承認されて製造許可があった
TAAC変更値は正式な承認手続き後であったため、
工場ではTAAC数値の検査は以上と判断されない
組織の観点
営業
対策として量産品出荷時のInternal Code変化をシステム上で検出・防止する
量産品選択時にInternal Codeの変更、
PCNの反映(Feedback)確認を
流出対策(本件問題発生時の防止策)として
Double Checkする仕組みが必要
発生対策として対策有無、対策可否、確認中
工場
TAAC変更品が正式に社内評価をうけたので、通常生産した
開発
開発時の製品単品としての問題点有無、
検証については十分実施している。
製品Version(Internal Code)が変わる場合があっても、製品を外部に提出できるように社内許可を得るための方法(検証Flow)は予めきまっており、すべてのTestをPASSしなければならない。(FAILする場合はReleaseを遅延する)
Mmeory Standard Specを守った使用方法であればどの顧客、どの環境においても使用できる前提で開発している
品質管理
TAACが変わった製品も管理は問題無い。
標準品 Memory品なので、Standard(規格)から
ずれた製品は開発しない
基本的にカスタム変更体操しない方針。
(マーケティング戦略である)
Mmeory Standard Specを守った使用方法であればどの顧客、どの環境においても使用できる前提で検証している
法人
営業
出荷時の製品確認ができなかった
対策として量産品出荷時のInternal Code変化をシステム上で検出・防止する
技術営業
サンプル出荷時の製品確認はできなかった
対策としてSample出荷時のInternal Code変化をシステム上で検出・防止する
物流、出荷
製品情報にたいして情報と判断権限を持たないため対策できない
プロセス別
工程別
製造プロセスは内部承認を正式に得て実施されたものである。プロセスそのものは問題点にではない
Wafer製造
変更なし。対象外。
Pckage製造
変更無く、本件とは対象外です
Pakcage Test
parameter TAAC変更された。
ただし、正式な手続きを得ており、プロセスとしては問題ない
Wafer Test
変更無く、本件とは対象外です
Packing
変更無く、本件とは対象外です
出荷管理
本件、この部分で発生対策と流出対策が必要
量産品もTAACも変わっていた
量産品は最初からTAAC=0x27だった
量産開始時にTAAC=0x27変更品が指示された
SK hynix社内では量産品のVersion(Internal Code)は過去のSampleから決める
最後のSampleはTAAC=0x27だった
最後のSampleだけを見て量産品を決めるフローだったため、TAACの変更に気づけず、量産品にもTAAC=0x27が出荷された
Sampling時のInternal Code変更の確認が完璧でない場合もありえる。
量産品を選択する際にも下記のような対策が必要。
・過去Sample提出した製品と量産品との一致(Samplingから量産までのVersion履歴の一致確認)
・顧客連絡済みPCN内容と実製品の一致確認
Memory製品はSpecが複雑であるため、実際のSample評価が事項されたあと、その製品を量産供給する。SKH HQではSample 評価の履歴を参照して製品の採用可否、品質問題の可否を決めるしか方法が無かった
2回目以降のSampleについては、internal Codeで変更有無を管理。変更点がある場合は検出でき、出荷を防止する。
変更する差異はPCNで顧客に連絡し、Feedbackを受ける。
新規(1回目)のSampleについては 顧客の開発情報(SoCや使用条件)をふくめ本社に連絡し、QEとSampling Manager(Enablement)に最適なSampleの選択を要求する。
顧客要求を適切に反映するため、お客様の開発情報をSampleRequestのたびに徹底して確認する。間違いや連絡ミスを防ぐため、Smaple Request時のSheetはお客様側で記載いただく方法で対策を検討する
開発評価中のSampleのTAACが変わっていた
最後のサンプル出荷でTAAC=0x27に変わった
Packae中国工場に変更されたときに一緒にTAACも変わった
量産数量確保のために2018年5月にPackage中国工場が追加された
2018年4月に急いでPackage 中国工場サンプルが出荷された
過去の履歴と違ったF/W Verionが選ばれた
中国工場ではTAAC=0x27しか量産してなかった。在庫なかった
選択肢がないため、間違えたTAAC品を出荷指示した
過去のHistory Checkする機能がSample Management Systemになかった
日本法人側ではVersionがどの程度あるかまですべて把握できない(他顧客、他法人むけCustom情報把握できない)し、製品バージョン(Internal Code)を見る方法が無く、検出できなかった
最初はTAAC=0x5Eのみリリースされた。(Nintendoも同)
中国の顧客Setでの使用が理由で、中国顧客むけにTAAC=0x27ができた。
すでに評価完了や量産開始していた顧客はTAAC変更ができず、NintendoもTAAC=0x27への変更を対象外だった
非常に厳しい条件で使用するSetがあり、TAAC=0x5EではSoC側が時間が不十分であることがSet Makerから提案され、eMMCの他社と同じ用にTAACの値を大きくすることが要望された
TAACの拡大を要求する会社は中国の最大Smartphone Makerだったため、eMMC/eMCPの数量の大多数を占めており、対応する必要があった
TAACの変更を全体にかけることができず、2つのVersionが存在することになった