Please enable JavaScript.
Coggle requires JavaScript to display documents.
会社の価値をどう測るか (企業の価値 (どの会社の株を買えば儲かる? (株式投資のリスク (価格変動リスク (市場価格の変動により損失が発生する可能…
会社の価値をどう測るか
企業の価値
上場会社ってどんな会社?
上場会社は証券取引所の審査をクリアした会社
審査
収益性、健全性、コーポレートガバナンス、内部管理体制
日本の取引所
東京証券取引所
第一部
審査が1番厳しい
第二部
審査が2番目に厳しい
新興市場
JASDAQ(スタンダード・グロース)
マザーズ
ベンチャー向け
Toyko PRO Market
機関投資家や特定投資家(プロ投資家)向け
名古屋証券取引所
札幌証券取引所
福岡証券取引所
成長して市場変更することもあるし、上場廃止もある
「あえて上場しない」会社もある
上場
メリット
一般投資家から広く資金調達することが可能になる
市場の監視を受けているため社会的な信用が高まる
知名度が高まる
市場の流動性が高い、透明性が高い、公正な株価での取引が可能
ストックオプション
役職員であれば市場価格よりも安く自社の株式を購入することができる→利益になる
デメリット
経営のデメリットが制限される
株主総会で意見が割れる
一般投資家が株主になり、利害関係者が増えるから
上場に伴うコストがかかる
上場コスト
情報開示コスト
株主総会開催コスト
経営陣に企業買収(MBO: Management Buyout)
上場しない
資金調達の必要性に迫られていない
すでに十分な知名度・社会的信用がある
どの会社の株を買えば儲かる?
株式投資のリターン
期待リターン
株式の購入により見込まれるリターン
予見されるリスク
インカムゲイン
株式の配当
キャピタルゲイン
売買損益: 買った時点の株価と売った時点の株価の差
株式投資のリスク
価格変動リスク
市場価格の変動により損失が発生する可能性
信用リスク
投資対象の経営悪化や経営破綻などにより、損失が発生する可能性
流動性リスク
市場参加者が少ないなどの理由で、資金を回収するための取引が実行できない、もしくは取引実行のためのコストが急騰する可能性
カントリーリスク
投資対象が所属する国・地域の政治・経済・制度などの変化により、損失が発生する可能性
為替変動リスク
外国為替レートの変化に伴って損失が発生する可能性
「リスクが大きい」
投資対象の価格の変動が大きいこと: ボラティリティ
損益がプラスでもマイナスでも変動が大きければリスクが大きいのだ
ハイリスク・ハイリターン / ローリスク・ローリターン
リスクが
大きい
期待リターンが大きい
小さい
期待リターンが小さい
投資するからには損したくない
財務諸表を使って収益性や成長性、安全性を分析する
収益性・成長性をみる
自己資本当期純利益率(ROE: Return on Equity)
株主の出資に対してどれだけ利益を出したか
収益性・成長性をみる指標
売上高利益率
どれだけ効率的に利益を生み出したか?
総資本回転率・資本回転率
会社の資本をどれだけ効率的に活用して売上を上げたか
安全性をみる
自己資本比率
総資本に対する自己資本の比率
高いほど財務状況が健全である
当座比率、流動比率
返済までの期間が短い短期債務に対して、会社の短期的な返済能力がどれだけあるか
インタレスト・カバレッジ・レシオ
借入や社債発行に対する金利の支払いにフォーカス
「本業で稼いだ利益や受取配当」などでどの程度の支払いができるかを示す指標
固定比率・固定長期適合率
固定資産に対する投資が自己資本、自己資本と固定負債からどの程度行われているかを示す指標
低いほど安全性が高い
株価水準が割高か割安かを分析する
株価が相対的に割安かを表す指標
株価収益率(PER: Price Earnings Ratio)
株価を1株当たり利益で割ったもの
1株当たり利益に対して株価が何倍で取引されているか
会社の収益力をもとに株価水準を判断する
低い方が相対的に割安
株価純資産倍率(PBR: Price Book-value Ratio)
1株当たり純資産に対して株価が何倍で取引されているか
会社の資産内容や財務体質をもとに株価水準を判断する
低い方が相対的に割安
指標を見るポイント
時系列分析
過去から分析して現在の指標を分析
クロスセクション分析
同業他社や同規模の企業、類似製品を扱う企業と比較分析
投資する人ってどんなひと?
株式を多く所有している人
海外投資家
全体の7割を占める
アルゴリズム取引
高頻度取引(HFT: High Frequency Trading)
数ミリ秒単位で売買注文を高頻度に繰り返す手法
1001円で買った株式を1002円で売る、などの取引を大量に繰り返して利益を出している。
問題
取引システムに負荷をかける
価格形成に影響を与える可能性が高い
メリット
市場に流動性を供給している
事前にプログラミングされた内容に基づいてコンピュータが自動的に売買するもの
事業法人等
売買比率は低水準
信託銀行
個人・その他