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放射線生物学 (人体への影響 (造血臓器 (赤血球：寿命120日, リンパ球：0.25 Gyから低下、1時間で死亡, 血小板：寿命10日…
放射線生物学
人体への影響
半致死線量
2~10 Gy 数週間～2ヵ月
骨髄死
10~50 Gy 数日～2,3週間
腸管死
.> 50 Gy 数時間～数日
中枢神経死
胎児の被ばく
着床前期（～8日）
死亡：0.1 Gy
器官形成期（9日～8週）
奇形：0.1 Gy
胎児期（8週～）
精神遅滞：0.2~0.4 Gy
発育遅延：0.5~1.0 Gy
造血臓器
赤血球：寿命120日
リンパ球：0.25 Gyから低下、1時間で死亡
血小板：寿命10日 2週間後最低値
顆粒球：1~2日以内に一時的に増加 3~4日で最低値
放射線発がん
組織加重係数が関係
名目リスク係数：5.5*10^-2 [ / Sv]
白血病が最も潜伏期間が短い
生物学的効果
直接作用（主に高LET）
放射線
α, 中性子
間接作用（主に低LET）
修飾要因
酸素効果
高LETほど効果は小さい
回復
4~6時間以上の間隔
温度効果
43℃以上・S期・低pH
細胞周期
G1後～S前・G2後～Mで高感受性
防護剤
システインなどSH基を含むもの
分割照射
治療効果向上
再酸素化・再分布
治療効果低下
再増殖
放射線
X, γ, β, 陽子
細胞に対する作用
生存率曲線
感受性
平均致死線量D0（37％生存率）
回復能力
類しきい値線量Dq
標的数
外挿値n
α / β
αが大きい → 一次の寄与が大きい → 早期障害、肩は小さい
晩期反応（α / β 小）
心膜炎、脊髄炎、筋肉萎縮、神経障害
早期反応（α / β 大）
腫瘍縮小