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脳を鍛えるには運動しかない! - Coggle Diagram
脳を鍛えるには運動しかない!
BDNF(神経栄養因子)
信号を送り、強化する
シナプスの材料となるタンパク質を作らせる
新しい学習を定着化させるのに必須
BDNFを増やすと20%早く単語を覚えられる
自主的な運動すると海馬でBDNFが増える
シナプスの近くに貯蔵され、血流が盛んになると放出される
体内のインスリン様成長因子、血管内皮成長因子、線維芽細胞成長因子などの成長因子が血液・脳関門を通過し、BDNFを活性化
詳しくはp64
学習の仕組み
作業記憶に取り込む
前頭前野が情報を分析し、配列、結びつける
小脳と大脳基底核が作業をスムーズにする
海馬の可逆性が向上すれば、一連の作業が強化
海馬の幹細胞から新しいニューロンを成長
大脳皮質が大脳基底核と小脳の間で筋肉をどう動かすかの指示をする
効果的な運動
最大心拍数の60~70%を保つ
30分のジョギングを週に2,3回、それを12週間(84日3ヶ月弱)すると遂行機能が向上
最大心拍数は大人の場合220-自分の年齢
能力ではなく心拍数基準で評価する
ヨガ、ピラティス、空手など不規則で複雑性を伴う運動をするとBDNFが増加する(2週間で35%の差)
ニューロン結合を強めるメリット
新しく入った情報は神経化学物質と成長因子のバランスによって決まる
運動後に記憶学習をすると脳に入ってくる刺激がニューロンの結合を強める
脳の回路は情報が何度も通ることでさらに強くなる
思考の癖も脳の道が強化された結果?
脳の信号伝達経路
神経伝達物質(グルタミン酸とガンマアミノ酪酸)がバランスを取り合う
グルタミン酸は結合したことのないニューロンの間に信号を送る
GABA(ガンマアミノ酪酸)はグルタミン酸の活動を抑える
セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンは脳の信号操作と活動を調整
研究結果
健康な生徒は注意力、作業記憶(ワーキングメモリ)、処理速度の比較テストで脳電図は活発に動き、注意力に関わるニューロンが多く働いた
間違った時の脳の反応もより落ち着きを見せた
失敗から学ぼうとする機能は前頭前野が司る
ドーパミン
学習、報酬、注意力、運動に影響
脳の部位によって正反対の役割
注意欠陥・多動性障害を落ち着ける
遂行機能
前頭前野を使う
臨機応変な考え
独唱的な思考や解決策
運動すると気分がすっきりする理由
セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質が分泌
それに加え、ニューロンの成長や機能調節によって脳の基礎構造を強くできる
セロトニン
脳の警察官
気分、衝動性、怒り、攻撃性などの暴走を抑える
ノルアドレナリン
注意、知覚、意欲、覚醒に影響する信号を増幅