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「心理テスト」はウソでした (村上宣寛) (バーナム効果 (かかりやすい要因 (男女差には乏しい, 権威主義的・承認欲求が強い人, 快い内容の情報…
「心理テスト」はウソでした
(村上宣寛)
血液型人間学
能見正比古の説
筆者実証
全く有意差は出なかった
能見俊賢
4つの血液型にさらに4亜型
筆者実証
有意差は出なかった
「政治家にO型が多い」
別の年では全く違う結果
原型
古川氏『血液型気質相関説』
身近なサンプルのみから提唱
1933年日本法医学会
正式に否定
松井の大規模研究
4回の横断研究
一貫した結果にはならなかった
トンデモを信じた人々
マスコミ
発掘あるある大辞典
一般企業の採用
ミサワホームエンジニアリング
教育関係者
京都の某幼稚園
茨城県警
バーナム効果
心理学者フォアの実験
クラス全員に同じ診断テスト結果
ほぼ船員が肯定的に受容
「フォア効果」とも
ミールが命名
誰にでも当てはまるような記述
「基礎確率」が高いため
P.T.バーナム
興行師
盲目の黒人女
偽物の人魚剥製
親指トム
アフリカ象「ジャンボ」
「おめでたい奴はどんどん生まれてくる」
かかりやすい要因
男女差には乏しい
権威主義的・承認欲求が強い人
快い内容の情報
不安が強い・説得されやすい人
情報に曖昧な表現
その後の実験
毛髪診断
殆どの学生が信じた
村上知恵子
「ドクタ・バーナム」
全員に同じ結果を出す心理検査プログラム
よく「当たった」
ロールシャッハ・テスト
筆者:自動プログラム作成
詳細は著書
量的標準化
実証的根拠の乏しさに直面
ヘルマン・ロールシャッハ
図版を考案
統計データにせず死去
後進の心理学者が体系化
項目
反応領域
反応決定因
反応内容
形態水準
当たらない
シンポジウム84
ブラインドで大御所が判定
全員ハズレ
手法によって違う結果
エクスナ基準
みんな精神障害者
アードバーグ・シェイファー基準
みんな正常者
標準化データにそもそも誤り
検査者間の相関係数に難あり
知能と統合失調症傾向
数少ない相関
知能の検査にロールシャッハをやる意義は?
YG/MGテスト
矢田部・ギルフォードテスト(YG)
ギルファド・マーチンの検査からの抜粋(MG)
基準妥当性
十分な検証なし
同じギルファドの検査からの抜粋
結果が一致しない
質問文が変わっている
項目の科学的根拠なし
内田クレペリン検査
作業のムラの有無
不安定
情緒不安定
安定
好評価
スロー&ステディが必勝法
やればやるほど「健常者」が減る
全く妥当性の調整されていないテスト
変動量の信頼性係数
0.3-0.4程度?
クレペリンの連続加算作業
意志緊張
疲労性
ブロッキング現象
アイゼンクの性格理論
エーミール・クレペリン
自然科学的アプローチ
DSMの先駆者
内田勇三郎
連続加算作業を導入
学生の結果
健常状態定型
早発性痴呆患者
異常型
ビッグ・ファイブとの対応
予測力は非常に弱い