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教育の知恵 (家庭教育全般 (『家でできる「自信が持てる子」の育て方』 (要点 (その他、具体的な方法論 (やり抜く力を育てる…
教育の知恵
家庭教育全般
著者
沼田 晶弘(ぬまた あきひろ)
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1975年東京生まれ。東京学芸大学教育学部卒業後、アメリカ・インディアナ州立ボールステイト大学大学院で学び、インディアナ州マンシー市名誉市民賞を受賞。スポーツ経営学の修士を修了後、同大学職員などを経て、2006年から東京学芸大学附属世田谷小学校へ。
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要点
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子どもを褒めるときに知っておきたいポイントが5つある。まず子どもを見ること、次に子どものやっていることや考えていることに気づくこと、そして子どもが何かを達成した事実を認めること。それができたらシンプルでよいので褒め言葉をかけること、最後に心から喜んでみせることだ。
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その他、具体的な方法論
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背中を押すタイミング”を見極める
気にかけておかなければならないのは、内気な性格であっても力のある子がたくさんいるということだ。どうしても積極的な子が目立ちがちだが、力があるにもかかわらず、それを発揮する機会になかなか恵まれない子もいる。そんな子に対しては、チャンスを見つけてそっと背中を押してあげることが大人の役目だ
何かをやらせるのに一番いいタイミングは、子ども自身が「これをやりたい!」といったときだ。しかし内気な子の場合、待っているだけではそのタイミングが訪れないこともある。望みはあっても勇気がない、自信がないとためらうようなら、「せっかくだから、挑戦してみたら」と背中を押すことも親の役割である
ポジティブな言い方をする
子どもが猛スピードで廊下を走り抜けていったとする。あなたが先生なら、その子にどんな言葉をかけるだろう。「走ってはいけません!」「こら! 走るな!」などというかもしれない。こんなとき著者は、「歩け!」というようにしてい
著者
三谷 宏治(みたに こうじ)
東京大学 理学部物理学科卒業後、BCG、アクセンチュアで経営戦略コンサルタントとして活躍。2003年から06年までアクセンチュア戦略グループ統括。途中、INSEADでMBA修了。06年から教育の世界に転じ、子ども・保護者・教員向けの授業・講演に注力。年間1万人以上と接している。現在、KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授の他、早稲田大学ビジネススクール/女子栄養大学 客員教授、放課後NPOアフタースクール/NPO法人3keys 理事、永平寺ふるさと大使を務める。著書多数。2013年に出版された『経営戦略全史』はビジネス書2冠を獲得した。親向けの著作として『お手伝い至上主義!』『親と子の「伝える技術」』などもある。3人娘の父で、小学校PTA会長も務めた
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著者
ロバータ・ミシュニック・ゴリンコフ
コーネル大学でPh.D取得。デラウェア大学教授。最も権威ある学術誌『Child Development』の編集委員を務め、150を超える論文、14冊の本とモノグラフを執筆した。発達科学の知見を一般の人々に広めることにも情熱を傾け、言語や空間認識の発達、プレイフルラーニングについて親や教育者向けの著書を出し、多くのメディアにも登場。世界各地で講演活動も行っている。また、学びと遊びの科学を楽しむイベントUltimate Block Partyを共著者のキャシーとともに始め、NYセントラルパークに5万人もの人を集めた
キャシー・ハーシュ=パセック
ペンシルバニア大学でPh.D取得。テンプル大学教授。ブルッキングス研究所シニアフェロー。ロバータと共著『Einstein Never Used Flash Cards』は世界中で翻訳され、2003年に最も優れた心理学書に贈られるBook for BetterLife Awardを受賞。卓越した研究業績だけではなく、認知心理学・発達心理学の基礎的な研究を教育に活かし、社会に貢献するために様々な重要なプロジェクトに関わり、世界から注目されている。『ニューヨークタイムズ』などアメリカ全国紙での幼児教育・幼児発達についてのスポークスパーソンとしても活躍している
要点
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②「成功」のために必要な思考能力を向上させるには、テストの点数で測定可能な「ハードスキル」ではなく、他人とのコミュニケーション能力や、自らの感情の機微に賢く対応するといった「ソフトスキル」を身につける必要がある。二種類の融合のため、著者らが提示するモデルが、「6Cs(6つのC)」を伸ばす教育である
テストによって簡単に測定可能な学力は「ハードスキル」
それ以外のスキルは「ソフトスキル」と呼ばれる。ソフトスキルとして定義されるものは、例えば、適応力、自立性、コミュニケーション能力、想像力、多様な文化背景への気付き、共感力、リーダーシップなどだ。
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著者
青木 仁志(あおき・さとし)
1955年3月北海道函館市生まれ。10代からプロセールスの世界に入り、国際教育企業ブリタニカ、国内人財開発コンサルティング企業を経て1987年、32歳でアチーブメント株式会社を設立、代表取締役社長に就任。自ら講師を務める公開講座『頂点への道』スタンダードコースは講座開講以来26年間で648回毎月連続開催、新規受講生は32, 347名を数え、国内屈指の公開研修となっている。その他、研修講師として会社設立以来延べ356,031名の研修を担当している
2010年から3年間、法政大学大学院政策創造研究科客員教授として、講義「経営者論特講」を担当し、法政大学大学院 坂本光司教授が審査委員長を務める「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の審査委員も務めるなど、中小企業経営者教育に力を注いでいる。
著書は、20万部のベストセラーとなった「一生折れない自信のつくり方」をはじめ、「一歩前に踏み出せる勇気の書 文庫版」、「松下幸之助に学んだ『人が育つ会社』のつくり方」、「成功への選択」など51冊。解題 新・完訳「道は開ける」「自助論」「成功哲学」など3冊
要点
①子どもの自信は、親との信頼関係から育まれる。自ら考え、行動を選択し、その結果成功するという一連の経験を積むことで、子どもは自信を形成していく。親にできることは、子どもが自ら考え、粘り強く取り組めるようサポートすることである。
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困っていることはないかどうか常に気を配り、結果が出ていなくとも頑張っている事実を承認することは、子どもが自分で成功体験を積み上げるうえで非常に有効だ。このように、何があっても親は自分の味方でいてくれるという安心感が、失敗を恐れず物事に取り組もうという気持ちを後押ししてくれる
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コラム
脳の構造
男の子はコツコツ勉強するのが苦手です。脳の研究で、最近わかってきたのが、男の子の脳には、「落ち着きがない」「反抗したがる」「一番になりたがる」「戦いごっこやじゃれあいが好き」といった特徴が生まれつきプログラミングされていることです。
一方の女の子の脳は、人に言われたことを素直に受け入れ、真似ることでマスターするようにプログラミングされています。漢字を書き順に沿ってお手本通りに書いたり、黒板を先生に言われた通りに写したりするのも、手先が不器用で動き回るのが好きな男の子には苦痛ですが、女の子にはお手のものです。
教育観
著者
成毛 眞(なるけ まこと)
1955年北海道生まれ。中央大学商学部卒業後、自動車部品メーカー、アスキーなどを経て、1986年日本マイクロソフト設立と同時に参画。1991年同社代表取締役社長就任。2000年退社後、投資コンサルティング会社インスパイア設立。2010年、おすすめ本を紹介する書評サイト「HONZ」を開設、代表を務める。早稲田大学ビジネススクール客員教授
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