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健康・ダイエット (トロント最高の医師が教える
世界最新の太らないカラダ (④肥満を防ぐには、食事を摂らない時間を長くしてインスリンの分泌を妨げる…
健康・ダイエット
著者
ジェイソン・ファン
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2型糖尿病と肥満に特化した独自の治療を行う「インテンシブ・ダイエタリー・マネジメント・プログラム(集中的な食事管理プログラム)」(www.IDMprogram.com)を開発。クリニックでは、薬物療法ではなく、食生活の改善というシンプルだが効果的な方法に力を入れている。減量と2型糖尿病の治癒を目的として、治療のためのファスティングを臨床現場に取り入れた第一人者。
著書に『The Obesity Code』(本書オリジナル版)『The Complete Guide to Fasting』『The Diabetes Code』がある。また、雑誌『ジャーナル・オブ・インスリン・レジスタンス』の編集長(科学部門)、NPO「パブリック・ヘルス・コラボレーション」の理事長も務めている。このNPOは、エビデンスに基づいた栄養学上の情報を提供する国際的な団体である。
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コンディショニング
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機能運動性とは、柔軟性(関節の可動域)・安定性(筋肉の強さ)・バランス(動きの協調性)の総合で決まる、思い通りにカラダを動かす能力である。つまり、「究極の疲れないカラダ」を手に入れる鍵は機能運動性の向上にあるといえる。
機能障害は日々の生活習慣から起こる
間違ったカラダの使い方の典型的な例としては、猫背で椅子に座ることである。その姿勢を続けると、つねに腰と股関節まわりの筋肉に負荷をかけることになる。長い年月をかけて自ら腰を痛めつけていくということになってしまうのだ。1回の優れた治療を受けるより、正しいカラダの使い方を学んで、日々実行することのほうが、カラダにとってはるかに価値がある。
骨密度
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食生活も大事にしていかねばならない。骨密度は30歳をピークに徐々に減少していく。ビタミンDを合成するために日光にしっかり当たること、小魚などでカルシウムを積極的に摂取すること、そして、ときにはサプリメントでも栄養を補い、骨の健康を守ることが大切である。
骨密度の減少は、股関節を始めカラダ全体が骨折しやすくなるという恐ろしい状態である。その状態を防ぐべく骨を強化するには、筋肉同様、骨にも負荷をかけてやる必要がある。よって、骨粗しょう症の予防には重力をかけるウェイトトレーニングが絶対だ。
著者
山田 知生
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同大学卒業後、サンノゼ州立大学大学院でスポーツ医学とスポーツマネジメントの修士号を取得。2000年サンタクララ大学にてアスレチックトレーナーとしてのキャリアをスタートさせ、2002年秋にスタンフォード大学のアスレチックトレーナーに就任する
筋肉だけでなく、神経のコンディションの悪さも疲れを引き起こす。神経のコンディションが悪化するのを防ぐためには、体の歪みに注意する必要がある。体が歪んでいると、小さな動きであっても必要以上に負担がかかってしまう。
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疲れを持ち越さない究極のリカバリー法
疲れを素早く解消するには、体を動かして回復を図る「動的回復法」が効果的である。何もしたくないほど疲れている日でも、あえて軽い運動をしよう。そうすれば翌日に疲労を持ち越さずに済む。血液の流れが促進されて脳と筋肉にたくさん酸素を送ることができ、疲労物質の滞留を防ぐことができるのだ。
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朝の食事術
朝食は重要だ。朝食を抜くと、ランチを必要以上にたっぷり食べることになる。空腹のあとに大量に食べると、血糖値が急上昇し、その後急降下する「血糖値スパイク」という現象を引き起こして糖尿病や心臓病の原因になる。もちろん眠気や疲労のもとにもなるのだから、朝食抜きは厳禁と心得よう
ハードワーカーのために
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水分を取る
人間は、1日に1リットルほどの汗をかく。それを補うために、コップ1杯の水を1日に6~8杯飲むようにしよう。
私たちの細胞が正常に働くために、水は必要不可欠だ。疲れを溜めないためには、血行をよくして栄養分と酸素を細胞や筋肉に運ぶ必要がある。脳を働かせるにしても、血液によって養分を脳に届けなければならない。水分が少ないドロドロの血液より、水分が多いサラサラの血液のほうがよく流れるのだ。
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著者
馬渕 知子
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東京医科大学医学部卒業後、同医科大学病院皮膚科学講座に所属しながら同病院に勤務。その後マブチメディカルクリニックを開院、現在に至る。内科・皮膚科学、アンチエイジング医療、分子整合栄養学を専門に、あらゆる科との提携を結び、人間の体を総合的にサポートする医療を推進している。栄養学や食文化にも精通しており、2014年~ミラノ国際博覧会日本館サポーター、2015年~東京栄養食糧専門学院副校長に就任。「水は1日3ℓ」を推奨・実践するなど、かねてより水分補給の重要性を説いており、カフェインやアルコールを摂取したときの人体への影響などについても独自に調査を重ねている。主な著書に『からだを救う水の飲み方、選び方 水は最高のサプリメント』(講談社)
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著者
葉石 かおり (はいし かおり)
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1966年東京都練馬区生まれ。日本大学文理学部独文学科卒業。ラジオレポーター、女性週刊誌の記者を経て現職に至る。全国の日本酒蔵、本格焼酎・泡盛蔵を巡り、各メディアにコラム、コメントを寄せる。「酒と料理のペアリング」を核に、講演、セミナー活動、酒肴のレシピ提案を行う。2015年に一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーションを設立。国内外にて世界に通用する酒のプロ、サケ・エキスパートの育成に励み、各地で日本酒イベントをプロデュースする
食事について
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著者
牧田 善二
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1979年、北海道大学医学部卒業。
ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。
1996年より北海道大学医学部講師。2000年より久留米大学医学部教授。2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業し、延べ20万人以上の患者を診ている。
著書に『糖質オフのやせる作りおき』『糖質オフ!でやせるレシピ』『糖尿病専門医にまかせなさい』『糖尿病で死ぬ人、生きる人』『日本人の9割が誤解している糖質制限』『老けたくないなら「AGE」を減らしなさい』『人間ドックの9割は間違い』他、多数。
著者
津川 友介(つがわ ゆうすけ)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授。東北大学医学部卒、ハーバード大学で修士号(MPH)および博士号(PhD)を取得。聖路加国際病院、世界銀行、ハーバード大学勤務を経て、2017年から現職。共著書に『週刊ダイヤモンド』2017年「ベスト経済書」第1位に選ばれた『「原因と結果」の経済学:データから真実を見抜く思考法』(ダイヤモンド社)。ブログ「医療政策学×医療経済学」で医療に関する最新情報を発信している
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フルーツジュースに潜むリスク
野菜や果物は心筋梗塞や脳卒中のリスクを減らすことが、16の観察研究をまとめたメタアナリシスで報告されている。たとえば1日の果物の摂取量が1単位(バナナなら2分の1本、リンゴなら小玉1つ)増えるごとに、全死亡率(原因にかかわらず死亡する確率)は6%減るし、野菜の摂取量が1単位(小皿1杯)増えると死亡率は5%減る。野菜も果物も、1日5単位(およそ400グラム弱)までは、摂取量が増えるほど死亡率が減る。それだけ食べれば健康上のメリットは十分といえるだろう。
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著者
アイザック・H・ジョーンズ (Isaac H. Jones)
ヘルスドクターにして、年収1億円を超える起業家。カナダ出身。国際的なヘルス&ウェルネス専門のコンサルタント会社「エレベイズ・ヘルス」の設立者として、ハリウッド俳優やサウジアラビアの王族をはじめ、経営者、起業家など、年間200人以上の世界中のトップエグゼクティブの健康指導を行う。幼少のころは脳と体がうまく機能せず、病気やADHD(注意欠陥・多動性障害)といった問題に悩まされながら特別クラスに通っていた。その後、優れた自然療法医との出会いをきっかけに病状を克服。自身も自然療法において世界的権威のある大学の大学院にて博士号を取得し、栄養学や生物学、アンチエイジング、カイロプラクティックの分野で数々のエキスパートから学ぶ。週に2500人もの患者が訪れるアメリカで最大のヘルスセンターで経験を積んだあと、私立のヘルスセンターを設立。これまで5万人を超えるクライアントのライフスタイル改善とハイパフォーマンスの実現に努めてきた。
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腸について
腸内細菌
もちろん、議論の余地のない事実もある。砂糖や加工食品の多い食生活が、腸内細菌に悪影響をおよぼすのは疑いようのないことだ。逆に、野菜や果物が多い食生活は腸内細菌によい影響を与えるため、健康にもプラスになると考えられる。ときどき軽い断食をして腸を休ませることも効果的だろう。
とはいえ、私たちの体とそこにすむ細菌は、一人ひとりまったく違う。柔軟性のない画一的なダイエット法を信頼してはならない。ダイエットにおいて大切なのは、栄養面に配慮しつつ、継続可能な方法によって、体重を少しずつ減らしつづけることだ。そのためには食事量だけでなく、栄養や食品の種類、食事のタイミングにいたるまで、食生活を根本的に見直す必要があるのである。
自分のもっている腸内細菌についてしっかり理解しなければ、正しいバランスを取り戻すことはむずかしい。
人間の腸は庭のようなものだ。植物を育てるためには庭の土に栄養がなければならないように、体の中の微生物コミュニティを健全な状態に保つためには、腸を健全で豊かな状態にしておかなくてはならない。また、雑草や有毒な植物――有害な微生物や病原菌――が蔓延しないように、できるだけたくさんの種類の植物を育て、種をまく必要もある。大事なのは多様性なのだ。
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先進国では近年、喘息・アレルギー・自己免疫疾患の患者数が増加している。これは、医学の発展により多くの病名が認識されるようになったために、そう診断される患者数が増えただけなのだろうか。それとも、本当にこれらの疾患を持っている患者数が増加したのだろうか。
残念ながらその答えは後者のようだ。著者はその原因として、現代人のマイクロバイオータ(私たちのからだを取り巻く微生物の総称)に変化が起きていることを指摘する。いわく、現代人の腸内細菌は多様性が失われてしまっている。ゆえに、いくつもの疾患に苦しめられることになっているのだという
著者
ジャスティン・ソネンバーグ (Justin Sonnenburg)
スタンフォード大学スクール・オブ・メディスン微生物学・免疫学部准教授。2009年、アメリカ国立衛生研究所(NIH)による新しいイノベーターのための所長賞を受賞
エリカ・ソネンバーグ (Erica Sonnenburg)
スタンフォード大学スクール・オブ・メディスン微生物学・免疫学部上級科学研究員。食生活と腸内細菌の関係を研究している。
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『健康の結論』
ホリエモン
歯周病
日本において歯周病は、成人の約80%がかかっている感染症である。インフルエンザなどとは異なり、歯周病菌は歯科で治療しても完全に除菌することは難しい。しかも悪化すると口腔内の不調だけでなく、糖尿病や心筋梗塞、脳卒中などの疾病につながることでも知られている。最近では認知症や乳がん、流早産との関連も指摘されているとのことだ。
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