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ボーセジュールVV - Coggle Diagram
ボーセジュールVV
ビオロジック
ピュイスガン・サン・テミリオンに拠点を構えるシャトー・ボーセジュール。
なぜか同名のシャトーや似た名前のシャトーが多く(特にサン・テミリオンのボーセジュール・ベコやデュフォー・ラガロースなどの有名シャトー)存在するため、やや分かりづらいですが、3世代にわたって引き継がれる由緒あるシャトーです。
祖父マルソーが医師であったこともあり、化学肥料や農薬について疑問を呈しており、周囲の農家や生産者に持論を説いていたそうです。
その祖父の教えを受け継ぎ、現当主の父アランはシャトーを継承してから、一度も農薬や化学肥料を使用していません。その後現当主ジェラールに1995年にシャトーを任せます。
そのジェラールは「パリの審判」で有名なスタッグスリープ、オーストラリア最高峰ペンフォールズなどで修行を積み、ボルドーのネゴシアンで勤務。ボーセジュールに戻ってからビオロジックを導入しました。
この通り、この家族・・・
●自然なブドウ栽培に関して頑固一徹!
1998年にはエコセールの認定も受け、ブドウ畑には農薬に敏感な野生のチューリップが花を咲かせます。環境の良さを物語っていますね。
平均樹齢80年
そんなボーセジュールでスペシャル・キュヴェに位置付けられているのがこのヴィエイユ・ヴィーニュ。
古樹から採れたブドウを使うという意味で、たまにボルドーでも見かけますが、定義はあいまいで、およそ30~40年くらいから古樹と呼ばれ始めます。
そんななかこのボーセジュールのヴィエイユ・ヴィーニュに使われている区画のブドウはなんと・・・
●平均樹齢80年!
年を取ると付けるブドウの数が少なくなってしまうため、ここまでワイン用ブドウ樹として生き残っている、というのはやはり土壌がいいのでしょう!
というか樹齢80年なんてボルドーはおろか、フランス全土を見回しても、超希少!
年産8000本
その貴重なブドウを丁寧に手摘みして、一カ月という長いスパンで発酵&醸し。その後新樽で24か月熟成して、世にも贅沢なワインへと変貌を遂げます。
そもそも収穫量が少なくなっている古樹のブドウを使用し、こんなに贅沢な造りをしているから、年間で・・・
●8000本しか作れません!
土系やスパイスの香りが広がり、優雅さと落ち着きのある奥深い樽の風味。豊かで美しい調和を奏でる洗練された逸品です。(インポーター資料より)
試飲しましたが、古樹ならではの凝縮感ある味わいと自然農法の伸びやかでスーッと染み入ってくる味わいが調和した傑作です!