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クロワ・ブーエイ - Coggle Diagram
クロワ・ブーエイ
グリュオ・ラローズの兄弟
1855年のメドック格付の決定時、当時からすでに周囲から抜きんでた名声を誇っていた1級シャトー。
シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラトゥール、シャトー・オー・ブリオン、この五つはあまりにも有名ですね。
そしてその当時、その五つのシャトーに次いで取引価格が高かったのが・・・
●シャトー・グリュオ・ラローズ
「王のワイン、ワインの王」というエチケットに名に恥じぬ格付第2級シャトーで、格式も人気も高い偉大なシャトーです。
その現オーナーであるジャン・メルロー氏は畑の区画のコンピューター管理化や最新の排水システムの導入など、このグリュオ・ラローズのスタイルに変化を与えた人として有名。
またジャン・メルロー氏はいくつかシャトーを所有しているのですが、この度入荷したこのラ・クロワ・ブーエイもそのひとつ。
飲み頃
2006年のバックヴィンテージ。
ヴィンテージはいいにしても、広域ボルドーで十数年熟成。普通のワインなら警戒してしまうのですが、さすがにそこは有名格付シャトーのオーナー作。
●見事に飲み頃を迎えています!
保管状態が良かったのでしょう。バツグンに良い状態です!これは掘り出しモノを見つけてしまったかもしれません!
2006年は比較的評価は高めなんですけど、歴史的なヴィンテージとされた前年2005年の影に隠れがちな、ちょっと不遇な年。
味わいバッチリ
熟成による柔らかみのあるタンニン、チャーミングなベリー系の果実感。
十数年の時を経て丸くなった酸味、そして何より魅力的な・・・
●紅茶葉を思わす優雅な香り!
良質なメルローに時々感じる魅惑の香りですね!全体的に丸みを帯びていて、女性的なしなやかさのあるボルドーです!
まさか広域ボルドーがここまで熟成するとは!格付けシャトーの兄弟というのはやはり伊達じゃない!