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マラガ―ルブラン - Coggle Diagram
マラガ―ルブラン
グリュオ・ラローズのオーナー
いまやボルドーワインを選ぶうえで欠かせない指標となったメドック格付。1855年に制定され、1級から5級まで名だたる名シャトーが並んでいます。
そのメドック格付けがどうやって選ばれたか皆さんご存知ですか？
当時の皇帝ナポレオンの命令によりボルドー商工会議所が当時すでに確立されていた名声と取引価格をもとに作られています。
その当時1級シャトーの次に取引価格が高かったのが・・・
●シャトー・グリュオー・ラローズ！
エチケットに「王のワイン、ワインの王」と記され、今もなお最も愛される2級シャトーのひとつとされています。
そのグリュオー・ラローズの現オーナー、ジャン・メルロー氏はいくつかシャトーを所有しており、そのひとつがこのシャトー・マラガ―ル。
2011年
そして今回入荷したのはマラガ―ル・ブランの2011年
インポーターの試飲会で出会ったのですが、まさかまさかの・・・
●白も熟成のポテンシャルがあったとは！
テイスティングコメント
好きな人はとことんハマってしまうまろやかで穏やかなボルドーブラン！セミヨン主体でボディもしっかり！
この価格帯でしっかり熟成した良質なボルドーブランはなかなかでてきません！赤と同じく生産者の腕がよい証拠でしょう！
定評のあるマラガ―ル
当店でもたびたび取り扱いのあるシャトー・マラガ―ルですが、基本的な評価として
●熟成に定評のあるシャトー！
本来熟成向きとされるボルドーワインと言えども、2000円位までのデイリークラスの価格帯では基本的に早飲みが推奨されます。
そんななかこのマラガ―ルはバックヴィンテージがよく日本に入荷するのですが、へたれていることもなく、ほど良くこなれた熟成感を味わうことができます。
と、ここまではマラガール赤のお話。生産者の腕が現れる熟成のポテンシャルという分野においてはやはり格付けシャトーの兄弟シャトーというのは強いですね！
テイスティングコメント
黄色味を帯びたやや濃い色調。
香りは熟成を感じる落ち着いた果実やハチミツの甘やかさ。
優しい酸味と良く熟した洋ナシやメロンの豊かな果実味のなかに複雑さやクリーミーな深みを感じる味わい。
まさに熟成のポテンシャルを発揮しているボルドーブラン。