Please enable JavaScript.
Coggle requires JavaScript to display documents.
神経系 - Coggle Diagram
神経系
大脳の構造と役割
右脳は左半身の筋運動、補助的な言語野、情緒的な処理
左脳は右半身の筋運動、主たる言語野、合理的処理
前頭葉は「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情をコントロールする」「判断する」「応用する」
頭頂葉は体性感覚を認識
側頭葉は音を処理、言葉の理解、味覚を処理、情報記憶
後頭葉は視覚情報を処理
一次運動野は運動時に筋の組み合わせパターンに対応した出力信号を出し、それぞれの筋が発揮する力をコントロール
一次体性感覚野は感覚情報の内容に応じた情報の選別
情報処理方法
大脳の表面にある機能中枢が行う
左右の大脳半球を連絡する脳梁
上下の中枢を連絡する内包がある
大脳基底核が随意運動を行う筋の働きを調節する
視床が 嗅覚を除き、視覚、聴覚、体性感覚などの感覚入力を大脳新皮質へ中継
視床下部は脳下垂体と連絡し、自律神経系や内分泌系の調整をする
脊髄神経
脊髄から出る31対の末梢神経
頸神経は腕神経叢を形成し、手や腕を動かす
胸神経は肋間筋と胸壁の皮膚に分布
腰神経は下腹部の皮膚や大腿部の前面に分布
仙骨神経は殿部の皮膚や筋肉、大腿の後面と下腿(坐骨神経)骨盤臓器に分布
鼻骨神経は肛門周囲に分布
伝導路
上行路(末梢の感覚受容器から中枢へ感覚情報を伝える経路)
下行路(中枢から抹消への筋収縮命令の経路)
上行路の特殊感覚路は視覚・聴覚・味覚を中枢に伝える
錐体路は随意的運動を司る
上行路の体性感覚路は皮膚で受けた情報を脊髄を通して脳へ送る
錐体外路は不随意運動を司る
ニューロンの働き
生物の脳を構成する神経細胞
樹状突起が周囲の細胞からの情報の入り口
軸索突起が他細胞への情報伝達
軸索突起の末端には神経終末(シナプス運動終板)
シナプスに刺激→神経伝達物質(アドレナリンなど)を放出→情報伝達
末梢神経
脳脊髄神経と自律神経に区分
運動・感覚の情報を伝える体性神経
器官の無意識な調節を行う自律神経
体性神経はさらに運動神経と感覚神経に区分
自律神経は交感神経と副交感神経に区分
自律神経
防御・闘争反応をする交感神経
交感神経伝達物質はアドレナリンまたはノルアドレナリン
安静時に働く副交感神経
副交感神経は摂食・生殖反応とも言われる
副交感神経は脳幹仙髄出力で骨盤内臓神経に乗って伝達する
脊髄
灰白質が中枢神経と末梢神経の乗り換え口
白質は神経繊維の集合で、連絡コードの役割
反射の中枢(脳へ伝わる前に反応する)
反射には個人差はない
髄膜
硬膜・クモ膜・軟膜の総称
硬膜は一番外側で厚い
雲まくは上衣細胞と結合組織繊維で構成
軟膜は脊髄や脳の表面にある薄い膜
中脳の役割
体勢保持・バランスをとる
排尿の中枢
睡眠覚醒に関わる
延髄の役割
下部に錐体がある(ここで左右の神経繊維がクロスする)
生命維持に欠かせない場所
循環器、呼吸器、嚥下筋などを動かしている
脳脊髄液
減少すると頭痛やめまいを引き起こす
脳と脊髄は液の中に浮かんでいる
頭を守るクッションになる
脳脊髄神経
脳神経と脊髄神経に区分
脳神経は12対ある(迷走神経や三叉神経、舌下神経など)
運動と感覚を混合する神経も多い(動眼神経など)
神経の区分
中枢神経は脳と脊髄
末梢神経は脳から脊椎、頸椎、胸椎、腰椎、尾椎まである(脊髄神経)
小脳の役割
随意筋の調節
平衡感覚や深部感覚(関節、筋、腱の動きの感覚)の中枢