Please enable JavaScript.
Coggle requires JavaScript to display documents.
はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで 中村隆之 (アダム・スミス (資本主義と道徳性・公正さの両立, アダム・スミスの生涯,…
はじめての経済思想史
アダム・スミスから現代まで
中村隆之
アダム・スミス
資本主義と道徳性・公正さの両立
アダム・スミスの生涯
富める国とは何かーー重商主義への疑問
国を富ませる原理1 自由競争市場の公正な評価が庶民の力を引き出す
「共感」が形成するモラルーー「道徳感情論」
お金儲けの道と徳のある生き方は両立する
国を富ませる原理2 「見えざる手」が資源を有効な方向に向かわせる
資本主義経済の「不公正」はどこまで認めるべきか?
利子や地代が正当であるための条件
全体の富裕化
強者と弱者の共存共栄
資本主義の道徳的条件
J・S・ミルとマーシャル
満たされない道徳的条件
J・S・ミルの生涯
労働者階級の貧困
自然科学的なリカードの分配論
メカニカルな経済観
人間科学的なミルの分配論
「労働者階級の貧困」を解決するための分配
スミスの資本主義の道徳的条件とミルの分配論
アルフレッド・マーシャルの生涯
成長論を目指すマーシャルと静態均衡論のワルラス
成長論のカギとなる第四の生産要素「組織」
「経済騎士道」と「人生基準」が有機的成長を支える
ミル=マーシャルによる資本主義のあるべき姿
ケインズ
利子と貯蓄の常識に挑戦
ジョン・M・ケインズの生涯
金本位制復帰問題
「金融」と「産業」、どちらの利害が重要か
「金本位制」への辛辣な批判
「投資家」と「企業家」
ケインズの特徴
従来の経済学の論理を否定
ケインズ「一般理論」
流動性選好理論と不確実性
「金融」が「産業」を乗っとる投機資本主義
ケインズの不確実性論と現代の経済学
ケインズ政策の真の意味
マルクス
マルクスは生きている
「私有財産権」は誰のための権利か?
「私有財産権」を乗り越えて、新しい経済体制へ
「「私有財産」の意味は変質する
近代市民社会の変質としての資本主義
資本主義の先にある「indibidualな所有」
個人的所有の可能性
ザスーリチへの手紙に見る「indibidual な所有」
「私有財産権」から、富を活用者に託す社会へ
ハイエク
経済思想史の傍流としてのハイエク
フリードリッヒ・A・ハイエクの生涯
社会主義経済計算論争から見る市場の意味
自制的秩序への信頼
「社会正義」の追求は、私有財産権を危うくする
自由を守るための「法の支配」
ハイエクは「保守主義」ではない
ケインズはハイエクの「隷従への道」をどう評価したのか?
ハイエクにおける私有財産権の絶対制
フリードマン
現実の政治へのヘゲモニー
「市場主義」
現実の政治は「薄っぺらい思想」で動く
「市場主義」の扇動者、フリードマン
「市場主義」で見る差別問題
日本の会社本位主義の問題
「市場主義」と「民主主義」
ナイトのフリードマンへの態度
「市場主義」は真の自由主義ではない
「市場主義」はスミスを継いでいない
あとがき
組織の経済学
経済思想史をふりかえる1
「よいお金儲け」のために
経済思想史をふりかえる2
知識を創造し、活用する現場へ
現代における所有
株主の地位の後退と強化
経済理論における株主主権論
その通説的な論理
通説的な株主主権論の欠陥
従業員組織に支配権を委ねることのマイナス面
一応の答えとしての株主主権
利益を外に報告する
「一応の株主主権」を越えて
スミスに始まり、スミスに戻る
はじめに
よいお金儲けと悪いお金儲け
思想史を頼りに今を考える
「所有者が主役から降りていく」歴史