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発達障害の子どもたち (杉山登志郎) (筆者の解きたい誤解 (発達障害は医療機関で治すもの (必要なのは生活), 言語療法、作業療法が必要…
発達障害の子どもたち
(杉山登志郎)
筆者の解きたい誤解
発達障害は医療機関で治すもの
必要なのは生活
言語療法、作業療法が必要
稽古ごとのようなもの
なるべく早く普通の子どもに混ざるべき
子どもが他の子どもの良い行動を積極的に取り入れるようになった場合にのみ有効
偏食は困らない限り矯正不要
重度の発達の問題になる可能性がある
幼少期から自主性を重んじるのが大事
凹凸を放置したツケは後に回ってくる
発達障害
精神遅滞
知的障害
IQ70未満
2症例の紹介
IQ60台でも、適切な就労支援等があれば結婚・自立も可能
「情緒的こじれ」の方が明暗を分ける問題かも
境界知能
IQ70~84
近年の問題
非行や虐待と関連あり
境界知能ではIQの総合値より「ばらつき」が重要
教育が大きく左右する
自閉症
IQ70以上の群
高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群)
近年の関心
質的には自閉症と
決定的差異は無い
殺人事件による
偏見の増加
社会問題
LDやADHDとの混同
教育上の不適切対応
人の考えがわからない
二次障害
社会適応の問題
ウィングの三症状
社会性の障害
自分に手を向けてバイバイ
コミュニケーションの障害
言葉の遅れ
想像力の障害
行動への影響
(こだわり行動)
自閉症の世界
自伝
ニキ・リンコ
テンプル・グランディン
独特の体験世界
情報の選択性の障害
一般化・概念化の障害
知覚過敏
認知の穴
社会適応
治療教育
ADHD/LD
ADHD
3徴
不注意
衝動性
多動
3~5%
クラスに複数人
ドーパミン系・ノルアドレナリン系の異常
二次障害の方が重篤
行動障害→
愛着形成の遅れや
自己イメージの悪化
→反抗や反社会性
環境調整
おだてまくれ
知能は概ね正常
LD
部分的な遅れ
書字・計算など
支援教育が最重要
適切に支援すれば二次障害の率は低い
虐待
反応性愛着障害
ADHDと混同されやすい
虐待時の方がムラが目立つ
高機能広汎性発達障害との合併
「親にも発達の異常がある」ケースで高頻度
親子合わせての支援が必要
極めて診断困難
解離性障害
発達障害としての子ども虐待
支援
ケア
愛着形成
教育
基本的な生活と学習の確立
専門医受診
発達
受精
出生
自立まで
ヒトは「生理学的早産」
長い発達が必要
発達障害の原因は?
遺伝因子
環境因子
環境の影響を受ける遺伝因子
例:PTSDの脆弱性
様々な因子が複合している
様々な発達とその遅れ
認知の発達
精神遅滞
学習能力の発達
学習障害
言語の発達
発達性言語障害
社会性の発達
広汎性発達障害
運動の発達
筋ジスなど様々な診断名
巧緻運動の発達
発達性協調運動障害
注意のコントロールの発達
ADHD
重なることもある
成長に伴って変わることもある
個人差と発達障害の境界線
治療や個別の教育を要する不具合の有無
支援
早期療養
病院+生活
大人とのかかわり方
規則正しい生活
偏食の克服
情報の制限
家庭環境を快適に
指導
具体的目標を
「放置」が最悪
特別支援学級
治療教育
授業に参加できるクラスを選ぶこと
日本はまだ現場が
混乱している
地域差が激しい
教員の専門性
サポートシステム不十分
薬物治療
悪循環を断ち切る
対症療法的