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経済の考察 (日本経済 (『ビジネスを「先読み」する人の日本経済史の読み方』
2015年11月
小宮一慶
要約版…
経済の考察
日本経済
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高度成長期から現在までの日本経済
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1971年のニクソンショックによる為替レートの「変動相場制」への移行と2度のオイルショックにより鈍化した。それでも70年代~80年代中盤まではGDP年率4%の安定成長を続けていた。ドルに対して日本円が割安なレートを保ち、アメリカ向け輸出が増えていたからである。
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現在までの長期不況
バブルは90年代に入ってすぐに弾けた。不動産価格は暴落し、不動産を担保にしていた銀行は不良債権の山を抱えることになる。1997年に戦後最大の金融危機が起こり、銀行は次々と破綻し、または生き残るために合併を繰り返した。2003年には、りそな銀行の株価急落を端緒に2度目の金融危機が発生。日本政府がなりふり構わずりそな銀行を救済することで、ようやく金融危機は終息
2002年から2007年にかけては戦後最長のいざなみ景気拡大期が巡ってきたものの、低成長で実感に乏しいものであった。アメリカでは2007年に低所得者向け住宅ローンの信用不安に起因するサブプライムショック、さらに2008年のサブプライムローンの証券化商品の損失からリーマンショックが発生した。その影響は金融経済にとどまらず実体経済までに及び、世界同時不況のきっかけとなった。
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国際労働移動の経済効果
移民の希望者
世界人口の約3%にあたる2億人が、生まれた国以外で生活をしているが、他国への移住希望者は、その数をはるかに上回る。現に、アメリカの毎年5万の永久許可ビザ発給に応募したのは、2013年会計年度で1460万人にのぼった
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