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【基礎】ビットコインとは?~bitcoinの概要・特徴(メリット・デメリット)から購入の方法まで徹底解説~ (ビットコイン(bitcoin)とは?概…
【基礎】ビットコインとは?~bitcoinの概要・特徴(メリット・デメリット)から購入の方法まで徹底解説~
この記事では、ビットコイン(bitcoin)の概要と覚えておくべき事前知識を、初心者向けにわかりやすく説明しています。法定通貨電子マネー、他の仮想通貨との比較を出しながらビットコインについて説明していきます。
目次
ビットコイン(bitcoin)とは?概要をわかりやすく説明
ビットコインとはインターネット上でのみ使うことができる通貨
現物がない通貨ゆえに「仮想通貨」や「暗号通貨」と呼ばれています。
ビットコインの特徴の一つ
インターネットさえあれば世界中の誰に対しても、安価かつ即座に送金できる
例えば、日本国内の銀行から米国にドルを送金したい時、通常手続きから着金まで1~3日程度かかるものですが、ビットコインの送金であれば10分程度で実現
法定通貨(※1)と電子マネーとの比較を通して、ビットコインのより詳しい特徴を見ていきましょう。
(※1)法定通貨(日本)とは、日本銀行が発行する日本銀行券(1万円札など)や政府が発行する硬貨(10円玉などの硬貨)のこと
ビットコインと法定通貨の違いとは
ビットコインと法定通貨の違いで理解する必要があるのが発行元と発行上限
法定通貨はその国の中央銀行や政府が発行するのに対して、ビットコインは不特定多数の人が発行
ビットコインの発行作業はマイニング(採掘)と呼ばれ、不特定多数のコンピューターに複雑な計算をさせて、いち早く計算を解いたコンピューターが新規発行のビットコインを得る仕組み
法定通貨とは異なり発行上限があります。
1回のマイニングでの発行数も決まっており、4年に1度、発行数が半減するように設定
短い期間の発行数急増によるインフレにより、ビットコインの価値が急落してしまう事態を避けるために考えられた
違いがわからずに混乱に陥りやすいビットコインと電子マネーについてです。 これらの大きな違いは発行元と交換性といって問題ないかと思います。
、ビットコインは不特定多数の人が発行できるのに対して、SuicaやEdyといった電子マネーは、特定の企業・機関が消費者からデポジット(チャージ)されたお金(円など)を元に発行
「交換性」という点では、ビットコインが誰に対しても譲渡をしたり、他の通貨や現金に交換することができるのに対して、基本的な電子マネーは利用者から発行元企業(もしくは加盟店)の一方通行でしか交換することができません。
電子マネーは閉じたシステム、ビットコインはオープンなシステムということができます
ビットコイン(bitocoin)のメリット・デメリットとは
メリット
送金が早く、安くできる(※1)
従来の送金では、銀行やそのほかの金融機関を仲介して行っていたので、時間とコストがかかってしまいます
中央機関を介していないので、その分コスト(※2)と時間の節約。国内送金と比較した場合、『同じ銀行同士での送金』あるいは『ビットコインの価格が上昇』かつ『送金手数料が一定料金』の条件を満たした場合、従来の送金の方が価格が安くなることがあります。
ビットコインとは管理主体のいない通貨で、ブロックチェーンネットワーク(※1)を利用すれば、送金者はインターネットで受取人に直接送金をすることが可能。ブロックチェーンとは『改ざんできない取引記録を、みんなで監視する技術』
海外での両替の必要がなくなる可能性
ビットコインは世界中で決済手段としての利用が進んでいるので、ビットコインを持っていれば海外で両替する必要がなくなるかもしれません。
ビットコインを決済手段として利用している店舗は多くないのですが、ビットコインが一般的に浸透するにつれて決済手段として導入する店舗が着実に増加しています。
自国通貨の金融危機の際のリスクヘッジ
中央機関(政府や銀行など)によって発行されている自国通貨が、金融危機によりを価値がほとんどもたなくなってしまう時、ビットコインを持っていればリスクヘッジが可能
中央管理者がおらず世界中に散らばっているブロックチェーンとそのネットワークの参加者の信頼によって価値が生まれている
自国の通貨がハイパーインフレになったとしても影響を受けることはほとんどない
キプロス島で金融危機が起こった際に、資産の一部をビットコインに変えていた人は被害が少なかったという実例があります。(※1)
デメリット
価格変動が激しい
ビットコインは外部要因や流動性の欠如による価格変動が激しい
価格変動が激しいので、ビットコイン購入時の価格の価値を持たなくなる可能性
※この価格変動を利用して資産運用している方は多いです。決済という面では価格変動はデメリットになりますが、投資的な側面を考慮すると肯定的な意味と捉えることができるかもしれません。
国内での決済場所が少ない
国内でビットコイン決済ができる場所はまだ限られており、決済手段として現金をビットコインに変えたのに使う機会がないという事態が起こる可能性
海外では日本に比べればビットコインの決済が可能な場所が多く、ビットコイン決済が徐々に浸透
2020年の東京オリンピックによる訪日外国人の増加が見込めるので、ビットコイン決済導入の動きが見られています。今後、決済場所が増えるかもしれません
決済が滞るまたは承認されない可能性
ビットコイン使用者が多くなるにつれて、ビットコインを支えるシステムが取引を承認するのに時間がかかったり、承認できないといった問題が生じてきています。
これを解決する動きは見られているのですが、もし解決されなかったら上記の問題が顕在化してきてしまい、決済手段としてのビットコインにとって深刻な問題となるかもしれません。
スケーラビリティ問題といわれています
ビットコインのメリット・デメリットについて述べましたが、それらの多くが発行元(管理主体)が存在しないことに起因
ビットコイン(bitcoin)とは通貨革命?-何故発行元(管理主体)が存在しないのに信頼されるのか
価値の尺度になる
価値の保存が可能
決済(交換)の手段になる
ビットコインがこれらの要素を満たすには『ビットコイン自体が信頼されていなければならない』のですが、いかにして信頼されているのでしょうか。
ビットコインではブロックチェーンという信頼できるシステムがビットコインを生み出すことによって価値が生まれている
一方、法定通貨は金本位制が廃止になったので、金という資産ではなく政府や銀行などの発行元(管理主体)への信頼によって価値が生まれました