【図解】仮想通貨QASH(キャッシュ)とは?LIQUID(リキッド) とは?特徴と仕組みを図解で解説

冒頭

QASHトークンとは、QUOINE社のサービスで共通して使用される通貨で、いわばサービスを使うための燃料のようなもの

COで資金調達したQASH(キャッシュ)って?

QASH(キャッシュ)の価値を理解するうえでは、QASH(キャッシュ)の利用場所の1つである、LIQUIDプラットフォームについて理解することが欠かせません。

【概要】QASH(キャッシュ)とは、LIQUID(リキッド)とは

簡単に説明をすると、LIQUIDはQUOINE社によって開発されている「流動性の高い仮想通貨取引を目指す仮想通貨取引プラットフォーム」であり、QASHはLIQUID内で利用されるデジタルトークン

QASHは仮想通貨取引をする際の手数料としてや、QUOINE社により提供されるサービスを利用する際に使用

QASH(キャッシュ)とは

QASH(キャッシュ)は、QUOINE社によって発行されたトークンの1種

QUOINE社の提供するサービスの燃料として使用され、QUOINE LIQUID TOKENとも呼ばれます。

QASHは、2017年11月6~9日の3日間、ICOを行ない、1QASHあたり0.01ETHと引き換えに販売(トークンセール)が行われ

QASHは、イーサリアム上のERC20という仕組みを使って発行されており、イーサリアムをベースとして構築

この仕組みを使用することで、投資をするユーザーにとってはトークンの保管がしやすく、かつすでに流通量が多いイーサリアムと交換できるメリットがあるため、ICOでの資金調達がしやすくなります。

LIQUIDのホワイトペーパーによると、QUOINE社は2019年第2四半期までに、独自のブロックチェーンの構築を目指しています

QASHの独自ブロックチェーンでは、新たに「新QASH」が発行される予定であり、ERC20ベースのQASHは、新QASHと交換される予定

LIQUID(リキッド)とは

LIQUID(リキッド)は、仮想通貨市場の「非流動性」を解決することを目的にしています。


一言でいうと、LIQUIDとは、世界中の取引所につながっており、かつどんな国の通貨でも取引がスムーズに行えるプラットフォームのことです。

QASH(キャッシュ)は、このLIQUIDでの使用を主な目的

LIQUIDが解決を目指す「非流動的な状態」とは、どのような状態を指すのでしょうか。

例えば、現在の仮想通貨市場において、ある通貨ペアの流動性と最良価格は、取引所間で移り変わっていくため、利用者は常にベストな価格や取引量を担保されません。


多くの主要取引所では、一部通貨(米ドル、ユーロ、中国元、日本円)との流動性は高いものの、マイナーな通貨(カナダドル、フィリピンペソなど)との流動性は低い状態

マイナーな通貨を保有する人々は、取引をするためには為替をする必要があり、通貨間の格差が生まれているといえま

LIQUID(リキッド)プラットフォームの仕組み

LIQUIDプラットフォームを構成する主なものが、ワールドブック

ワールドブックは、世界中の複数の取引所の注文や価格を、単一の取引画面に統合して表示

自分が選択した通貨建てで、取引が可能になります

2つのオーダーブック(注文一覧)から成り立っています。

内部オーダーブック

外部集約オーダーブック

ワールドブック内での注文のオーダーブック

内部オーダーブックの注文を除く、世界中の取引所の注文をすべて束ねたオーダーブック

ワールドブックで取引を行なうユーザーは、単一の取引画面で、世界中の取引所につながることになります。


ワールドブックを成立させる3つの技術

マッチング・エンジン

クロスカレンシー換算エンジン

スマート・オーダー・ルーティング

マッチングエンジンは、一秒当たり数百万件の取引を処理することができる、最先端のマッチングエンジンです。


このマッチング・エンジンにより、迅速にワールドブック上の取引を成立させます。


瞬間的かつ自動的に、通貨換算を行なうシステムです。

このクロスカレンシー換算エンジンこそが、ワールドブックの流動性を作りだす役割をメインで担っている

界の取引所からリアルタイムの情報を維持する方法

各取引所のオーダーブックに変更があれば、その変更はLIQUIDプラットフォームに即時反映

このスマート・オーダー・ルーティングは、内部でマッチングがない場合に、外部にマッチングな見つからないか確認し、見つかれば注文を送ります。

マッチングの際に、先程ご説明したクロスカレンシー換算システムが為替を行なっています。

QASH(キャッシュ)を購入する上での懸念点

QASHを購入(投資)しても、プロジェクトが頓挫する可能性

これは、QASHだけではなく、どの仮想通貨へ投資する場合も同じことがいえるでしょう。

ICOや仮想通貨の購入をする際に、そのICOや仮想通貨のプロジェクトが開発段階であるケースが多くあります。

そのため、プロジェクトが途中で開発をやめてしまうと、そのICOで購入したトークン無価値になるリスクを秘めております。


実際、ICOを行ない出資を募りつつも、全くプロジェクトを進行する気がない、詐欺のような事例も存在しています。


ICO投資の際は、きちんと自分でそのプロジェクトの価値や信頼性を確認した上で、行なう必要があります。


QASH(キャッシュ)の今後のイベント

QUOINE社は、LIQUIDのコアプロダクト開発は終了していると

今後は下記を予定

2018年7-9月 QUOINE LIQUID公式開始

2018年7-9月 QASHブロックチェーン開始

2018年1-3月 プライムブローカレッジ開始

2019年10-12月 正式な銀行免許取得

LIQUID公式開始のタイミングに向けて、期待が高まることが予想

ユーザーへのサービス範囲拡大のため、2019年末には正式な銀行業務のライセンス取得を目指しています。