LISK(リスク)は将来性がある!今後のアップデートに期待できる理由を徹底解説!

冒頭

Liskは2016年5月24日にリリースされました。LISKとはイーサリアムと同じ機能「分散型アプリケーションプラットフォーム」を持ち、プラットフォーム名を「LISK」と呼び、通貨自体を「LSK」という単位で数えます。


LISKはリリースしてからしばらくは1LSK=10円~20円を推移

2017年5月末頃から高騰し始め、6月には1LSK=300円~400円まで上昇

9月にはインド仮想通貨取引所に上場した影響もあり、約800円まで上昇しました。2018年2月16日で約3,100円の価格となりました。

2017年12月18日時点での時価総額ランキングは21位でした。個人的にはもっと認められるべき仮想通貨だと

ビットコインやイーサリアムと比べると後発組でしたので、プロモーション等もまだまだこれからですが、将来有望なコイン

LISKの特徴

開発者

CEO兼共同創業者マックス・コーデック氏と、共同創業者オリバー・ヘッドウズ氏

1番はじめはICOと呼ばれる資金調達方法で約6億円を集めることに成功しました。

彼らはappleの創業者スティーブ・ジョブズが創り出したiPhoneのような「とても簡単に使える」というゴールを目標

これはLISKを決済として使うユーザーはもちろん、LISKのブロックチェーンを使用して分散型アプリケーション開発をする企業向けでもあるのです。

LISK社はまだやりたいことの1%しか出来ていないとも言っています。

ブロックチェーンに関しては、強固なセキュリティにするために長い期間を使って、何度もテストも重ねて慎重なアップデートを行っています。

発行上限数とブロック生成時間

ビットコインの発行上限数は2,100万枚に対し、LISKは発行上限がなく、毎年発行量が減少されていくというルールのため希少価値を保っています

誰かが勝手に増やすことが出来ないので海外諸国のようなハイパーインフレになることもありません。

LISKのネットワークでは10秒に1度ブロックが生成されます。ビットコインは10分かかりますので、LISKの取引処理能力が優れているのがよく分かります

これはサイドチェーンというプログラムを使用しているのですが、後ほど詳しく解説します。

JavaScript言語を採用text

LiskはJavaScriptを採用しており、どの国のWebエンジニアでも開発に参入しやすいのが大きな特徴

新しいプログラミングを覚える手間が省けるため、とても効率的に開発に取り組めます。

サイドチェーンで効率化

LISKはメインのブロックチェーンとは別にサイドチェーンを用意し、性能・処理能力の向上を狙っています。


すべてのプログラムを一つのブロックチェーンで処理するより、複数のブロックチェーンを使用し、別々に動かすことによって処理能力は高くなります。

またメインのブロックチェーンに書き込む情報が少なくなりますので、10秒に1度ブロックが生成

サイドチェーンはもともと2014年にBlockstreamという企業が発表したもので、2016年には米国特許商標庁に特許が公開されています

またサイドチェーンの特徴としてサイドチェーン上に独自トークンを発行することが出来ます。

Dapps

DappsとはDecentralized Applicationsの略称で「ディーアップス」と読みます。これは分散型アプリケーションプラットフォームのことを意味し、特定の管理者のサーバーを置かず、希望した参加者たちがお互いに繋がり、アクセスする仕組

このブロックチェーン上に誰でもアプリが作れるのが、イーサリアムと同じ魅力を持ちます。現在はまだDappsをLISKのブロックチェーン上に作ることは出来ませんが、今後ヒットアプリがここから生まれたらLISKの価格は爆発的に上昇する可能性があります。


開発者からすると自前でサーバーを持つ必要がなくなるので維持費がコストダウンできます。


セキュリティ視点でいうと分散型の方が、ユーザーのアカウント情報は漏れにくくなります。

アプリを使うユーザーからすれば従来のスマホアプリと、なんら変わりはありません

LISKとイーサリアムの違い

ブロックチェーンの違い

「サイドチェーン」

イーサリアムはひとつのブロックチェーンにアプリケーションの情報を書き込む仕組みですが、LISKはアプリケーションごとにブロックチェーンを分けているため処理が早くなります。

イーサリアムは以前THE DAOという事件から分裂が起きましたが、LISKはそういったハッキングやバグ問題が起きてもメインのブロックチェーンにキズに被害が出ないように、ハッキングを受けたサイドチェーンだけ切り離すことが出来ます

東京23区に例えれば、東京にひとつしか区役所がないとします。当然混み合いますし、同じ東京でも遠方の人は区役所に行くまでが大変です。それであれば23区に分けてそれぞれに区役所を置いた方が効率的ですし、管理もしやすくなります。

マイニングの方式が違うイーサリアムは現在「proof-of-work」というビットコインと同じルールでマイニング

LISKは「proof-of-stakes」という方式を取り、マイニングではなく「フォージング」と呼ばれています。


フォージングはマイニングと同じような報酬制度で、1ブロックにつき5LSKを受け取ることが出来ます。フォージング報酬はLISKに認められた101名に均等に配分されます。

1年ごとに1LSKずつ報酬が減り、5年目以降は1ブロックにつき1LSKが固定になります。

承認システムがカスタマイズできる

Dappsの開発者が自由にカスタマイズできるのです。

さらに承認者の人数を変更することも可能で「proof-of-work」と「proof-of-stakes」を自由に選ぶことも出来ます。

プログラミング言語の違い

イーサリアムはjavascriptに近い「Solidity」という独自プログラミング言語を使っています。LISKではjavascriptそのものを採用しているため、プログラマーは新たに言語を覚える必要がなくなります。

将来性

ISK は core 1.0 から本格的に動きだす

この計画はLISK社だけで進めているわけではなく、ドイツのベルリンで有能な会社と共に設計をしています。


2018年2月20日にリローンチイベント

2018年2月20日夕方ベルリンで、Lisk社は正式なリローンチイベントが行われました。

このイベントではリブランディングの発表するという内容で、現在のLISKのlogoや名前そのものも変えるというウワサもありました。ここでいうリローンチとは再出発という意味です。


2018年4月にSDK配布

SDKとは開発者用のツールのことで、SDK配布が始まればJavaScriptが分かる多くのエンジニアがLISKのアプリケーション開発に取り込むことが見込ま

このアプリ内で作られたトークンはLISKと取引ができる計画ですので、LISKのサイドチェーンを利用したアプリが多くできればできるほどLISKの価値も上がりやすいです。