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漂流するトモダチ アメリカの被曝裁判 田井中雅人 エィミ・ツジモト 2018年1月 (エージェント・オレンジ (ベトナム戦争, アメリカ軍,…
漂流するトモダチ アメリカの被曝裁判
田井中雅人 エィミ・ツジモト
2018年1月
「情報が問題です。もし、正しい情報を持っていれば、リスクを減らすような、適切な装備を携えていくでしょう」
p.80
エージェント・オレンジ
ベトナム戦争
アメリカ軍
枯れ葉剤
政府も軍関係もメディアも、自分たちが知って欲しいこと、つまり都合の良いことしか公表しないものです。
p.82
3.11甲状腺がん子ども基金
崎山比佐子
元国会事故調査委員会委員
矢ヶ崎克馬
放射線
琉球大学
元乗組員達の健康被害と低線量放射線被曝との因果関係が立証されたなら、日本国内では福島第一原発事故によって放射線による健康被害は現れていないと主張し続ける日本政府の見解が、この裁判の過程でもはや維持できなくなるかも知れない。
p.160
ディスカバリー(情報開示)制度
被告は強制的に事件の真相となる証拠開示を請求される。
つまり、東電が「隠蔽」してきた多くの事実、福島第一原発の原子炉の炉心融解に至った経緯や、放射性物質の放出量などを全面開示しなければならない。これは日本にはない制度であり、過重な資料開示と、事故と元乗組員らの健康被害との「因果関係がない」ことの立証を迫られることになる。
p.192
原告団のボナー弁護士
「これまで真相を公表せずに逃げ切れると考えていた東電や日本政府は、ここアメリカで幾多の証拠開示を迫られることになる。今後の裁判の展開は、原子力村の存在を考える時、非常に意義深く、また福島原発事故の被災者に心を寄せる世界の人々が中止するところとなるだろう」
p.192
ジョン・エドワーズ
弁護士
元民主党上院議員
トモダチ作戦被害者支援基金
小泉純一郎
細川護煕