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『サピエンス全史』をどう読むか (ブックガイド (『進化は万能である』 (マット・リドレー), 『銃・病原菌・鉄』 (J・ダイアモンド),…
『サピエンス全史』をどう読むか
ブックガイド
『進化は万能である』
マット・リドレー
『銃・病原菌・鉄』
J・ダイアモンド
『身ぶりと言葉』
A・R・グーラン
『ビッグヒストリー入門』
D・クリスチャン
『負債論』
D・グレーバー
『人類がたどってきた道』
海部陽介
『暴力はどこからきたか』
山極寿一
『暴力の人類史』
S・ピンカー
『人類史のなかの定住革命』
西田正規
『森は考える』
E・コーン
『カイエ・ソバージュ』
中沢新一
『猿と女とサイボーグ』
D・ハラウェイ
『ダーウィンの遺産』
渡辺政隆
『理不尽な進化』
吉川浩満
『生物圏の形 上学』
長沼毅
『動物のいのち』
J・M・クッツェー
『動物的/人間的』
大澤真幸
『動的平衡』
福岡伸一
『歴史を変えた気候大変動』
B・フェイガン
『歴史の研究』
A・トインビー
『現象としての人間』
P・T・D・シャルダン
『スラムの惑星』
M・デイヴィス
『人工知能と経済の未来』
井上智洋
対談 ユヴァル・ノア・ハラリ×池上彰
目からうろこ
聖書
そうなの?
人間はそもそも生物
動物としての人間を理解しなければ、歴史を理解することはできない。
経済
近代以後
経済を知らなければ、人間の歴史を理解することはできない。
歴史は哲学の実験室
「歴史が進むにつれて人間はより幸福になったのか?」
科学的な発見は世界に対する見方を変え、想像力を刺激してくれるのです。
p.15
科学において一番重要なものは証拠だ。
p.24
物語を伝えていいのは文学だけです。物語を科学的な理論に変えるためにはそれを証明し、展開する科学的な証拠が必要になります。
p.24
これらの学説にはこれを裏付ける多くの証拠がある
進化論
遺伝子
世界と人類が6000年前に神によってのみ創られた。
証拠
「聖書」の短い記述のみ
2000~2500年前
聖書は何者かが作ったただの物語でしかない。
世界的な問題
解決
良い方向
理解している必要
歴史
種としての人類
論理学
トートロジー
みんなで信じる虚構
リアリティはないけれど、私たちみんなで信じることのできること。
お金
洗練を極めた経済
ジャレド・ダイアモンド
農業革命
人類史
「私たちはどこから来て、どこへ行こうとしているのか」
21世紀を生きるつもりがあるのなら、コンピューターの言葉を学ぶ必要がある。
バイオテクノロジー
AI
私たちは自分自身の手で人類を進化させようとしている。
現在を生きる私たちは、たぶん、最後のホモ・サピエンスだ。
大澤真幸
ジャック・ラカン
人間には知への欲動というものはそもそもない。
むしろ人間はある知の状態に充足したがる傾向がある。
知
人間は世界と関わるための安心感をもとめている。
自然科学
西ヨーロッパ
16~17世紀
なぜ中世の西ヨーロッパで生まれた「無知の知」が真理の代わりになる世界観が人類的説得力を持ったのか?
人間が成長途上で正常の心理システムを構成できるかどうかは賭けでしかない。そして、長い間人間たちはその賭けに負け続けてきたのだろう。そのために、心理システムから外れている自分たちを説明する必要があった。心理システムを持たない、あるいは心理システムに傷のある人たちがマジョリティだったからではないか。
心理システムを軸にして、人間の歴史の物語を考えられないかな?
言語とは何か
人間はまだよくわかっていない
人間や世界は全体としてこういうものだということを書いてくれる本が必要なのです。
p.66
知の真の渇望は、細かい情報に向けられているのではなくて、細かい知識の全体をつなぐような体系に向けられている。
私たちは物語を求める。
福岡伸一
ポール・オースター
小説家
多言語に関してとてもコンシャス
コンシャスって何?
関心を持っているってこと?
『農業は人間の原罪である』
コリン・タッジ
サピエンスの大拡散を可能にした大きな二つの要因
寒いところに適応する
寒冷地
北極圏
アメリカ
海を越えて島世界へ入っていった。
オーストラリア
日本
ハワイ
開拓の歴史
フロンティア
数万年前
人類がどんどん新しいチャレンジをして広がっていった時代
ホモ・サピエンスが誕生してアフリカから広がっていく時から始まる
私たちの祖先を理解するのは、自分自身を理解することにもつながる。
彼らを誤解したままでいると、人間への誤解にとらわれたままになる。
吉川浩満
三つの革命がヒトを人間にした。
認知革命
7万年前
虚構を信じる能力
歴史は様々な要素で構成されている。一度にすべてを理解するのは、普通の人間の認知能力を超えている。フィクションを信じる力で理解するしかない。
フィクション
ポストモダン思想
共同幻想論
吉本隆明
唯幻論
岸田秀
認知諸科学
認知考古学
認知心理学
現代人はフィクションのフィクション性を痛感しながら日々を生きている。
あらゆるものが相対化されてフィクションに見える時代
私のノーマルなものの見方が、世界的なものの見方と重なっているわけだ。
だったら、私の希望は世界の希望と重なるのかも?
農業革命
科学革命
認知科学
現代の認知革命
学問上
心理学
言語学
人類学
人間観を考えるうえで重要
認知バイアス
認知心理学
行動経済学
ノーベル賞
ダニエル・カーネマン
リチャード・セイラー
人間の可能性と限界
人工知能
最大のトピック
学問上
社会的
『理不尽な進化』
柴田裕之
人間は物事を物語で考えるから、物語で伝えるのが最も効果的である。
p.5
「現実をあるがままに見て、知る」
現代にとって歴史は重要だ。
新しい目で世界を見ること
先入観を打破すること
問いを発し、考える
何が虚構で、何が現実か
人間は過去に支配されているが、それに気づいていないから歴史を学んで自己を開放してほしい。