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問題１２（Ａ）甲株式会社（以下，「甲会社」という）は監査等委員会設置会社および指名委員会等設置会社でない公開会社であり，資本金は１億円，総資産額は1…

- - - - 借財の価額，その会社の総資産・経常利益等に
        占める割合，借財の目的等々を考慮
      - →相対的に判断するべき
    - - →多額の借財に該当
      - →取締役会の決議が必要
  - - - ∵当該行為は内部的意思決定を欠くにすぎない
        ∵取引の安全を図る
    - - →民法93条ただし書を類推適用して無効
      - ∵取締役会の決議と代表取締役の行為を
        意思と表示の関係とみる
      - →取締役会の決議に基づかない当該行為は
        意思と表示に不一致がある
      - →心裡留保に類似している
- - - - ∵客観的には代表権の範囲内の行為取引の安全を図る
    - - ∵取締役会の決議と代表取締役の行為を意思と表示の関係とみる
      - →会社のためにするという表示と
        自己または第三者のためにするという意思との間に不一致
      - →心裡留保に類似している
  - - - →当該借入れは有効であるはず
      - ⇔Ａは甲会社を代表して自己の借金返済のために借入れを行っている
      - →代表権の濫用行為
      - →効力が問題