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アミノグリコシド系 (注意 (モニタリング (ピーク値とトラフ値 (3-4dose目を目標に、その前後で測定 (薬物動態が安定するため,…
アミノグリコシド系
注意
濃度依存性
1回投与量を十分確保
モニタリング
治療域と中毒域が近い
副作用に腎機能障害、不可逆性聴神経障害
ピーク値とトラフ値
3-4dose目を目標に、その前後で測定
薬物動態が安定するため
8時間おきの場合は1-2日目に3-4dose目になる
ピーク値は投与後30-60min以内
トラフ値は投与前30-60min以内
腎機能により厳格な用量調整が必要
透析患者の場合
腎機能障害がある場合
AG系を14日以上使用する場合には週1で聴力検査
SMは腎機能障害のリスクが低い場合に
聴神経障害をより起こしやすい
併用薬の注意
腎機能障害
アムホテリシンB
NSAIDs
シクロスポリン
髄液移行性はない
髄膜炎では使えない
例外)リステリアによる髄膜炎では
βラクタム系と併用することがある
ポイント
基本的にGNRの治療薬
pseudomonasもカバーできる
シナジー効果
SPACEもカバーできる
GPCに対してはβラクタム系と併用が基本
AG系単剤でMRSAは治療してはいけない
嫌気性菌はすべてカバーできない
分類
静脈注射薬
ゲンタマイシン
トブラマイシン
アミカシン
筋肉注射
ストレプトマイシン
使用機会は少ない
抗結核薬のうちのfirst-line therapy
腸球菌の高度耐性がない場合、βラクタム系と併用
その他
ペスト菌
野兎病
使用例
緑膿菌への併用療法
抗緑濃菌βラクタム+AG系
GNRに対するAGはどれを併用してもよい
ただし単剤でも2剤でも死亡率に変化なしとの報告あり
菌血症および敗血症に対して併用は積極的には推奨されず
GPCへの併用療法
主にIEや血流感染
βラクタム+GM
PG、ABPC、ナフシリンなど
MRSAが想定される場合にはVCMも併用
腸球菌のうちEnterococcus faeciumは
トブラマイシン、アミカシンに内因性に耐性
腸球菌のhigh lever resistance
腸球菌はもともとβラクタム系の多くに耐性
特にセフェム系では治療できない
ペニシリン系でなんとか
カルバペネムもできない
AG系に対しても耐性
GMの腸球菌に対するBPは4μg/mL
高度耐性のBPは500−2000μg/dL
GMでは500μg/dL以下であれば
シナジー効果目的に使用できる
投与法
以下の2通り
MDD:multiple daily dose
以下ではMDDが推奨
IE、FN時の発熱、重症の敗血症
OD:once-daily dose/extended-interval dose
post -antibiotic effect
抗菌薬の濃度が低くなった後も抗菌作用が持続する
副作用
腎機能障害
聴神経障害