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アルコール@救急外来 (アプローチ (ビタミンB1を常に意識しておく (1日の必要量は2mg以下 枯渇するには2−3w…
アルコール@救急外来
アプローチ
意識障害を伴う場合は意識障害に沿って
ビタミンB1を常に意識しておく
1日の必要量は2mg以下
枯渇するには2−3w
数日間食事が摂れていない程度であれば
偏食でないかぎり基本的に投与必要なし
メタボリンG®100mg (20mg/2mL)
ビタメジン®1V
身体所見
黄疸、アルコール臭がすれば
→アルコール性肝硬変と診断してもよい
腹水貯留
下腿浮腫
腹水貯留は肝疾患の既往と密接に関係
腹囲増大、下腿浮腫の存在が高感度
アルコール濃度
浸透圧ギャップ×4.6 mg/dL
血中アルコール濃度と症状
10-50 陽気、顔面紅潮
50−150 陽気、多弁、感情失禁
150−250 判断力低下、運動失調、興奮・麻痺
250−400 意識障害、構音障害、低体温
400− 昏睡、呼吸抑制、血圧低下、死亡
来院パターン
アルコール飲酒後などの意識障害
アルコール性肝硬変に伴う食道静脈瘤破裂
飲酒後の外傷
アルコール多飲による電解質異常(低K血症など)や低血糖
痙攣
膵炎
アルコール性ケトアシドーシス
検査所見
γGTP
MCVが高値