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空調設備の予備知識 (室内空気環境基準 (温度 (許容値は17℃~28℃ (一般的には夏季で25℃~28℃、冬季で17℃~22℃が快適範囲)),…
空調設備の予備知識
室内空気環境基準
温度
許容値は17℃~28℃
一般的には夏季で25℃~28℃、冬季で17℃~22℃が快適範囲
湿度
40%~70%
夏季の湿度は70%以下、冬季で40%以上が目安とされる
気流
0.5m/s以下
法的には0.5m/s以下だが、0.3m/s以下が望ましい
一酸化炭素(CO)
10ppm(0.001%)以下
コンロやストーブといった戦勝器具などの不完全燃焼によって発生するケースが多く、わずかな量で人命が危険な状態となる
二酸化炭素(CO2)
100ppm(0.1%)以下
人の呼吸によっても濃度が増え、大気中に0.03%程度含まれている。室内空気の汚染度を計るバロメーターとされている
浮遊粉じん
0.15mg/㎡以下
タバコの煙やアスベスト繊維などか肺癌のリスクを高める
ホルムアルデヒド
0.1mg/m3以下
建材、家具などの接着剤などから発生し、めまいや頭痛の原因となる
空調設備の役割
現代における建物は雨風を凌げるだけでは快適とはいえない
意匠
建物の外観を形成
構造
建物の骨格となる躯体を形成
意匠と構造が一体となることで雨・風・地震などに耐えられる基本能力が備わったともいえる
それだけでは、有史以前の暮らしとさほど進歩がない
設備
給排水衛生設備
給水・給湯設備・浴室・トイレなどの衛生設備など。建物に適切に水やお湯を供給・排出する設備
電気設備
電灯・動力・幹線・電源設備など。建物に電気を取り入れて、必要とする機器類に電気を送る設備
空調設備
空気調和・換気設備など。快適な室内環境を得るため、温度・湿度・気流・清浄度を整える設備
空気調和の目的
室内・外の環境の変動に応じて、そこに住まう人や働く人などが快適と感じるレベルに整える
温度
湿度
気流
清浄度
バランスを崩す要因の一例としては
台所のコンロなどの燃焼器具による一酸化炭素
人の呼吸などによる二酸化炭素や水蒸気
タバコなどによる粉じん
建材や建具などから発生するホルムアルデヒドなどの化学物質
室外の四季の影響
梅雨
日照
立地条件
地域
空気を調和する設備
空気調和の目的
意匠・構造・設備が一体となって建物はつくられています
空気調和の目的は温度・湿度・気流・清浄度を整えることです
法によって室内空気環境基準が定められています