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酸と塩基 (中和と塩の生成 (塩の分類 (正塩 (酸のHも塩基のOHも残っていない塩), 酸性塩 (酸のHが残った塩), 塩基性塩…

- - - - 酸のHも塩基のOHも残っていない塩
    - - 酸のHが残った塩
    - - 塩基のOHが残った塩
    - - 2種以上の塩が一定の割合で結合した塩
    - - 錯イオンを含む塩
  - - - \( \ce{SA + SB} \rightarrow 塩 \Longrightarrow 中性 \)
      - \( \ce{SA + wB} \Longrightarrow 酸性 \)
        
        塩化アンモニウムの加水分解
        
        \( \ce{ NH4Cl -> NH4+ + Cl-} \)
        
        \( \ce{ NH4+ + H2O <=> NH3 + H3O+ } \)
      - \( \ce{ wB + SA} \Longrightarrow 塩基性 \)
        
        酢酸ナトリウムの加水分解
        
        \( \ce{CH3COONa -> CH3COO- + Na+ } \)
        
        \( \ce{CH3COO- + H2O <=> CH3COOH + OH-} \)
- - - - 塩基と反応して塩基性を打ち消す
      - 青色のリトマス紙を赤色に変える
      - 特定の金属と反応して水素H2を発生する
      - 酸味を示す
    - - 苦味がある
      - 手に付けるとぬるぬるする
      - 赤色リトマス紙を青色に変える
      - 酸と反応して酸性を打ち消す
  - - - 酸
        
        \(水に溶けて水素イオン \ce{H+}を生じる物質 \)
        
        厳密にはオキソニウムイオン \( \ce{H3O+} \)
      - 塩基
        
        \( 水に溶けて水酸化物イオン\ce{OH-}を生じる物質 \)
    - - 酸
        
        \( 水素イオン\ce{H+}（陽子）を与える分子・イオン \)
      - 塩基
        
        \( 水素イオン\ce{H+}（陽子）を受け取る分子・イオン \)
    - - 酸
        
        電子対を受け取る物質
      - 塩基
        
        電子対を与える物質
  - - - \(酸の化学式の中で，電離して\ce{H+}になれる\ce{H}の個数\)
    - - \( 塩基の化学式の中で，電離して\ce{OH-}になれる\ce{OH}の数 \)
      - \( 受け取ることのできる\ce{H+}の数 \)
  - - - 酸
        
        \( \ce{ClO} \)
        
        \( 次亜塩素酸 \, \ce{HClO} \)
        
        \( 亜塩素酸 \, \ce{HClO2} \)
        
        \(塩素酸 \, \ce{HClO3} \)
        
        \( 過塩素酸 \, \ce{HClO4} \)
        
        ハロゲン
        
        \( フッ化水素 \ce{HF} \)
        
        \( 塩酸 \ce{HCl} \)
        
        \( 臭化水素 \ce{HBr} \)
        
        \( ヨウ化水素 \ce{HI} \)
        
        \( 窒素\ce{N} \)
        
        亜硝酸 \( \ce{HNO2} \)
        
        硝酸 \( \ce{HNO3} \)
        
        \(シアン化物 \ce{CN} \)
        
        \( 青酸 \, \ce{HCN} \)
        
        \( チオシアン酸 \, \ce{HCSN} \)
        
        有機系
        
        フェノール phenol
        
        \( 炭酸 \, \ce{H2CO3} \)
        
        カルボン酸 carbon acid
        
        スルホン酸
      - 塩基
        
        強塩基
        
        アルカリ金属
        
        弱塩基
        
        アニリン，アミノ基
        
        \( アンモニア \ce{NH3} \)
    - - 酸
        
        \( 硫黄 \, \ce{S} \)
        
        \( 硫化水素\, \ce{H2S}, チオ硫酸 \, \ce{H2S2O3} \)
        
        \( 亜硫酸 \ce{H2SO3} \)
        
        \( 硫酸 \, \ce{H2SO4} \)
        
        \( \ce{CO} \)
        
        \( ギ酸(亜炭酸) \, \ce{HCOOH} \)
        
        \( 炭酸 \, \ce{H2CO3} \)
        
        \( シュウ酸 \, \ce{(COOH)2} \)
        
        ピクリン酸
        
        \( ケイ素 \ce{Si} \)
        
        ケイ酸
        
        \( 二クロム酸 \, \ce{H2Cr2O7} \)
      - 塩基
        
        強塩基 SB
        
        アルカリ土類金属
        
        弱塩基 wB
        
        アルカリ土類金属以外全部
        
        \( \ce{Zn2+}, \ce{Pb2+} \)などの水酸化物
    - - \( リン \ce{P} \)
        
        \( リン酸 \ce{H3PO4} \)
      - \( フェクラール \ce{Fe},\ce{Cl},\ce{Al} \)
        
        \( 水酸化鉄(Ⅲ) \, \ce{Fe(OH)3} \)
    - - 電離度
        
        \( \alpha = \dfrac{電離した酸・塩基の物質量 [\ce{mol}] (または濃度)}{溶解した酸・塩基の物質量 [\ce{mol}] (または濃度)} \)
      - 純粋な溶質の電離
        
        酸
        
        \( \ce{H3X -> H+ + H2X} \)
        
        \( \ce{ H2X -> H+ + HX} \)
        
        \( \ce{HX -> H+ + X-} \)
        
        塩基
        
        \( \ce{Y(OH)3 -> OH- + Y(OH)2} \)
        
        \( \ce{Y(OH)2 -> OH- + YOH} \)
        
        \( \ce{YOH -> OH- + Y+} \)
      - 酸化物の溶質の電離
        
        娘さん
        
        \( \ce{XO3 + H2O -> H2XO4} \)
        
        \( \ce{H2XO4 -> H+ + HXO4-} \)
        
        \( \ce{HXO4 -> H+ + XO4_^{2-}} \)
        
        アルカリマン
        
        \( \ce{Y(OH)3 -> OH- + Y(OH)2+} \)
        
        \( \ce{Y(OH)2 -> OH- + YOH} \)
        
        \( \ce{YOH -> OH- + Y^{3+} } \)
        
        両性
        
        娘さんに溶ける
        
        \( \ce{ZnO + 3H2O -> H2 [Zn(OH)4]} \)
        
        \( \ce{H2[Zn(OH)4] -> H+ + H[Zn(OH)4]-} \)
        
        \( \ce{H[Zn(OH)4]- -> H+ + [Zn(OH)4]^{2-}} \)
        
        アルカリマンに溶ける
        
        \( \ce{ ZnO + H2O -> Zn(OH)2} \)
        
        \( \ce{Y(OH)2 -> OH- + YOH+} \)
        
        \( \ce{YOH -> OH- + Y^{2+} } \)
      - 気体が溶質の電離
        
        \( \ce{Cl2 + H2O -> HCl + HClO} \)
        
        \( \ce{F2 + H2O -> 2HF + O2} \)
        
        \( \ce{NaH + H2O -> NaOH + H2} \)
- - - - MO, PPどっちでも可
    - - PPを用いる
    - - MOを用いる
    - - \( \ce{Na2CO3}の場合 \)
        
        \( \ce{Na2CO3 + HCl -> NaHCO + NaCl} \)
        
        \( \ce{NaHCO3 + HCl -> NaCl + H2O + CO2} \)
  - - - 酸と塩基が過不足なく反応して，中和が完了する点
    - - 指示薬の変色により滴定を終了する点
  - - - \( \ce{zCV = z'C'V' (zn = z'n')} \)
  - - - ホールピペット
      - ビュレット
      - メスフラスコ
    - - コニカルビーカー
      - 三角フラスコ
- - - - \( 水素イオン濃度 \ce{[H+] \, [mol/L]} \)
      - \( 水酸化物イオン濃度 \ce{ [OH-] \, [mol/L] } \)
      - \( \ce{ [H+] = [OH-] = 1.0 \times 10^{-7} mol/L} \, (25 \mathrm{{}^\circ C}) \)
    - - \( \ce{[H+]} = 酸のモル濃度 \ce{C} \times 電離度 \alpha \)
      - \( \ce{[ OH- ]} = 塩基のモル濃度 \ce{C} \times 電離度 \alpha \)
    - - 酸性
        
        \( \ce{ [ H+ ]} > 1.0 \times 10^{-7} > \ce{ [OH- ] } \)
      - 中性
        
        \( \ce{ [ H+ ]} = 1.0 \times 10^{-7} = \ce{ [OH- ] } \)
      - 塩基性
        
        \( \ce{ [ H+ ]} < 1.0 \times 10^{-7} < \ce{ [OH- ] } \)
  - - - 酸性域
        
        メチルオレンジMO
        
        赤( 3.1 ～ 4.4)
        
        黄
      - アルカリ
        
        フェノールフタレイン PP
        
        無色
        
        赤
      - ブロモチモールブルー BTB溶液
        
        黄（アルカリ）
        
        緑（中性）
        
        青（酸性）